小幡憲仁 議会活動日記

よく考える政治!
20年後の高浜をイメージし、今の政治を考える。

9月定例会:1日目

2005年09月08日 | 議会活動報告
9月定例会が開催されました。今定例会には、補正予算や決算認定など全部で26件の議案が上程されました。22日の最終日まで実質10日間の日程ですが、しっかりと議論してまいります。

本日は補正予算案の審議を行いました。以下、質疑の概略を書きます。

Q(小幡):放課後児童健全育成事業委託料として2,152千円が計上されている。これによって利用者からすれば、例えば学童保育の利用料が軽減されるとか、学童保育の拠点が増えるといったような、何かサービス面での向上があるのか。
A(役場):基本的に何も変わらない。
Q(小幡):変わらないのであれば、何のために委託料を支出するのか。
A(役場):学童保育の利用者が増加し、県の補助金を受けられることが判ったので支出するものである。

Q(小幡):平成17年3月議会で提案した、木造住宅耐震診断が事業化されて、耐震診断委託料540千円が計上された。ところが先ほどの説明では利用者は少ないのではとのことである。この事業は阪神淡路大震災の死者の多くが古い木造住宅の倒壊が原因であったため、そうした住宅の耐震補強工事のきっかけとするために始められた事業である。利用者は少ないだろうではなく、できるだけ多くの方々が利用されるように努力すべきではないか。
A(役場):当然、多くの方に利用されるよう広報等に努める。高浜町民の意識面で(地震災害に対する危機感が比較的低い)、多くの方の利用は無いように予測されるという意味である。
Q(小幡):補助金申請などの手続きを定めた要綱が必要では。
A(役場):現在作成中。近日中に出来る。
Q(小幡):多くの住民に利用してもらうには課題もあるが、申請件数がこの事業の事業評価の評価基準だとの認識で積極的な取組みをお願いする。