pippiのおもちゃ箱

舞台大好き、落語大好き、映画大好き、小説大好き、猫大好き!なpippiのつれづれ日記です。

メタルマクベス/青山劇場1階G列上手サブセンター(ネタバレ注意)

2006-06-07 22:24:21 | シェイクスピア

        青劇横付けこのバスにランダムスター様が

爆音や光線がきついしねーとか言いながら、また青劇へ行ってしまいました。
 客席に入るところで、案内嬢にていねいに挨拶されている女性がいたので、ふと見ると、高谷あゆみさんでした。内野さんとはやはりベガースつながりでしょうか。そして、通路側の席についてふと左を見ると・・・な・な・なんと三宅健君が!!!この通路さえなけりゃ、この通路さえなけりゃ、お・と・な・リ・ですから~しかし、顔ちっちゃーい!横顔きれい!そういえば、松さんと金子みすずのドラマで共演していましたね。

・・・・って、なにも有名人見たさに舞台通いをしているわけではありません。しかし、反対隣の方は、エリザベートに行った時に内野さんと井上君が至近席にいて、気を失いそうになったとおっしゃっていましたそれもまた、楽しみなことは確かです。

さてメタルマクベス。アドリブは前回とあまり変わっていませんでしたが、内野さんのかっこよさに酔いしれ、松さんの凄みのある演技に圧倒され、北村さんの熱さに溶かされそうになってきました。松さん凄いです。夫をそそのかす時の強さ、狂気。そこまでやるの!?って、やっちゃうところがすごいです。やはり。松さんも北村さんも、「七光り三度傘」と言われそうなほどすごい親を持っているけれど、そんなことは絶対言わせないだけの力をつけてますよね。北村さんは妻子を殺された後、真っ赤に充血した目から、涙があふれていました。内野さんは、新感線のテンポにしっかりのりながらも、マクベスの演技は間違いなく文学座の人でした。鳥肌たちました。前回、クジラの意味がいまいちわからなかったのですが、つまり原作におけるバーナムの森を置き換えたということなんですね。

客席には前方に4台のカメラが入り、元きよしのステージのところでは、舞台の上でもキャストを装ったカメラマンが未来くんを撮っていました。たぶん、後方にもカメラがあったと思います。DVD間違いないですね。ゲキシネもありそう。この作品は家庭のテレビでは物足りないので、ゲキシネ熱望です。もちろん生にこしたことはありませんけれど、きっと劇場ではみられなかったアップとか、いろいろな表情が見られてたのしいかと。カーテンコールでは、内野さんがしっかり仕切って、「ありがとうございました!」と。最後は一回転してましたよ!ひるがえしたマントも素敵でしたが、もろ出しの二の腕に吸い込まれました!