ピカビア通信

アート、食べ物、音楽、映画、写真などについての雑記。

ほうれん草のカレー

2012年09月22日 | 食べ物

 

クチーナにし村のシェフは、最近カレー屋行脚をしてるらしい。

ということでカレーの話。今一番好きなのはほうれん草のカレーだが、現地系カレー屋では他のものより大体金額は高めの設定だ(単品の場合)。要するにちょっと高い。ランチなどのサービスメニューでほうれん草を使ったものをあまり見かけないのは、原価が他よりかかるのか、或いは手間がかかるのか、味的に適さないのか、今一つ理由は分からない。それならばと、一回自分で作ったことがあったが、適当に作ったおかげで全く美味くなかった。そして今回、満を持しての再チャレンジとなった。

インド雑貨を扱ってる店から、それ用の香辛料を手に入れ、レシピもそこのものを参考にした。改めて購入したスパイスは、コリアンダーパウダー、チリパウダー、ターメリックパウダー、そしてカスーリメティ パウダーだ。最後のスパイス、初めて聞いたがほうれん草のカレーには欠かせない、らしい。これだけで何か本格度が増すから不思議だ。これもスパイスマジックと呼んでいいのだろうか。

店だと、パラクパニールと言って、インド風チーズが具となったものを頼むが、そんなものはないので今回はほうれん草のみとする(それでも十分)。レシピ通りに、クミンシード(これは前からある)を炒めてにんにくしょうがと定番の材料を使い、スパイスをあわせ最後にガラムマサラ(これも前からある)で味の調整。ほうれん草の粉砕状態が今一つであったが完成。現地系は、スープなどを使ってこくを出したりとか、味を馴染ませるために寝かすなどの時間がかかることをしないからあっという間に完成する。それがまた美味さの秘訣でもある。早速食す。前回と較べると大分味は良くなった。これもスパイスのおかげか。まだ改善の余地はあるが、店の味に近付いてきたことは間違いない。以前食べた美味くない現地系カレー屋のほうれんそうのカレーと較べると数倍美味い。これでさらに完成度が増せば、店に行く必要もなくなる。ああでも、ナンは店に行かないと食べられなかった。

コメント