Chocolate(チョコレート)
NYに行った時、さて、お土産は何にしようと悩んだ。
小さい頃、近所のおばさんにもらってとてもうれしかったのが、キスチョコ。小さい粒から飛び出した青い紙が大のお気にいりだった。
アメリカにかわいくて、お洒落なチョコレートは数多あれど、私のお土産はこれしかない。
タイムズスクエアのハーシーズは、いかにもアメリカ!という感じのチョコレートショップ。天井から下がった、チョコレートカラーのハーシーズの幕に、チョコレートのシャワーを浴びるような感じがした。
ハーシーズは、アメリカを代表するチョコレート会社だが、その陰に戦争が切っても切れない関係にある。
兵士の士気高揚と、カロリー摂取に選ばれたチョコレートは、灼熱の土地でも解けないように改良された。そしてチョコレートという魅惑を利用しつつ、夢を見させるだけで、食べるとあまりおいしくないように作られたという。
ジャガイモのような味わいで、決して夢見ごごちのスウィートなテイストではなくとも、戦場の兵士たちに、チョコレートは夢と希望を与えたようだ。
チョコレートの大敵は、融けるということ。
これまた戦争が絡むが、スペイン内戦で、スペイン兵が食べていた砂糖でコーティングしたチョコレートをヒントに改良されたのが、M&M'sの、お薬みたいな、カラフルなチョコレート。
おいしいものの発展の陰に戦争あり。
そのことがちょっとしょっぱい、涙型のチョコレート屋さんの話。[a]
確かに私も子どものころに食べたおいしさを、キスチョコには感じません(笑)郷愁ですね。
日本でも一時見なかったのですが、最近はまた見ます。
笑顔のための研究開発は大歓迎ですね。
そもそも、ヨーロッパにキスチョコ時代ってあったのでしょうか?
もう何十年も見てない気がします。
ちょっとお砂糖っぽい味がして、所謂コクなんてもものは感じられない味なのに、何故か食べてしまうのはあの可愛らしい形のせいかしら?
ハーシーズのチョコレート自体を見かけないのですが、ヨーロッパからはすっかり姿を消してしまったのかも知れません。
でも、きっと今の時代に受けるようなチョコレートも研究開発されてるんでしょうね。
戦争が原因でも目的でもなく、人々の笑顔が目的の研究会はるなら、きっと美味しいものが生まれるはず!
我が家では、母が「おかあさんのポンポンのお薬」と言っていたので、私は食べませんでした。弟がバリバリ食べているのを見て、美味しいものだと知ったのです!
いまだに「チョコを噛むと虫歯になる」という言葉を思い出して、いつまでもなめているので、長持ちします(笑)
戦後の「ギブミーチョコレート」を思い出しますが(といっても、もちろん実体験ではないですけど)、チョコレート発展の陰に戦争ありというのは面白いですね。
中学生の頃、チョコレートが大好きな私は、母が隠しておくチョコレートを夜中に見つけ出してはこっそり食べていました。宝探しのような感覚で隠してありそうな場所からチョコを見つけ出し、その戦利品を一人でこっそり食べる。あの美味しさといったら!