小幡憲仁 議会活動日記

よく考える政治!
20年後の高浜をイメージし、今の政治を考える。

木造住宅耐震診断

2006年01月09日 | 私の考え
現在、高浜町では木造住宅耐震診断の応募を受付中です。

(木造住宅耐震診断の募集内容)
○診断対象住宅:昭和56年6月以前に建築された木造住宅(建築基準法改正前に建築された住宅)
○診断棟数:10棟
○応募期間:1月10日~2月28日(役場建設課に申込む)
○内容:個人負担3千円で専門家による住宅の簡易耐震診断を受診できます。

私は阪神淡路大震災発生後、電気の復旧業務(私は事務職ですので主に電話対応でした)に応援で従事しましたので、震災直後の神戸の街は今でも鮮明に記憶しています。この時の経験から、自宅を取得する際にも耐震性を最も重視して住宅を購入しました。

地震は予知することも防ぐことも出来ませんが、震災は予知することも防ぐこともできます。
家は最も長い時間を家族が過ごす空間ですから、地震の際に倒壊するかしないかは、家族が震災の被害者となるかならないかの大きな要素になります。
昭和56年6月以前は、現在の耐震基準が法律の要件ではありませんでしたので、地震の際に倒壊するかしないかは診断してみないと分からないのです。(現在の住宅は耐震偽装事件は別にして一定の耐震性は確保されています)

もちろん、こうした住宅全てに対し耐震診断と耐震改修を行うことは、気の遠くなるような話ではありますが、結局、これが最も地震の被害者を少なくする近道ではないかと思います。

現在、高浜町で募集中の耐震診断は、本来なら3万円の費用が必要な診断を、2万7千円助成し個人負担は3千円で実施できます。私の実家も第1回に応募し今月中に診断予定です。
対象の方はぜひ診断を受けられることをお勧めします。

木造住宅耐震診断については、こちら、または、こちらをご参照下さい。