平成25年9月6日に背炙り古道の峠に向かいました。背炙り峠越え現道の峠の東側(畑沢側)から南へ向かう林道があります。そのまま若干の登り道をまっすぐ進むと、やがて道は二股に分かれています。ここで道幅がぐっと狭くなりましたので、車を降りて上に向かう道を歩きました。手入れが行き届いた杉林の中を過ぎて、道が直角に右上に曲がります。いよいよ雑木林に入ると、足元が急に開けました。路面は雑草さえまばらになり、歩きやすくなっています。頭上に広葉樹が枝を広げて、古道の路面を日差しから塞いでいます。緑のトンネルです。道なりに見上げると、遠くに丸い明るい光が見えます。トンネルの出口です。普通、古道が使われなくなったところは、木々が生い茂って歩くのも困難な状況ですが、ここだけは特別です。上畑沢の方々が三年ほど前までは、毎年、古道と地蔵堂の手入れをして下さっていました。そのため、畑沢側のここの古道はこのような状況が保たれています。しかし、このトンネルが終わり、尾根伝いに出ると陽当たりが良いので、三年分の雑木が生えてきていました。下刈りが必要な時期になりました。できれば、11月ごろにでも作業したいと思います。お手伝いできる方は、応援をお願いします。
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