ピカビア通信

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松本人志の映画について

2013年09月17日 | 映画

 

松本人志がまた映画を作ってトロント映画祭に持ち込んだらしいが、相当評判が悪い、ようだ。実際見てないからこの作品については何も言えないが、今までの作品から判断すればさもありなんと言うしかない。本人は北野武になりたいのか。例え本人が意識してないと言っても、それはまず100パーセント有り得ないし、素直に目指してると言っておいた方が、しょぼい作品を作ったときの緩衝材代わりにでもなるのに、と見てると思うが、お笑いで、何故か天才などと持ち上げられ、本人もその気になって新しい映画を作れると勘違いし、結果ひどい作品を作り続ける現状は、ちょっとイタイ。今はまるで裸の王様状態だ。

北野武の方は、最近はちょっと停滞気味に映るが、それでも「アウトレイジビヨンド」にしたって他の同じような題材の日本映画よりは面白いしちゃんと映画になっている。初期の作品を較べたら、松本人志とは雲泥の差で、共通するのはどとらも興行的には駄目ということぐらい。仲間内で、誘い笑いで面白くしているだけの松本人志のお笑いのセンスも、天才というレベルとは思えないがあるのだから、センスがあるとは思えない映画には手を出さないのが賢明であろう。

 

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