晴れ。夜風が冷たい。
須藤靖・伊勢田哲治「科学を語るとはどういうことか」を読む。
物理学者が抱いた「科学哲学」に対する疑問に科学哲学者が答える内容。
「理系vs文系」といった趣きでその「すれ違い」が面白い。
「『素朴』な疑問」をぶつける前者と
「『丹念』な解説」で答える後者と。
どうやら少しは「わかり合えた」ようだとはいえ
それにしても「堂々めぐり」な印象は拭いがたいところ。
読者として参考になるのは
「畑」が違うとこれくらいわからないものなのだという「事実」。
残念ながらあまり「生産性」は感じられないので
むしろ「別々に暮らす」方がいいかもとさえ思わせるほど。
ただしこれを「男女の仲」だと思えばよくあることではある。
恋人や夫婦などの「カップル」が次々と生まれ続けていることだし。
あながち「生産性」がないわけではないというのが微妙というあたりか。
自分も含めた「人の合理性」というものをあらためて考え直したくなる次第。
あとはそれぞれの「生き方」か。
内容はどうあれ「何事か」を感じさせるものであれば「幸い」。
その「立場」は星の数ほどあって
評価の具合もさまざまに。
できれば自分が好ましいと思う相手にほめられたいもの。
「ささやか」なつもりの望みは案外難しい。
須藤靖・伊勢田哲治「科学を語るとはどういうことか」を読む。
物理学者が抱いた「科学哲学」に対する疑問に科学哲学者が答える内容。
「理系vs文系」といった趣きでその「すれ違い」が面白い。
「『素朴』な疑問」をぶつける前者と
「『丹念』な解説」で答える後者と。
どうやら少しは「わかり合えた」ようだとはいえ
それにしても「堂々めぐり」な印象は拭いがたいところ。
読者として参考になるのは
「畑」が違うとこれくらいわからないものなのだという「事実」。
残念ながらあまり「生産性」は感じられないので
むしろ「別々に暮らす」方がいいかもとさえ思わせるほど。
ただしこれを「男女の仲」だと思えばよくあることではある。
恋人や夫婦などの「カップル」が次々と生まれ続けていることだし。
あながち「生産性」がないわけではないというのが微妙というあたりか。
自分も含めた「人の合理性」というものをあらためて考え直したくなる次第。
あとはそれぞれの「生き方」か。
内容はどうあれ「何事か」を感じさせるものであれば「幸い」。
その「立場」は星の数ほどあって
評価の具合もさまざまに。
できれば自分が好ましいと思う相手にほめられたいもの。
「ささやか」なつもりの望みは案外難しい。