ピカビア通信

アート、食べ物、音楽、映画、写真などについての雑記。

ベトナムか

2012年09月13日 | 生き物 自然

 

また、諏訪湖に注ぐいくつかの川を遡る。比較的大きな川に沿って移動する。絶対数は少ないがたまに見られるのはギンヤンマ。パトロール中だ。その途中、殆んど水の動きがない淀みのようなところに、ギンヤンマより一回り小さいヤンマがパトロールしているのが見えた。何だろうと暫く留まりじっと観察する。すると、何とそれは、先週人生初の目撃を体験したマダラヤンマ(9月6日の記事)ではないか。またまた遭遇するとは凄い確率だ。違う川で、距離的にはそこそこ離れているから同じ個体ではないと思いたいが、どちらもオスでその可能性は否定できない。しかもどちらも川。来年また目撃できたら発生の可能性は高くなるが、現時点ではどちらとも言えない。

今回は止まらなかったので写真も撮れなかった。それにしてものマダラヤンマだが、興味のない人にとっては全く何の価値もないのだが、個人的には相当価値が高いのだ。例えて言えば、そこらの、松茸山ではない普通の山に入ったら、立派な松茸と遭遇した、以上の出来事なのだ。或いは、偶々旅行先のパリのカフェに入ったら、隣の席にアンジェリーナ.ジョリーが座っていた、以上の出来事なのだ。もし定着していたならこんな喜ばしいことはない。それは同時に、それだけ環境も回復してきたということを意味しているのだから。

新たな写真はないので、更に上流にいたメガネサナエとミヤマサナエの写真を。遠目で見分けることの難しさが分かっていただけると思う。大きさはメガネサナエ(一枚目の写真)の方がやや大きい。

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