退屈日記

とりあえず日々のつれづれを。

「栄枯盛衰あるいは諸行無常の中でのキャラクターの魅力と『残念な男たち』を描いた映画」について

2023-02-04 02:53:14 | Weblog
くもりときどき晴れ。寒さは緩む。

「完訳 三国志(二)」を半分くらい読む。

曹操が権力を手に入れ呂布が死ぬ。
夏候惇は矢に射られた目玉を喰らい。

典韋の死にざまが見事で。
賈詡や程昱ら参謀の「深謀遠慮ぶり」もあり。

本当はもっと個々のキャラクターについて述べたいがキリがないので。
これまた明日読了予定。

ブライアン・スムルツ「リミット・オブ・アサシン」(’17)を観る。

政治家たちを牛耳る大企業の「裏部隊」で活躍していたトラヴィスは。
妻子の死にショックを受け「休業」するのだが仕事を頼まれてというお話。

イーサン・ホークは相変わらず「シブい」魅力を発揮。
今は亡きルトガー・ハウアーも「素敵な義父」で。

中国資本が南アフリカ、アメリカと組んだ作品。
そこそこ楽しめる内容。

原題は「24 hours to live」だけれど「タイムリミットのサスペンス」が「中心」ではなく。
むしろ「仲間の友情」と「家族を失った後悔」が基本。

後者は「組織の論理」がもたらしたもので。
「守るべきもの=家族」の存在は主人公を弱くすると。

「アサシン=暗殺者」は知っておこう。
「残念な男たち」の結末や如何にといったところ。

「汚い仕事=効率のいい金儲け」を「家族のため」だと信じていたものの。
「家族」が必要としていたのは「そばにいること」だという「すれ違い」がここにも。
コメント
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