もふもふランド♪

たくさんのわんこと もふもふしてます。
    by ぷーどる♂ & ぷーどる♀

里親募集のベル君  完結!ヽ(^∀^)ノ

2007-09-22 23:17:51 | 保護活動について
たったいま、飼い主さん宅から戻ってまいりました。
ちょうど今晩は単身赴任のご主人が戻って来られておられると聞いていたので
今後のベル君の処遇について、ある提案をしようと思っていたのです。
全回の記事の後半部分)


結論から書きます。

「ベル君は今後も家族の一員として暮らすことになりました!」ヽ(^∀^)ノ

つい先程お邪魔させていただいて、奥さんから最初に伺った話です。

実は昨晩のこと、私がベル君を引き上げた後。
奥さんと娘さんは、空っぽになった犬小屋を見て泣きながら後悔されたそうです。
そして二人でこう話をしていたそうです。
「ベルが何か問題を起こして、追い返されてきてくれないかな…」

そう、ご家族の方はベルがいなくなって初めてその存在の大きさに気づかれたのです。
そして深夜私がベル君をつないで帰った後、再会しベル君に謝ったそうです。

。・゜・(ノД`)・゜・。「なんと嬉しい!」

私はその言葉を聞き思わず涙がにじみ出てきました。


しかもその後ご主人に初めてお会いすると、
開口一番こうおっしゃったのです。

「私たちはベルの件で、ほかの方々に負担をすべて押し付けようとしておりました、
でもそれはあつかましく間違っている考え方で今はとても反省しております。」


。・゜・(ノД`)・゜・。「なんと嬉しい!」

当初お邪魔するまでは、いろいろなことを考えながらすごく気が重く、
胃が痛くなるような状態でおりましたが、
すべてそれらの考えは杞憂でした!

この方たちは良識ある暖かい方たちだった!

そういうわけでその後の話は、
「今後いかにベル君と気持ちよく付き合うか。」
ということが中心でした。

飼い主さんの今までの飼いかたは、犬を飼うということに対する無知も無論ありますが、反省すべき点も多々あります。
ですが、いきなり100%を目指すことは、ストレスの元になるでしょうから、
一歩一歩、現状よりも快適に気持ちよく暮らせる飼い方を目指しましょう。
そして、ベル君も家族の大切な一員なんだと再認識した上で一緒に暮らす。
そういうことを目標にしましょうということでまとまりました。
無論、今後も私のできることならば、できる範囲内で協力は惜しみませんので、と申しださせていただきました。

さあ、まずはあの子の住環境とお散歩だ!ヽ(^∀^)ノ

しばらくまた忙しくなるぞ!
でも、これは嬉しい忙しさ♪


今回は、結果だけを見たらこれ以上ないほどの解決の仕方になりました。
誰もが考え悩みましたが、誰もが誰もに感謝して、そして誰もが誰をも憎まない。
ほんとうに、これ以上ない、お話のような終わり方になりました。

でも今思えば、コレというのも昨晩「噛み付き事件」があったからこそ。
京都に私が運ばねば、ご家族の方々はベル君の大切さに気づかなかったし、
ベルが噛み付かなければ、そのままご家族の方々と二度と会うこともなかったのです。
こう思うとすごく偶然って不思議だあと感じます。

先程別れ際、私はベル君の首輪をつかんで、体中をうりうりしながら、
「お前本当は分かってて噛んだんちゃうか?」と聞いてみましたが、
ベル君は無論噛むこともなく、笑い顔で「はぁはぁ」言うだけ。


やはりなるべくしてなったのか、ベル君の持つ運なのか・・・

最後に、

ご心配いただいた皆さん、ご協力くださった皆さん、本当にありがとうございました。

ベル君の里親募集の件はこれで解決とさせていただきます。

しかし、、今後も引き続きベル君のお話を掲載することもあると思います。
興味がございましたらば、またお目をお通しくださいませ。

ただ・・・

今後ベル君のカテゴリーは「保護活動」ではなく「お友達わんこ」です!ヽ(^∀^)ノ


コメント (7)
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里親募集のベル君  続報

2007-09-22 11:00:41 | 保護活動について
こういうわけで何とか光の見えかけてきたベル君ですが、
一時預かりさんのところに直接行くのではなく、
まずはお世話してくださっている団体さんの元へと行き、
そこで各種のチェックを受ける必要があります。

そこで、昨晩私は車を走らせ、とあるボランティアさんのもとまでベル君を運びました。
ベル君の飼い主さんには、
「これでお別れになると思いますので。」と言ってベル君を連れ出し、
車に乗って、ベル君と約1時間のドライブ。

着いた先で温かく迎えていただき、ほっと胸をなでおろしながら帰路に着きました。

で・す・が・・・

高速を降り、やっと家に近づいたころ電話が鳴り出しました。

「もしもし・・?」

聞けば、ベル君はボランティアさんにブラッシングされるのを嫌がり、
その方の手をかんでしまったとのこと!
無論初めての車の移動や、初めての人や場所などで興奮していたとはいえ、
これは大変な問題行動。

そういうわけで、このままでは一字預かりさん宅はもちろんのこと、
ボランティアさんのところにもおれません。

そういうわけで、私は再び高速の入口に車を向けました。

約1時間後。


目の前に私の姿を見て無邪気に尻尾を振るベルがいました。

_| ̄|○ 「お前はあほか…」

不幸中の幸いは、ボランティアさんの怪我も重傷ではなかったことです。
とはいえ、ひじのあたりをすりむかれてしまって…
大変申し訳なかったです。

そして結局深夜2時ごろに私とベルは家の近所を散歩しておりました。
散歩中以下のようなことを考えておりました。

難しい・・

このベル君にとっては何が一番幸せなのか?
問題行動のある犬をそのまま受け取ってしまえば、
里親さんに負担がかかり、犬も人も不幸になってしまう。
(何より責任の押し付けで、道義上許されない)
かといって、どこかで受け入れてくれる施設なりがあるかというと、
そういうところは、もっとひどい目に会っている子達を受け入れることで手一杯!
(それすらも手が足りない!)
正直うちにはすでに7匹もいるので、うちでの引き受けけも無理・・
この話の発端は、かわいそうな犬と、犬を負担に思う飼い主さんの双方が幸せになれればよいと思って動き出したわけですが、
ここら辺で考え方を変えねばならないかもしれないな。

飼い主さんの考え方を改めてもらって、
今までのような飼い方ではなく、もっとベル君が快適に暮らせるようにしていただけたら、
そして、そこで終生暮らせればそれが一番。
(無論そのためのお手伝いくらいは私はできる限りしますし)
幸い飼い主さんは、まったくの飼育放棄で犬が嫌いな人というわけではなく、
今回も、その人なりに一生懸命動いて貼ったと思いますので。
今後は、「犬を飼う」ことの意味と責任を自覚して、考え方を変えてもらうよう進めてゆくしかないのかな?

でもそれが、考えようによっては一番難儀。
他人に自分たちの生活のあり方を指示されるということですからね。

このように考えが頭の中でグルグル回りながら歩いていて、
ブラブラ、ブラブラと歩いて、
気がつくとベル君のおうちに着きました。

住み慣れた小屋を見つけるとすごくはしゃぐベル君。

▼^ェ^▼「わ~い!おうちや~♪」

無邪気な…
ほんま、この子には何も罪はないのだが…

飼い主さんには事前に連絡をしておいたので、勝手に鎖につないで去りました。


ほんま、この後どうなるんだろう?

続きはWEBで!φ(._*)☆\(-_-)

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