-畑沢通信-

 尾花沢市「畑沢」地区について、情報の発信と収集を行います。思い出話、現況、自然、歴史、行事、今後の希望等々です。

チチャコイ修理の続き(素人技術編)

2020-09-23 12:00:00 | その他

 去る令和2年7月22日にチチャコイ修理(素人技術編)を投稿して、空気入れを修理した拙い技術を紹介しました。それはそれで何とか成功しましたが、又もや空気を入れている最中にスー・スーと空気が漏れる音がして、自転車に空気が入りません。前回、修理したアダプター(前回はコネクターと書きました。)に問題はありません。それでは何所かと探すと、ホースの途中から音がしました。

 

 ホースの折れ曲がる部分であろうと見当をつけて、覆っている布を切り裂くと、案の定、パッカリと裂け目がありました。これでは空気が漏れる訳です。前回よりはずっと深刻な状況です。さすがの私も修理不能かとの思いが脳裏をかすめましたが、頭のどこからか「ここで諦めるか。愚か者」の声が聞こえてきました。そうです。私は、追い詰められると意外なアイデアが生まれます。まあ「火事場の馬鹿力」みたいな土壇場での力です。現職中に私のこのような性格をよく分かっている優れた上司は、私を窮地に追い込んで仕事をさせていたようです。流石(さすが)の人事管理でした。

 

 さて、この場合の窮地とは、「裂け目をどのような接着剤で塞ぐか」です。ホースの材質はゴム系と見られますので、ゴム用の接着剤を使うのが常套手段です。しかし、最近、私は所謂、「ゴム」と言われている物には、多種多様な材質が含まれていることを知っています。ゴム系の接着剤に対して疑いを持つようになりました。そうかと言っても他の接着剤が頭に浮かびません。接着剤は対象とする物質の材質によって効果がまるで違ってきます。でも、このようなホースの材質を正確に知ることは、まず不可能です。そこで「窮地」からの閃(ひらめ)きが出てきました。「コーキング剤を使おう」。コーキング剤は割れた砥石を接着するときに使ったことがあります。コーキング剤にも種類がありますが、面倒なことは考えません。過日、ユニットバスの入隅(いりずみ)を修理するときに余った物がありました。そして私の格言を御披露します。

「失敗して元々、上手くいけばしめたもの」

 

 コーキング剤を塗りたくり、指でグジュ・グジュと裂け目に押し込みました。

 

 しかし、それだけでは心配があります。ホースを曲げると、塞いだ裂け目が再び裂けてしまいます。それを抑えるにはメッシュ状の何かが必要です。「窮地」の中で再び「閃き」様が降臨しました。「内壁作りで、石膏ボードの繋(つな)ぎ目を覆うシールがよかろう」。これも嘘です。何かないかと物置を漁っていたら目に留まったのがこれだっただけです。でも、適切でした。メッシュの目が粗いので、コーキング剤が良く通りました。

 

 さらにコーキング剤をペタペタと塗って完成しました。出来栄えが良くありませんが、実際に空気が入りました。恐るべし「コーキング剤」、恐るべし「土壇場の思いつき」でした。


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