退屈日記

とりあえず日々のつれづれを。

失われた地平線

2009-02-11 05:01:21 | Weblog
晴れ。風がやや強く寒し。

小林信彦「世界の喜劇人」再読。

喜劇のエッセンスを幼少時に知ってしまうということは
幸福である以上に不幸であったという歴史が見える。

深夜youtubeでいとしこいしの漫才を見る。
落ち着いた間とハイカラなセンス。

上質な関西というものはここにあるはず。
それが失われて久しいのは実にさびしい。

「てなもんや三度笠」の財津一郎を真似て
「ヒジョーにキビシイっ」と言っておく。

田辺聖子のエッセイもそんな味だったはず。
愛すれど哀しとはこのことか。
コメント
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