小幡憲仁 議会活動日記

よく考える政治!
20年後の高浜をイメージし、今の政治を考える。

消防出初式など

2006年01月06日 | 活動日記
【消防出初式】
毎年恒例の消防出初式に出席しました。
朝9時半から、役場前の子生川に向けた一斉放水に始まり、観閲式、分列式などが実施されました。
また、消防団の町内パレード終了後、文化会館にて表彰式などの式典が開催され、出席しました。

ところで1月4日未明、姫路市内で発生した住宅火災により5名の子どもが死亡するという悲惨な事故が発生しました。
以前の日記にも書いたことがありますが、日本は住宅火災による死亡事故の発生率が先進国の中では最も高いのです。
これは私見ですが、阪神淡路大震災で住宅の倒壊により多くの死者を出したことと同じ理由によるものだと思います。先進国の中で日本の住宅が最も貧弱である証ではないでしょうか。
(今回の火災事故の話ではなく、例えば高気密高断熱住宅の普及とそれに伴う安全な暖房器具の普及や、火災に強い建物といった一般論です。)

国では2006年度から住宅耐震促進策に対する助成制度の適用緩和を打ち出しています。
また、消防法の改正により、今年6月から新築住宅へ火災報知機の設置が義務化され(既設住宅は5年間の猶予措置)ました。
少しずつではありますが、安全な住環境の構築に向けた施策が進められています。
高浜町でも今年度から、木造住宅耐震診断助成制度がスタートしましたが、まだまだ十分な取組みであるとは言えません。
「安全で快適な住環境の確保」は、私の選挙公約の一つでもありますので、今後とも、国の動きなども踏まえつつ、高浜町での取組みに注目してまいります。

【原子力新春の集い】
関西原子力懇談会が開催する、「原子力新春の集い」に出席しました。今年は、出初式と開催が重なったため、文化会館から直接バスに乗り込み、会場の「大阪科学技術センター」に向かいました。
昨年は「京都議定書」の発効や、大型ハリケーン災害の発生を契機として、地球温暖化の問題がクローズアップされました。
この地球温暖化防止に最も効果が期待できるのが原子力発電であり、最近では各国で原子力発電を再評価する動きが高まっています。当面、原子力発電にはフォローの風が吹くような予感がします。