小幡憲仁 議会活動日記

よく考える政治!
20年後の高浜をイメージし、今の政治を考える。

2月度議員会 …で感じたこと

2006年02月21日 | 私の考え
2月度議員会に出席しました。
諸事項報告などの後、助役から各地区との行政懇談会と、各区からの要望陳情のあり方を見直したことについての説明がありました。

まず、各地区との行政懇談会については、従来、高浜町内全域で実施していた区長と役場との懇談会を、今年から各地区ごとで実施するようになったものです。町内全域で開催すると区長だけでも50名以上が出席しますので実質的な議論ができません。このため各地区ごとの開催に変更したというものです。良いやり方だと思います。

次に、各区からの要望陳情のやり方を、従来は予算編成時期に各区まとめて受付していましたが、これを必要の都度受け付けするやり方に変更しました。1年分をまとめて陳情するやり方では、その時期になると必要性が低くとも無理に要望を出してくるケースが目立つというものです。このやり方も私は賛成です。

ところでこの説明の中で、議員と各地区の陳情事項との関係について少し議論になりました。

私は基本的に、議員が各区の陳情事項にあまり首をつっこむべきではないと考えています。もちろん、行政サービスが提供されるべきところに提供されていないのであれば、そうした行政の仕事のやり方を質すのは議員本来の仕事であり大切なことですが、地元の利益誘導のための活動は慎むべきです。

行政サイドも、議員から口利きがあろうがなかろうが、必要性を十分吟味し、公平に事業を行うことが大原則であり、議員の関与で出来ないことが実現するのであればそれこそ問題です。議員の仕事はこの大原則通りに行政執行されているかを監視することです。
この点は有権者もきちんと理解していただかないと、要望事項を実現するために理事者におもねる議員ばかりの議会になってしまいます。

【綱引き協会】
夜は、高浜町綱引き協会の設立準備委員会に出席。現在、高浜町内に綱引き協会を設立すべく準備されている方からお誘いを受け、準備委員会に参加しています。
来年度当初には発足式の運びとなりそうです。