「マユミ」は女性の名前のようですが、樹木の名前です。庭木にも使われていますので、知っている方も多いと思います。ピンクの果皮が裂けて、中から真っ赤な種子が姿を見せています。
11月の下旬に畑沢の千鳥川の脇で見たものです。果実は小さいので、遠目では何であるかが分かりません。近くに寄ると、その派手な美しさに感激します。でも、この果実は毒だそうです。眺めるだけで我慢しなければなりません。私の経験では、川のそばとか水気の多い所に生育しているような気がします。
「マユミ」は「真弓」の意味で、この樹木のしなり強い性質を利用して弓に使われたからだそうです。畑沢の縄文時代には、この木で狩猟用の弓を作ったのでしょうか。私の縄文人としての血が騒いできました。マユミで弓を作りたくなってきました。
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