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    by ぷーどる♂ & ぷーどる♀

パッケージが重要! ~プリムス№71E&HD FXR~PRIMUS№71E

2024-03-08 08:38:56 | ぷ♂の日記
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プリムス№71L

このストーブプリムス№71(以下71)というモデルは、同ブランドの中でも抜群の人気を誇ったモデル。
ですので、1900年初頭からオプティマス(Optimus)社にブランドを売却する1966年までの間、
途切れることなく製造販売され続けておりました。
(なお売却後もなお、在庫分はオプティマスNo.80の名前で販売され続けました。)

ですが実はこの左側にある一回り小ぶりなストーブも71。

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実は№71とはストーブ単体の名称なのです

というのもこの71は前述のようにかなり歴史のある古いモデルで、
当時ストーブは家庭での使用がメインでもあり、また本体のみの単体発売が主流であったため、
製品名もストーブ本体そのものを指すことが当たり前であったのです。
それがのちに野外での携帯用ストーブとしての用途へと流れが変わり、
ストーブも単体ではなく野外での使用に適したパッケージされてものが主流と変わりました。
ですので、この時以降に販売されたストーブは、パッケージ込みでの製品名となったのですが、
この71の様に、それ以前から普及していたものは、パッケージされたものを別の製品名で呼ぶこととなりました。

だから一番最初の画像のケース入りのものは№71ではなく「№71L」
つまり、ケース入りの意味を持つ記号を示すLが末尾につくのです。

P1000551.jpg
ですので、実はここにあるすべてのストーブが№71(70)

画像左から古い順に並んでおり、71の前身70(左2台)が1910~20年代、初期30年代、後期650年代となります。
このように時代を渡って生産され続けた71。
名前は変わらねど姿かたち、昨日などは徐々に進化はしております。

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70と初期71はほぼ同一に見えますが…

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①持ち手がなくなり
②開閉自在のバルブ(スピンドル)に変化
➂圧力安全機構の設置
④可変式吸気口の採用
(詳細はこちら

と、やはりそれなりに進化を遂げているのがよくわかります。
まあ、年数にしておよそ30年近くの開きがあるし、他社との競合厳しくなってきた頃ですからこれは当然といえば当然ですね。

そしてその後は一番見慣れた最初のタイプ。
タンクが大型化し、チューブサイズも変わりより安全弁を装備。
大火力で長時間安全に使用できるようになりました、
ですが一方では最後までクリーニングニードルは内蔵せず、シンプルな機構のまま。
これはやはりベーシックな製品ゆえ、コストアップがしづらかったということではないかな?

その他のバリエーションの詳しいことはこちらをどうぞ。

こういうような感じで一口に71といっても本体にもバリエーションがあり、
そのうえ、パッケージによっても名称が変わるので、なかなかに奥が深い機種なのですよ。

で、今回持ち出して遊んでいたのもパッケージに凝ったこういうタイプ。

Primus No 71 posterCIMG9154
中央&右側のPRIMUS №71 E (プリムス71) クッカーセット
(*詳細はこちらをどうぞ。)

大型コッフェルと、風防ごとくが一体型になった便利なタイプ。
71Lの豪華版といったところでしょうか?

実は最近その存在を忘れてしまっており、先日過去動画を見ていた際、
「そうそう、こいつがあったやん!」
と、そう思いだし倉庫から引っ張り出してきたのです。



さて、前置きが長くなりましたが、今回はこいつを持ち出すにあたり眺めていました。

これカバー代わりの大きなコッフェルが欠品なのです
DSCN3458_20210204120527fa2.jpg

こちらのセットにある背後のやつね。
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何か流用できそうな缶がないかな~?

そこで、ふとあるものを思いつき、さらに新たなアイディアが浮かびました。

もしかしたら、こうしたらもっといい感じなのでは…? 

それがこちら!

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容器はDVDの空容器

実はこれ今までパーツ洗浄に使っていたものですが、はめ込んでみると驚くほどにピッタリ!
で、更に上部に少しスペースがあったので…

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ふたを開けるとコッフェルのフタ


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その下には100均コッフェル


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なんかすごく嬉しい! 

やはりパッケージはすごく重要だ!


そういうわけで、早速持ち出してみました。


相棒はもちろんこいつ。

P1000618.jpg
HD FXR 88s">HD FXR 88s

なぜ、今回「もちろんこいつ」なのかと言いますと、
実はハーレというバイク、基本的にエンジンは排気量の大小で2種類しかありません。
ですが、車種としては数多くのモデルがあるのです。
つまり、それらは同一のエンジンをフレーム、足回り、外装などを変更して仕上げてモデルたち。

どう?
なんだか71の手法とそっくりでしょう?

P1000651.jpg

そういうわけで、この日は似た者同士の出動。

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Eのこのごとくは板状なので、すごく安定感がある!


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71の安定感はぴか一で、一人分お湯沸かしならあっという間!


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こういう感じで、今回も大満足な一日でありました♪

中身はもちろん大事だけど、やはりパッケージも大事ですね。


**動画**

パッケージが重要! ~プリムス№71E&HD FXR~PRIMUS№71E
コメント
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