ピカビア通信

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施行の読みについて

2013年09月24日 | Weblog

 

この前、公的機関の人間の話を聞く機会があった。その時に話したのが三人だったのだが、三人が三人、同じ漢字の間違った読み方をしていたのが気になった。一瞬こちらの方が間違いかと思ってしまったほどだった。その漢字というのが施行。公的機関としては良く使う漢字であろう。全員が全員セコウと発音していたのだ。その発音は施工で一般的なのだが、施行はシコウが正解のはず、だったのだが、これがどうもそうとは言えないような状況であるようだ。本来はシコウだったのが、現実的にセコウと発音する人が多く、それもありという風になってしまったようなのだ。慣用読みが一般化するというよくあるケースと同じだ。ただ、公的機関ならば、同じように使う機会も多いと思われる施工と区別するためにも、ここはシコウとちゃんと発音すべきなのではないかと思ったが、そんなことどちらでも良いと言われれば、まあどっちでも良いか、と思うのもこれまた事実である。

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