『みちしるべ』 by 阪神間道路問題ネットワーク

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『みちしるべ』**出入橋(変遷)と中之島界隈(桜とバラ)視察**≪2024年春季号 Vol.119≫

2024年06月13日 | 単独記事

出入橋(変遷)と中之島界隈(桜とバラ)視察

2024年4月例会

よっしー(吉岡 裕子)

 時は4月11日(木)、「春爛漫」は少し過ぎた感のある今日。むしろ汗ばむほどのいい天気です。阪神電車福島駅に午後1時半集合。メンバ-は澤山さん、田中さん、藤井さん、藤本さん、平出さんと私の6名。日陰は涼しいけど陽の当たるところは少し暑い。

 まずは出入橋近くの「きんつば屋」でひとつ110円のきんつばを買う。すごく有名な店と澤山さんに聞いていたが、ほんまだ。人が並んでいる! 今日は木曜日、祝日でもなく平日、普通の日。3組も居てはって、少ししたら後ろにも2人。びっくりしたよ。

 阪神高速道路沿いを歩き、川に出たら橋を渡って東へ。「散歩道」とある。堂島川沿い。時々、観光船が通る。手を振ったら振り返してくれはったよ。あと作業船とゆうのか、動力のついてない船を引ぱる船も走っている。田中さんに散歩道に咲く木・花・野草の名前を教えてもらいながらのんびり歩いていたら、田中さん、藤本さん、私の3人は前を行く3人(澤山さん、藤井さん、平出さん)と距離がついてしまった。途中、陰になっていて石でできた椅子のあるところで休憩して、さっき買ったきんつばをみんなで食べる。おいしかったよ。

 中之島手前の大阪市役所のトイレを記念(?)として使用させてもらう。市役所のすぐ隣で「大阪万博をこの時期にするのはやめて、能登の支援をしよう」という集会が行われていた。音楽が流れていて明るくいい感じ。署名活動もされていて、私も署名させてもらった。

 中之島の端っこまで歩く。南側は工事中。今度来た時どおなっているのかな。桜の花もまだ咲いていて、川に小さな花いかだをつくっていた。半分以上は散ってます。もうすぐ若葉の木に変身する桜だ。ビルが立ち並ぶ大阪の大きな川の中州にある中之島。普通背の高いビルがあると、その威圧感で押さえつけられるような、ちょっと怖い感覚があるんやけど、ここにはそれはない。とんでもなく高いビルがないという事だけじゃなくて、川があることで景色が広がり、両岸の建物の中に、ぽつんぽつんと2階建ての民家があるのがなんともほっこりさせる。それがのんびりとした気持ちにさせて威圧感を感じさせないのかも。

 中之島の芝生広場では、大人も子どもも歩いて走って自由にしていた。犬も一緒だ。その端っこには小さなテントをたてて、中でくつろいでいる人やピクニックシ-トを敷いて寝転んでいる人もいた。あの大阪ーなにわー「〇〇でっせ」、「〇〇やさかい」の言葉があふれた町。「そやけど」ここはちょっと違った大阪だ。なんやろ! 都会やけど田舎のような。みんながせかせかしていない。ゆっくりしている。ここに来ている人はその空間と時間を大事に大切にして、お互いにその邪魔をしない。だから気持ちよく過ごせる。ふらりと来た私もその中でほっこりさせてもらいました。ありがとう、いや「おおきに」か。

 途中、中之島図書館や中之島公会堂の近くを通る。JR大阪駅まで戻り解散。今日は歩いた。箕面よりもっと歩いたよ。10000歩は歩いたよ。ベルサイユ宮殿の庭園を限りなくちっこくしたような庭園があって、薔薇がたくさん植えられていた。花が咲いているのは少なかったけど近寄ると少し香った。今度は花がいっぱい咲いている時にもう一度来ようとみんなで約束。そして、待ち合わせは中之島公園にできるだけ近い駅でと言う事は満場一致。

【投稿日 2024.5.7.】

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