小幡憲仁 議会活動日記

よく考える政治!
20年後の高浜をイメージし、今の政治を考える。

誇り

2005年07月03日 | 私の考え
【浮き台】
朝、和田海水浴場の浮き台(飛び込み台)の設置作業を行いました。浜茶屋の関係者10数名が出て、動力船で浮き台を曳航し1時間ほどの作業で4台の浮き台を所定の位置に設置しました。
作業終了後、お神酒を浮き台にかけて利用者の安全を祈りました。

【戦争責任】
今日のサンデープロジェクトは見応えのある内容でした。特に、東條英機首相の孫の東條由布子氏の話には感動させられました。
東條由布子氏の凛とした態度に、今の日本人に最も欠けている「誇り(プライド)」を強く感じました。
番組の中で、東條首相の戦争責任について東條由布子氏が触れていました。
東條首相の戦争責任というのは、どうしても勝たなければならない戦争を敗戦させてしまい国民に多大なる犠牲をもたらしたことに対する戦争指導者としての責任であり、東京裁判で戦勝国がいうところの戦争犯罪などというものではないということです。

【誇り】
今、読んでいる村上龍の「半島を出よ」にこんなくだりがあります。

福岡ドームを武力占拠する北朝鮮コマンドの副官キム・ハッスが、福岡の街や人々を見て次のことを感じます。
共和国(北朝鮮)の知識層は日本に基本的には憎悪を持ちながら、心の片隅では西欧列強を敵に回して堂々と戦った国という倒錯した敬意を抱いている。この複雑な思いは中国などアジアの国々の共通の思いだろう。共和国の代表的な公共施設はほとんどが占領時代に日本が建設したものだ。恐らくアジアの民衆の共通の感情として日本に対する憎しみとともに認めたくない敬意を併せ持っている。
それがどうだ、今では日本は米帝に隷従し、ひたすら尻尾を振る犬っころになってしまった。
男も女もだらしない格好をして、髪を西欧人のように染め、中には耳飾りの男もいる。

東條由布子氏をテレビで拝見し、日本人の「誇り」ということについて考えさせられました。