小幡憲仁 議会活動日記

よく考える政治!
20年後の高浜をイメージし、今の政治を考える。

家族読書条例

2006年02月09日 | 政策調査
宮崎県高千穂町では「高千穂町家族読書条例」という全国的にも珍しい条例を制定しています。
昨年7月に「文字・活字文化振興法」が議員立法で制定されていますが、こちらの条例は平成16年4月制定ですから、文字・活字文化振興法より1年以上前に制定されています。
興味があったので、高千穂町の教育委員会に電話で問い合わせしてみました。

Q:この条例を制定するきっかけをお聞かせ下さい。
A:教育長の「読書活動推進」に対する強い思い入れによるもの。

Q:条例を制定したことによる具体的な成果をお聞かせ下さい。
A:条例制定後、文部科学省の「生きる力をはぐくむ読書活動推進事業」のモデル地区の指定を受け、地域が一体となった読書活動の推進を図っている。
例えば、学校図書館の貸し出し冊数の多い児童の表彰や月に1回の読み聞かせの実践など。また、学校図書館の蔵書をネットワーク化し蔵書の共同利用を図る事業を展開している。
条例の制定が契機となり、地域や各家庭で読書の大切さ、素晴らしさといった気運が盛り上がっていきていると感じている。