私はなるべく自動車の乗らずに、自転車を使用しています。自転車も空気入れも永年、愛用してきました。特に空気入れは、もう40年になろうかと思います。空気入れは、ホース部分を何度も交換してきました。ところが、何時のころからかは分かりませんが、何処の店でも売っていません。しかし、こんなことぐらいで挫折していては、畑沢出身としての名折れです。
そこで、壊れたホースを少し切り落として、自分で口金の部分を修理してきました。作業が雑なので不格好な姿ですが、何とか空気を詰めることができました。
それを何度も繰り返したので、下の写真のように短くなりました。
ところが、何度ポンプを押してもスースーと途中で空気が漏れます。しかし、口金接続部分はがっちりしていて、ポンプとの接続部分も問題ありません。
空気の漏れ場所を調べるためにホース全体をバケツの水に浸しました。すると、ホースの真ん中からボコボコと大きな泡が出て、空気が漏れる場所が分かりました。ホースの布の被覆を剥がすと、下の写真のようにホースがざっくり割れています。これでは、このホースは使い物になりません。
口金をホースから外しました。ここは前回の修理のお陰で、見栄えは最悪でも完璧に空気漏れを塞いでいましたのに、がっちり巻き込んだ太い糸と針金を外しました。
ポンプとの接続部分も全く問題なかったのですが、取り外しました。
でも、交換するホースは販売していませんから、全く目的の異なりながらも高い気圧にも耐えられる丈夫なホースを探しました。そこで目を付けていたのが、水道の蛇口からウォシュレットに繋ぐホースです。高い水道の水圧にも耐えている丈夫な奴です。去年、ウォシュレットを交換するときに、何かの役に立つだろう取っておきました。ただ、水道用ホースの内径が大きすぎて、口金やホースとの接続部の金具に合いません。そこで、シリコンのチューブを金具とホースの間に嚙ませることにしました。シリコンチューブも廃品で、適当な長さに切ります。
嚙ませるには頭を使いながら順序を工夫しました。全部を上手く嵌めてから、40年以上も前に使っていた5号ぐらいの釣り糸を巻き付けました。赤が目立ちます。
でき上った全体の様子です。ホースは切らないでそのまま使いましたので、必要以上に長くまたもや不格好になりました。でも、これだけあれば死ぬまで修理できそうです。勿論、自転車には何ら問題なく空気を詰めることができました。
ところで、参考までに
空気入れのホースの代用品として、シャワーへ繋ぐホースも使えそうな気がします。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます