小幡憲仁 議会活動日記

よく考える政治!
20年後の高浜をイメージし、今の政治を考える。

憲法記念日

2004年05月03日 | その他
憲法記念日です。毎年、新聞、テレビで憲法改正の議論が報道されますが、最近ではさすがに護憲という声は少数派になり、憲法改正の機運が盛り上がってきたと感じます。
いつも話題にあがるのは九条です。憲法九条の条文は以下の通りです。

第九条 日本国民は、正義と秩序を基調とする国際平和を誠実に希求し、国権の発動たる戦争と、武力による威嚇又は武力の行使は、国際紛争を解決する手段としては、永久にこれを放棄する。
2 前項の目的を達するため、陸海空軍その他の戦力は、これを保持しない。国の交戦権は、これを認めない。

つまり、国際紛争を解決するための戦争はせず、そのための軍隊も保持しないということですが、どこの国でも、当然、自衛権というものはあるので、自衛のための戦力は保持できるとの解釈で自衛隊が存在しています。
しかし、自衛隊は海外から見れば、ジャパニーズエアフォースであり、ネイビーであり、アーミーです。完全な軍隊であり、憲法解釈に不自然さを感じますが、だからといって、では自衛隊をなくすべきだとは大多数の人は考えないでしょう。
憲法を改正し、自衛隊をきっちり定義することにより、しっかりシビリアンコントロールするとともに、非常時の対応にも支障がでないようにすべきと考えます。
そして、自分たちの国は自分たちで守るという当たり前のことを、議論の余地がないようはっきりとさせておくべきです。