訃報その後

昨晩はこの引き取りの後、再度高槻へ向かいました。
先日訃報をお知らせしたブロスさんに最後のお別れに伺ったのです。

遺影の中の彼は若々しく元気いっぱいでしたが、
目の前にいた彼とはもう話す言こともできませんでした。
ご遺族の方にお伺いすると、
自宅で心筋梗塞の発作を起こしてそのままだたっとのこと。

前々から病院へ行かねばといいながらも、
どうもタイミングを逃してしまったようです。
自分のことはつい後回しにする癖のある彼だったので、
それがも最悪の形で出てしまったみたい。
返す返すも残念でなりません。

もし、病院へ検査に行ってくれてさえいれば…
もし、もっと連絡を取って近況を把握していれば…

今となってはどうしようもないことですが、
やはり悔しいです。


お別れを済ませ帰る車の中、
同行のしょっち～さんと　こういう会話をしました。

「お顔見たら本当に死んでしまいはったと気持ちに区切りがつきましたな。」
「そうですな。でも、どうしようもないですな。」
「そう、しゃあないですな。でも、ほんと悔しい。」
「ほんと、いろんな意味で悔しい。」
「でも、しゃあない。」
「うん、しゃあない、しゃあない…」
「みんな気を付けてほしいね。」
「うん、わしら自身もね。」


ですので、自分も含め、ほかのみなさんも、
ぜひ普段から健康だけは過信せず、定期的に検診を。
そして無理はせずに。

また、今付き合いのある人たちは　もちろんのこと、
最近疎遠になっている人たちとも、
まだ話し足りないことがあるならば、
時間を割いてでも会うべきだと思います。

後で悔いても、もう決してさかのぼることはできないのですから。

きなこ餅です

実は先日のツーリング先は、
大阪府摂津市の山奥にある、「動物一時保護センター」だったのです。
こちらでは、犬を除く猫などの小型の哺乳類や鳥類を、
新しい飼い主が見つかるまでの間、一時的に保護しているのです。

そこは山奥ながら、管理はしっかり行き届き、
小屋も、消毒や、暖房、そういう風に保護されている小動物のことを考えられたものになっていました。
(正直ちょっと意外で驚き！）

また大阪府のこういう動物の引き受けシステムは、
まず最初にこの施設を見学したうえ、
その後、再度ここか　若しくは庁舎に引き取りに行くという
二段階の手続きを踏むことになっています。
これは一見、二度手間で面倒にも思えますが、
一時の衝動に駆られ、無責任に引き取る人を振るい落とすという意味では、有意義な方法だなとも思えました。

とはいえ、このセンターは本当に山深い場所にあり、
車以外の交通手段はものすごく不便！
(バスの便も恐ろしく少ない。）
ですので、私がバイクでツーリングがてら出向いたわけです。

そして昨日。
今度は南港にある庁舎まで引き取りに出向き、
やっとこさ我が家にやって来ることとなったのです。


「あ～、新しいおうちは落ち着かないわ～。」



「はやく、わたし好みにしなければ…」


「あ！初めまして、きなこ餅です。これからよろしくお願いします。」

というわけで、この子が我が家の新しい家族、
ゴールデンハムスター（キンクマ）の女の子、
これからの名前はきなこ餅です。

豆だいふく、ココア餅、同様これからよろしくお願いします。