「兄ちゃ~ん!」
「おお!弟よ~!」
というわけで、この日散歩中に久々にジョイの兄弟犬のレモンと会いました。
実はジョイはうちのご近所で生まれまして、
6匹兄妹の最初の方に出てきたので、雰囲気的には長男っぽい感じ。
そして、他の兄弟姉妹たちは実家に二匹、ご近所に一匹、
そして他府県に二匹と別れ別れになりながらも、
それぞれもお家で大変可愛がってもらい幸せに暮らしておりました。
ですが、みな同じ生まれなのでどの子も今年で15歳のシニア犬。
なかにはすでに旅立って、虹の橋のたもとで待っている子たちもおるのです。
それだけに、こうして散歩中に兄弟犬に出会うことができると、
私としては非常に嬉しい!
しかもこのようにまだまだ元気な姿を見せてもらえると、
「ジョイもまだまだ頑張れるやん!」
と、そう元気をもらえる気がしてくるのです。
特にこのレモンとジョイは、子犬の頃は非常に気がよく合い、
顔を合わすと大喜びでじゃれついて、一緒に遊んでいたのです。
とはいえ、今ではさすがにお互いおじいちゃんになってきてしまったので、
「最近どうよ?」
「いや~、なんか足が重くて…」
と、割と地味な挨拶が中心です。
でもやはりジョイはこうして会うと嬉しいのか、
別れ際には、レモンの後を追いかけようとするのです。
「またな~!」
考えれば、人間と違い犬猫は親兄弟と離されて、その後は再び会うこともなく離ればなれで暮らすのが当たり前。
だからこうして、親兄弟と顔を合わせることのできるジョイは幸せな子だなと思うのです。
(まるで兄弟で集まることのできるスヌーピーたちのようだ♪)
だから、ジョイも、レモンも、そしてレモンと同居の妹のショコラも、
まだまだ元気で楽しく暮らしておくれよ!