سيارة (サイヤーラ)
ヨルダン色が出ているかと言えば、まったくそん感じではないのだが、 ヨルダンと言えばこの車が忘れられない。
イラク系のホテルにふらりと立ち寄った私たちは、銀行とトイレ以外別段見る物もなく、ちょっとがっかりして帰ろうとしたところ、この車が目に飛び込んできた。
どんな人が乗っているのか、しばし2階の踊り場から偵察するも、残念ながら誰も車に近づかなかった。残念!
こんな輝かしい車を見物していたまさにその時、その場から2キロぐらいのところで、政府の経済政策に抗議した4000人の市民が「パンと自由」を求めるデモを行っていた。彼らは車に火をつけ、燃え盛る車と人々の姿が、世界のニュースを駆け巡った。
そんなこととはつゆ知らず…
このホテルのレバノンレストランで生肉に舌鼓を打ち、アンマン中を闊歩していた。
夕食の後、日本からのメールで事件を知った私たちは、早速ホテルのオーナーに聞いてみたところ「ああ、今日やってたね。すぐそこで」と、何の危機感もない回答を得て、夜遊びに出かけた。[a]
ヨルダンに始まり、3/6に帰国して、地震がとどめでした。
全くもってそうですよね。
こういうところにはデモの「デ」の字もなかったです。
それにしてもどんな人が乗っているのかを見たかったです!
ほんとうに、ここまでするか…ですね。
こんな金色の車こそ、燃やされたり壊されたりしそうですが、ある意味壊すのも怖いほどの金額になりそうで近寄りたくない感じもあります。
しかし、アラブ人の金色すきもここまでやるかと・・・。