「天才スピヴェット」の原作「T.S.スピヴェット君傑作集」を読んでみたいなあと思い、Amazonで検索しましたが在庫なし。
レビューには「とにかくでかい本です。だから、結構なお値段します。」なので、一応図書館を探ってみたら、区内では一番遠くの図書館に1冊在架。速攻で予約したら、朝には受取を希望していた至近の図書館から「ご用意できましたのでどうぞ」というメールが届いていました。図書館オンラインGood Job!
で、早速借りに行きました。・・・・本当にでかい。
どのくらいかというと、学研の図鑑と同じくらい。しかもスピヴェット君のほうが厚い
中には、記録魔であるT.S(テカセム・スパロー)の描いた図表とその解説がいっぱい。かといって読みにくくはなく、むしろ楽しく読み進めることができます。おびただしい図表と解説によって物語が立体的に展開、そう、まさに3D映画を見ている感じ。ジュネ監督がこの物語を3Dで作った気持ちがよくわかります。こんな小説ははじめてかも。
「ぼくは、あるもの全体がどんなふうに組み合わさっているのか、少しでも理解しないままで死にたくはないんです。」
これがT.S.が図表を描きまくる動機。
この物語の鍵を握る人物は、やはり「あの人」大きな愛がそこにありました。
・・・・・・話はがらりと変わりますが、久しぶりに夫とランチ焼肉に行きました。備長炭を使うのが売りなわりにはお安い焼肉屋さんですが、BGMにいきなりダンス オブ ヴァンパイアのフィナーレの曲がな・・・なんで近藤マッチの歌の後にこの曲がと思ったら、この曲はジム・スタインマンの映画『ストリートオブファイヤー』の劇中曲「Tonight Is What It Means to Be Young/邦題:今夜は青春」のアレンジだったんですね。
モーツァルト!もDVD化されたことだし、ヴァンパイアもぜひ!DVD発売お願いしますよ~東宝さん!浦井くんで市村さんで吉野さんでちひろちゃんで!
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