Pilot-Kの「前見て加速!」

自動車運転に関するアドバイス・感想等を書いていきます。※偶数日更新(原則)

役員付運転手に必要なスキル

2019-08-10 14:59:05 | Weblog

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以前、職業紹介事業の開業準備をしている方から相談を受けたことがあります。
「役員車の運転手」に特化した紹介事業を始めたいとのことで、
運転手にはどんな免許が必要か、を尋ねられました。

結論を先に言うと、
普通免許(一種免許)以外に、特段の免許は必要ありません。

どうも、質問された方は、
人を乗せる商売なので二種免許が必要なのではないか、
ということを心配されていたようですが、
役員付運転手は、
会社に雇われて“給料”を貰う立場であって、
乗客を運んで“運賃”を得る商売ではないため、
二種免許は必要ないのです。

もっとも、“能力の程度をデジタルに示す指標”として
二種免許ぐらい取っておいたほうが良いと思いますが、
必須ということではありません。

「紹介スタッフの教育」という観点からは、
むしろ、「守秘義務の徹底」を叩き込むべきだと思います。
乗せた役員が何時にどこに行ったかとか、
誰と会っていたとか、
車内でどんな会話(電話を含む)をしていたとか、、、
役員付運転手というのは、実はいろんな情報を入手できる仕事なのです。

ですから、「聞いたこと見たことを口外しない」というのが、
運転技能以上に重要なスキルだと小生は思っています。

想像もしていなかった角度からの回答だったのか、
その相談者は一瞬唖然とした様子でしたが、
今ごろは(商売が軌道に乗っていれば)
この話の意味を痛感しているころでしょうね。


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メーターにも目を向けて

2019-08-08 14:59:03 | Weblog

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路上教習を始めたばかりの教習生は
自分の車を周囲の交通に合わせて走らせることに精一杯のようです。

それも分からないではないですが、
例えば、直線の道で流れに乗って走っている時などには、
たまにはメーターにも目を向ける余裕を持ってください。
まだスピード感もつかめていない頃でしょうから、
だからこそ、メーターで速度を確認することも必要ですよ。

話は変わりますが、
夜道を無灯火で走っている車を見掛けることがよくあります。

昨今は、メーターパネルが常に明るくなっている車も多くなりましたが、
昔は、メーターパネルがヘッドライトのスイッチと連動していたため、
日が暮れてメーターが見えにくくなればヘッドライトをONにするので、
無灯火で走ってしまう危険性が低かったです。
しかし、それだって、
普段メーターを見る習慣の無い人には無意味でした。

メーターパネルが前照灯と連動しないようになったことについては
言いたいこともあるのですが、それはさておき、
どうであれ、走行中に意識してメーターを見てほしいと思います。


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こちらに向かって来る物体が映っているか

2019-08-06 15:59:02 | Weblog

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見通しの悪い交差点等には、
カーブミラーが設置されていることが多いので、
上手に活用しましょう。

「鏡像が反転しているので、左右が分からない」とか、
「凸面鏡なので、距離や速度がつかみにくい」とか言う人もいますが、
“左右”や“距離”や“相手の速度”なんか、
分かる必要が無いのですよ。
大事なのは、「自分のほうに向かって来ているのか」、
これだけです。

ミラーに、こちらに向かって来る物体が映っていたら、
徐行するなり、停まるなり、してください。
相手がいつまでも近づいて来ないようであれば、
その時になってから、落ち着いてミラーを見直して、
こちらが進んで良いか、停まっているべきかを考えればよいのです。

なお、カーブミラーにも死角が有って、
例えばミラーの足元近くの自転車などは見えないことがありますから、
ミラーだけに頼りきることなく、
必ず自分の目でも確認するのを忘れないでください。


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「ぱぴぷぺぽ」は「ん」「っ」の後に限る

2019-08-04 20:59:02 | Weblog


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※今日の記事は、
自動車運転には全く関係ない話ですが、
日曜なので、どうか肩の力を抜いてお読みください。


さて、タイトルのとおり、
日本語の「ぱ行音(ぱ・ぴ・ぷ・ぺ・ぽ)」は、
撥音(「ん」)・促音(「っ」)の後にしか続きません。

第一、ぱ行で始まる単語は、(元来の)日本語にはありません。
改めて思い返してみると、
語頭に来るのはすべて「パ・ピ・プ・ペ・ポ」とカタカナ(すなわち外来語)
であることに気づかれるでしょう。
もちろん、「ぱねぇ」(「半端でない」の俗用)みたいなのは除いて。

ついでに言うと、
昔(戦国時代くらいまで)の日本語では、
「はひふへほ」と書いたのを「パピプペポ」と発音していたことが
各種文献から明らかになっています。
それは、
か行の「k」と「g」、さ行の「s」と「z」、た行の「t」と「d」など
清音(無声子音)と濁音(有声子音)の関係から見ても、
濁音「b」に対する清音は「p」であるのが自然です。

それが、どういうわけか、
いつの間にか「p」が「h」に置き換わり、
そんな流れの中で「ん」と「っ」の後の「p」だけ残った、
と考えるべきでしょう。

真面目に論じるとつまらなくなっちゃいますが、
でも、飲み屋とかで
「知ってる? ぱぴぶぺぽって、「ん」と「つ」の後にしか‥」と
話題にできそうなネタだと思いません?


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クランクコースをバックで通る練習

2019-08-02 11:59:06 | Weblog

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クランク(屈折型狭路)コースは、
前進で通過するのが基本です。
試験でも、教習でも、前進で通過します。

しかし、パイロットアカデミーの教習では、
一部の教習生には(ごく稀なケースですが)
バックでクランクを通ってもらうことがあります。

それは、
ハンドルをどう切ると車体がどう動くのかを
イメージしてもらうためです。
特に“外輪差”については、
運転席の目の前で起こる出来事なので、身をもって理解できるでしょう。

そして、「外輪差が分かる」ということは、
「内輪差も分かる」ことでもあります。
口で何度も、
「前のタイヤは外側を通り、後ろのタイヤは内側を通る」
と説明するよりも、
実際の車の動きを見てもらうのが一番でしょう。

また、「バックで直角に曲がる」のは、
「方向変換」(いわゆる「車庫入れ」)と同じ動きです。
仮免取得後の練習を、言わば先取りしていることになるので、
後々の苦労が少なくて済むという副次的効果もあります。

仮免技能試験には出ませんが、
意味のある練習とご理解ください。


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