しかしまあよく集めたものである。
どういう経緯で来たものかいろいろルートがあるだろうが、200年ちょっとの合衆国のこと。
ほとんどはカネで買ってきたものだろう。
日本のものは戦利品であるものもあるのではないか。
展示室がインド、日本ものになるころにはヘロヘロになってきた。
伊藤若冲のにわとりもあった。
お不動さんや蔵王権現といった日本固有の神様が出張しているのをみると複雑な思いがする。
仏教に関する展示だけでも膨大、中国からチベット、もちろんインドやガンダーラものも逸品揃い。
自分の好きなモノがこれほどたくさんある場所はまあ今後も含めてないと思う。
世界中の同一ジャンルの逸品を比べてみるのにここほど適した場所もなかろう。
知恵熱を出して志半ばで撤収。
また来よう。
Appleストアのイベント後、5thアベニューを北上してメトロポリタン美術館へ。
海外の美術館は写真撮影が可能、そして展示物が半端なく大量にあるので体力が必要。
できれば1週間くらい泊まり込みで見学したいくらいである。
とても時間が足りないので古代エジプトものを中心に。
仏像好きの視点でみているとおもしろい。
エジプトものは動物像が秀逸。
中国ものの仏教ものもおもしろい。
日本にはない品々をみられるのは海外ならでは。
4日目はマンハッタンのAppleストアを見に行く。
いよいよiPhone3G が発売、何の因果かマンハッタンまで見物に来てしまった。
マンハッタンは五番街のAppleストアは「キューブ」と呼ばれるガラス張りの建物。
店舗は階段を下りたフロアにある。
場所はプラザホテルの真向かい。
開店前から大勢並んでいて大盛り上がりでとても近寄れない。
反対側の歩道から見ていたらいよいよオープン。
入口にオレンジ色のシャツを着たスタッフが整列。
花道を作って入場者を迎え、買い物を終えた客を拍手で送る。
Appleの新製品の発売日には日本でも同じような光景がみられるが、アメリカのそれはだいぶ陽気である。
この話は今取組中のIT講座で使ってみようと思う。