小幡憲仁 議会活動日記

よく考える政治!
20年後の高浜をイメージし、今の政治を考える。

全国原子力原子力発電所立地議会サミット:1日目

2006年01月18日 | 研修報告
今日から2日間、神戸国際会議場で開催されている「全国原子力原子力発電所立地議会サミット」に参加しています。

このサミットは、全国の原子力発電所および原子力関連施設が立地している市町村の議会議員が一堂に会して原子力に関する諸問題について議論し、立地市町村の住民の安全確保と福祉の向上、地域振興の推進を図るというものです。

午後から開会し、2つの基調講演があり、その後に昨日の日記にも書いた4つの分科会に分かれて、それぞれのテーマに沿った議論が行われました。
ただし、400名を越える参加者がありますので、4つの分科会に分かれてもそれぞれ100名程度の規模になります。従って全員が十分な議論を尽くすというわけにはいきません。

私は「核燃料サイクルとプルサーマル」がテーマの第三分科会に出席しました。

政府は、昨年10月14日に「原子力政策大綱」を閣議決定し、核燃料サイクルを基本に原子力発電を今後とも基幹電源としていくことを打ち出していますが、立地地域の意識としては、国の核燃料サイクル政策の理解活動や立地地域の安全安心の確立に向けた取組みが弱いといった意見や、新たに創設される核燃料サイクル交付金について立地市町村へ配分を求める意見などが多く出されていました。

夜は、新神戸オリエンタルホテルに会場を移し交流パーティーが開かれました。
総勢400名以上の立食パーティーということで、飲み物と食事を確保するだけでもたいへんで他の立地地域の議員と交流を図るという状況にはありませんでした。