ピカビア通信

アート、食べ物、音楽、映画、写真などについての雑記。

サンタフェ風cafeにて その二

2013年09月28日 | Weblog

 

サンタフェ風cafeでは、ランチのコーヒーはお代わり自由の飲み放題。ファミレスのようなシステムなのだが、味の方もファミレス並で(この10年ほどは飲んでないので最近は知らないが)、久しぶりに色だけのコーヒーを飲んでしまった。昔はこんなものばかりだったので、なんだか懐かしささえ感じた。マシンで淹れたものを保温する、事務所なんかにも常備されてそうなあれだが、最初は、保温時間が長いせいと思っていた。だから淹れたてを飲めば少しは違うかと、新たに淹れたものも飲んでみたら、全く同じように色だけ付いたコーヒーだった。救いは、薄かったこと。この手のコーヒーは濃いとまず飲めない。豆そのものが問題なのだろう。一杯辺りの原価は3円と見た。

実はこのサンタフェ風に来る前に、リゾナーレ小淵沢に寄って来た。星野リゾートになる前のリゾナーレは、この時期まず観光客などいることがなくシーンとしていたが(それはそれで良いのだが)、今は結構多くて、しかも客層が軽井沢的になっていた。やり手の経営者は違うね。ただこちらが寄りたくなるような店(ここが受けるかどうかのポイント)は殆どない。ならば何故寄ったのか。それはここに出店している丸山珈琲(有名店)で豆を買おうと思ったからだ。丁度切らしていて、こんな機会でもないとこの店のものを試すことはないと思ったからだ。この店も結構盛況だった。豆は100グラムから買えるようになっていて、それぞれが真空パック入りで売られていた。値段は、はっきり言って高い。大体、100グラム600円以上。当然のこと100グラム入りしか買わない。

その後淹れて飲んでみたが、確かに豆は厳選しているようだ。へんな雑味はないが特別美味いとも思わなかった。それより賞味期限が三ヶ月ほどあり、ちょっと長すぎないかとこちらの方が気になった。本当は焙煎日を表示してほしいのだが、それをやると古いという印象をもたれるのでそうしないのだろう。最近、松本の「ローラ」で買った焙煎日後二三日の、鮮度の良い豆で淹れた香り高いコーヒーばかり飲んでいるので(しかも値段は三分の二)、どうでもよかった基準がいやに厳しいものになってしまっている。こういうのも良し悪しである。

 

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