プリンいらん？（おじいちゃんと私）

先日いつものように義父を病院へ連れて行った帰りのこと。
信号待ちの際、私は横にあるコンビニ広告に目が行き、
「喫茶店のプリンか…」
少し気になったのd絵、信号待ちの間に買ってみようと思い、
「プリン買いに行ってくるけどおじいちゃんはいらん？」
すると、
「そんな御馳走食べたことありませんから…」
と、例のごとく話し始めたので、
「ああ、時間ないからもう買ってくるわ！」
と、店に入ろうとする私の背後で、何やらじいちゃんの話し声が。

それを無視して店内へはいり買い物を済ませ店を出る。
そして、
「はい、これおじいちゃんの分のプリンな。」
「こんなご馳走今まで食べたことが…」
「でも、食べるんやろ？」
「はい♪」
と、嬉しそうな顔で、プリンを抱えたじいちゃん。
それが妙にかわいらしかったので、ちょっと意地悪したくなり、
その後リリィのフードを買ってそれもじいちゃんい持たせたまま車いすを押して家に戻りました。

で、帰宅後はもちろん…
美味しそうにペロリとプリンを平らげたじいさんなのでありました。

でも次回また、「プリンいらん？」と尋ねたら、
きっとこういう返事をするんでしょうね。

「そんなご馳走食べたことないから…」



（=^^=）ゞ