温泉逍遥

思いつきで巡った各地の温泉(主に日帰り温泉)を写真と共に紹介します。取り上げるのは原則的に源泉掛け流しの温泉です。

今月(7月)末まで更新や返信が滞ります

2012年07月21日 | その他


毎日新規記事を投稿しております拙ブログですが、本日(2012年7月21日)より月末(7月31日)まで、諸般の事情により、記事投稿(更新)の間隔が数日間空いたり、お寄せくださったコメントへの返信が数日遅れとなったりしますので、何卒ご了承くださいますようよろしくお願い申し上げます。なお、この期間、記事に関しては予め書き溜めておいたものが数日間隔で自動的にアップするような設定にしておりますが、私自身はブログへ直接タッチできない可能性もあり、場合によって返信等は7月末まで一切できないかもしれません。
ちなみに、諸般の事情といっても、特段複雑な問題があるわけではなく、単にプライベート(仕事以外)でネットが使いにくくなる環境に置かれるだけですので、どうぞご心配なく。

なお、8月になりましたら元通りの状態へ戻りますので、引き続きご高覧賜りますようお願い申し上げます。

2012.7.21.

K-I


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龍王温泉 龍王温泉荘

2012年07月20日 | 山形県
 
山形県・上山のリナワールド付近に位置している温泉「龍王温泉荘」で入浴してきました。国道13号旧道(現県道)の路傍に目立たない看板が立っており、そこからラブホテルの裏手へ伸びる路地を入ってゆくとすぐに到達できました。周囲は鬱蒼とした木々で囲われており、桜の大樹の下にエントランスに庇が伸びています。隣には「想耕庵」という蕎麦処があるのですが、訪問時は運悪く「本日分完売」とのことでお蕎麦をいただくことはできませんでした。



玄関横には昔懐かしいたばこの自販機が置かれていますが、躯体にはキーが刺さったままですし、前は荷物で塞がれているので、おそらく使用できない状態かと思います。


 
玄関周りは昭和40~50年代から時計の針が止まったかのような雰囲気。帳場の横にはこの温泉が湧出した当時の写真展示されていました。昭和34~5年に撮影されたものらしく、桑畑の中には原始的な露天風呂が設けられ、老若男女が一緒になって湯あみしている光景が映っています。またドラム缶風呂には元気そうな子供が入っていますが、この子供は今では年金を貰えるようなお歳になられているんでしょうね。


 
ロビーには懐かしのテーブル筐体のゲーム機が2台並べられていました。1台はピンボールですがもう一方は不明。いずれも電源が入っておらずに画面は真っ黒でしたが、電源を投入したところで使用できるか否かは不明。


 
浴室は玄関左手。男女別内湯が一室ずつで、男湯は左側。浴室入口前には、硬貨を投入してハンドルをガチャンと回すと商品が落ちてくる、少々昔の旅館に良く見られたタイプの自販機が置かれていました。


 
脱衣所はかなり狭く、室内には棚と流し台しかありませんが、壁にはなぜか「ゆうせん」のボリュームコントローラーが設置されたまま放置されていました。ボリュームは最大になっていますがスピーカーからは何も聞こえてきません。このコントローラーの他にもタバコ自販機やゲーム筐体など、施設内は使われていないまま放っておかれているままの設備が多いですね。


 
浴室も小規模ですが、入ってビックリ。噂には聞いていましたが、浴室全体がオーバーフローのお湯で大洪水状態になっており、その水深は2~3cmもあって、2つの浴槽に続いて洗い場の床が第三の浴槽のようになっているではありませんか。床に開けられている排水口も大量のお湯を吸い込んで常に渦を巻いています。すごいな、こりゃ。



男女浴室の間は曇りガラスで仕切られており、訪問時の利用客は私しかいなかったので断言はできませんが、もし向こう側の浴室でお客さんがいたら、その動く影が見えちゃいそうです。



洗い場には水道の蛇口と、水しか出ないシャワーがそれぞれひとつずつあるのみ。カランからお湯は出ません。



二つある浴槽の右側は2人サイズで、加温された温泉が張られており、おそらく循環も行われているようで、浴槽縁の切り欠けから溢れるお湯はかなり少なめです。


  一方、左側浴槽は一人しか入れない小さなものですが、湯口から非加熱のぬるい源泉が鬼のようにドバドバ投入されており、洗い場をお湯で氾濫させているのはこの湯口が原因なのでありました。



ただでさえオーバーフローがすごいのに、ここへ私が身を沈めると、床に波が立つほどの大洪水状態となりました。こちら側の浴槽には切り掛けが無く、縁そのものの高さが右側の加温槽より低いので、縁の全辺からドバーっと溢れ出てゆきます。

浴室は小さくて古いので、そこだけを捉えたらわざわざ立ち寄るほどのお風呂ではないのですが、この怒涛の如き溢れ出しはまさに圧巻、しかも不感温度帯のぬる湯なので、いつまでもじっくり浸かっていられます。これからの暑い時期にはぴったりのお風呂ですね。恐れ入りました。ちなみにこの大量掛け流しは男湯のみで、女湯はやや広い加温槽があるだけなんだそうです…。


単純温泉 36.5℃ pH8.1 蒸発残留物234.4mg/kg 溶存物質303.3mg/kg
Na+:42.7mg,
SO4-:44.7mg, HCO3-:72.5mg,
H2SiO3:121.1mg

山形市役所・山交ビル角(山形駅至近)~表蔵王~上山の山交バスで金瓶南下車、徒歩2分(リナワールド経由の便は金瓶南には行きません)
山形県上山市金瓶原150  地図
023-672-4987

営業時間を確認し忘れました(8:00~19:00だったかな?) 第1・3木曜定休
300円
石鹸のみ備え付けあり(シャンプー&リンスや髭剃りなど販売あり)

私の好み:★★
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東根温泉 沖の湯

2012年07月19日 | 山形県
※残念ながら閉館しました。


ひとくちに東根温泉といっても、源泉によってかなり泉質が異なるために、こまめに各施設を攻めていかないとその全容が把握できません。平地の温泉なのにこれだけの多様性を有していることには驚きです。さて今回取り上げるのはそんな東根温泉に点在する公衆浴場の一つ「沖の湯」です。私個人としてはこちらへ5年ほどまえに訪れておりますが、その時は夕方という時間のためか妙に混雑してゆっくり湯あみできなかったので、今回再訪して改めてこちらのお湯を堪能しようと企んだわけです。


 
外観はガラス戸に記されている屋号がなければ一般の民家そのもの。引き戸を開けると大音響でピンポンという呼び鈴が鳴り響きます。上り框の上に小さな番台があるのですが、そこには石鹸やタオルなどの販売品が陳列されているだけで常時誰かが待機しているわけではなく、呼び鈴が鳴るとともに奥の方からおばあちゃんがやってきます。従いましてこの番台には金銭類は置かれておらず、紙幣で料金を支払うと、おばあちゃんはわざわざ奥の方へ一旦戻ってお釣りを持ってきてくれました。


 
脱衣所は公衆浴場らしく各種注意書きやカレンダーが壁に提げられており、その一方で設備面では棚に籠が置かれているだけの至ってシンプルなものですが、室内は掃除がとてもよく行き届いており、気持ちよく利用することができました。



浴室には3~4人サイズで角が丸い優しい形状の浴槽がひとつ、そして真湯が出るシャワーと加水用のホースが接続された水道蛇口がそれぞれ1個ずつあるだけで、東根の公衆浴場の中では「いしの湯」に次ぐこじんまりとした規模です。浴室に入ると硫黄の香りがプンと鼻を衝いてきます。なお、シャワーがひとつしかないので、さっさと掛け湯したい方は桶で直接湯船のお湯を汲んじゃった方がいいでしょうね。



今回訪問したのはお昼過ぎだったのですが、ちょうどお風呂の清掃直後だったのか、あるいは常連さんのグッドマナーの賜物なのか、椅子や桶が整然と並べられていました。公衆浴場ではマナー意識の低いお客さんのために得てしてゴチャゴチャしている場面に遭遇することが多いのですが、民営の公共施設でこのような整然とした綺麗なお風呂を利用できるとなると、東根という土地に根付く文化が非常に高尚なレベルにあるのではないかと勝手に想像してしまいました。あくまで個人的な見解ですが、東根のみならず、山形県の県民性は品の良さやマナー意識の高さが東北の中では群を抜いているように思われます。繰り返しますが、あくまで個人的な見解に過ぎませんので、異論反論もあるかも存じますが、どうかご看過を。余談失礼しました。


 
浴槽の隅には「おか湯」と称する源泉溜まりには、黄色を帯びた激熱の白濁湯が供給されており、そこから浴槽へと源泉が注がれているわけですが、激熱のお湯を遠回しせずに直接湯船へと送り込んでいるため、当然ながら湯船も相当熱く、入りしなは体感温度で48℃近くあったため、やむを得ずホースを伸ばしてガンガン加水してからの入浴となりました。



浴槽のお湯は薄い黄色の透明で、薄い灰色の湯の花が湯中を舞っています。口に含むと硫黄的な苦味と喉にこびりつく何かが焦げたようなイガイガした味がはっきりと口腔の粘膜に残りました。上述のように室内には硫黄臭が充満していますが、湯面や「おか湯」に鼻を近づけてクンクン嗅いでみると硫黄臭のみならずアブラ臭も嗅ぎ取れました。ツルスベ感がしっかりと肌に伝わる爽快な浴感です。

こうした特徴を書きつづってゆくと、同じ東根温泉でも明らかに前回取り上げた「松乃湯」とは異なる泉質であることがわかりますが、熱くて強烈に火照ることは共通しており、夏にこのお風呂に入ったならば湯上りの水分補給を十分に行いましょう。

加水したためか湯船に体を沈めると、湯船のお湯が豪快に溢れだし、浴室全体が大洪水状態となってしまいました。湯船から溢れ出すお湯を眺めているだけでも、とっても贅沢な気分に浸れました。完全掛け流しで硫黄感の強いお湯をわずか200円で利用できる素晴らしいお風呂。東根って本当に素晴らしい土地ですね。


東根温泉協同組合12号泉
含硫黄-ナトリウム-塩化物・硫酸塩温泉 62.2℃ pH7.9 掘削動力揚湯 溶存物質1327mg/kg 成分総計1331mg/kg
Na+:370.5mg(85.70mval%),
Cl-:440.6mg(63.23mval%), HS-:1.4mg(0.20mval%), S2O3--:1.3mg(0.10mval%), SO4--:203.4mg(21.52mval%), HCO3-:159.8mg(13.33mval%),
遊離H2S:0.2mg,

JR奥羽本線・東根駅より徒歩20分(1.5km)
山形県東根市温泉町2-7-16
0237-42-0068

7:00~19:00
200円
石鹸のみ備え付けあり、他基本的な入浴用具の販売あり

私の好み:★★★
コメント (6)
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東根温泉 松乃湯旅館

2012年07月18日 | 山形県
※残念ながら閉館しました。

 
お湯が良いという情報を得て「松乃湯旅館」で立ち寄り入浴してきました。東根温泉の旅館の中では比較的小規模な部類に属するのでしょうか、外観はやや渋い佇まいですが、館内は上品な装いでまとめられており、玄関で入浴をお願いすると、とても淑やかで愛想のよい女将は快く迎え入れてくれました。


 
ロビーから左側へ進むと浴室です。廊下に置かれている和風旅館らしいさりげない飾りが上品です。
お風呂は男女別の内湯が一室ずつで、男湯は道路側の浴室でした。



脱衣所は棚に籠があるだけの至ってシンプルな造りですが、隅々まで清掃が行き届いており、とっても綺麗で快適です。



浴室に入った途端、芳しいアブラ臭が室内に充満しており、アブラ臭中毒の私は思わず鼻をクンクンと鳴らしてしまいました。室内はこじんまりとしていますが、男女浴室の仕切りとなっている壁にはカラフルなガラスがストライプ状に嵌められており、室内の狭さを払拭する明るくポップな印象を放っていました。



洗い場にはカランが3基設置されており、うち1基はシャワー付きです。カランのお湯の蛇口を捻ると源泉が出てきます。



真ん丸な浴槽はおおよそ4人サイズで、槽内には小さな丸いタイルが貼られています。丸い浴槽を時計に見立てたとして浴室入口から見ると、10時の方向の浴槽側面下部には源泉の投入口があり、10時と4時の方向からお湯が静々とオーバーフローしています。そして人が入るとザバーっと豪快に全方向から溢れ出てゆきます。湯使いは完全掛け流しです。加水しないままですとやや熱めの湯加減ですが、熱いお湯に慣れている方でしたら加水しなくても問題なく入浴できるかと思います。


 
かなり濃い琥珀色を有するお湯は、湯の花の影響かあるいは色が濃いためか、浴槽の中に突っ込んでいる足がボヤけて見えてしまうほどに濁りを帯びており、ケロリン桶にお湯を汲んでもその色の濃さがはっきりとわかります。

口に含むと、ビールの原料のホップを髣髴とさせるような清涼感を伴うほろ苦味、微かな塩味、そして喉の奥に残る焦げたような味が感じられ、モール泉のような香ばしい臭素臭、室内に満ちているアブラ臭、そしてタールのような燻した感じの匂いが混然一体となって湯面から漂っています。源泉が出てくるカランでは知覚的特徴がより一層強く感じられ、ゆで卵の卵黄的な味や匂いも薄いながら確認できました。ツルスベ感がとても明瞭で、入浴中は何度も自分の肌をさすってその感触を楽しみました。

熱めの湯加減とお湯自体の個性のために、湯上りはかなり火照って汗がなかなか引かず、女将は「夏は嫌われちゃうんですよ」と謙遜なさっていましたが、たとえ汗だくになろうとも季節を問わず何度でも入りたくなる素晴らしいお湯でした。熱の湯ですから寒い冬に入ったら、体の芯からしっかり温まりそうですね。再訪必至です。


協組第19号源泉
ナトリウム-塩化物・炭酸水素塩温泉 64.7℃ pH7.8 溶存物質1526mg/kg 蒸発残留物1331mg/kg
Na+:429.8mg,
Cl-:427.6mg, HCO3-:477.9mg,

JR奥羽線・東根駅より徒歩15分(1.1km)
山形県東根市温泉町1-9-2  地図
0237-42-0013

※残念ながら閉館しました。
日帰り入浴時間不明
300円
シャンプー類・ドライヤーあり、貴重品は帳場預かり

私の好み:★★★
コメント (5)
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切明温泉 雄川閣

2012年07月17日 | 長野県
 
切明温泉名物の川原の露天風呂を楽しんだ後は、「雄川閣」でも立ち寄り入浴することにしました。



帳場で日帰り入浴をお願いすると二つ返事で受け入れてくださいましたが、帳場のスタッフさんはレジのバーコードリーダーを手にして、カウンター上に置かれているメニュー表から日帰り入浴のバーコードをピッっと読み取って会計処理を行っていました。秋山郷といえば典型的な秘境でありますが、秘境のイメージからほど遠いこの光景に目にしてちょっと面喰ってしまいました(無論、私の勝手な先入観がよくないのですが)。支払いを済ませ、帳場前の階段を下りて浴室へと向かいます。



こちらが浴室入口。男女の暖簾の間には露天風呂の入口ありますが、まずは内湯から。



ごくごく一般的な脱衣所ですが、扇風機の存在って結構ありがたいものです。室内にロッカーは無いので、貴重品は浴室入口手前にあるコインロッカーへ。


 
浴室へ入った途端、「ここってサウナ?」と思いたくなるほど凄い湯気と熱気に包まれました。以前(7年前)に訪れた時も同じ経験をしているのですが、浴室の天井が低く、窓を締め切って換気がなされていない状態の中、熱い源泉を滝のような感じで落としているため、ムンムンとした湯気が室内に籠っちゃうのかもしれません。
浴槽と反対側には洗い場が並んでおり、7つある水栓の内4基はシャワー付きでした。


 
窓の下には魚野川の渓流を見下ろせる眺めの良い内湯。源泉が落とされる滝とともに、黒光りする石が敷き詰められた浴槽がとっても印象的です。
この日の入室当初は、お客さんがしばらく利用していなかったのか、湯舟のお湯は激熱でとても入れるような状態ではなく、また湯気が籠ってサウナ状態の浴室の換気をしたくても、湯舟に足を入れないと窓に手が届かないため、室内に備え付けのホースを洗い場のカランに接続し、水の蛇口を全開にして加水しつつ、攪拌棒で懸命に湯もみしてひとまず湯舟の温度を下げ、足を入れても問題ない温度まで湯加減が下がったら、今度は窓を全開にして湯気を屋外へと逃がしました。今回の記事でご紹介している内湯の画像は、このような孤軍奮闘の末にようやく撮影できたものなのです。

さて肝心のお湯のインプレッションですが、見た目は無色澄明、石膏感とともに芒硝感も帯びており、微かな塩味も感じられます。お湯の中には硫酸塩が含まれていますが、湯面や湯口などで特に白い析出が目立っているようなことはありませんでした。弱キシキシとスベスベが混在する浴感で、湯加減さえ調整すればとっても清らかで気持ち良いお湯です。


 
次は露天風呂へ行きましょう。こちらの露天風呂はひとつしかないため混浴となりますが、一応貸切利用が原則のようです(以前訪問した時には貸切ではなかったように記憶しているのですが…)。外へ出る扉には貸切利用中の札が下がっており、利用の際は札を裏返して「利用中」を表示させます。一人(一組)30分がタイムリミットとのこと。


 
専用のツッカケ(スリッパ)を履き、階段を下りて河岸の露天風呂へ。



脱衣小屋は男女別という意味か、一応2室にセパレートされています。



雄大な自然に抱かれた素晴らしいロケーション。まさに絶景。川がゆるくカーブを描く淵の上に位置しているため、川の上流側を正面から眺めているような感じになるんですね。浴槽はかなり広くて10人くらいは同時に入れそうです。
この日(7月中旬)は真夏を思わせる暑い陽気だったのですが、まだアブは発生していなかったので、虫刺されを気にすることなく快適に湯あみすることができました。



浴槽の傍らには源泉ポンプと思しき機械小屋があり、余ったお湯が川へと捨てられていました。



その源泉ポンプから直結している湯口。内湯同様に源泉のままだと熱くて入れず、ホースの水で10分ほど加水してようやく入浴できる温度まで下がりました。



浴槽の奥の方はやや浅くなっており、更にその先からお湯が川へと捨てられてゆきます。もちろん完全掛け流し(加水に目を瞑れば、の話ですが…)


 
入浴していたら、ヒョッコリ珍客出没。こちらをほとんど警戒する素振りを見せず、お湯をペロペロなめてから、私の様子を窺いつつ、再び山へと姿を消していきました。タヌキも飲泉の効能を知っているのかしら?


ナトリウム・カルシウム-塩化物・硫酸塩温泉 54.7℃ pH7.69 160L/min 溶存物質1289mg/kg 成分総計1553mg/kg
Na+:326.0mg(76.04mval%), Ca++:85.2mg(22.79mval%),
Cl-:437.5mg(66.10mval%), SO4--:106.9mg(11.92mval%), HCO3-:250.3mg(21.97mval%)
H2SiO3:48.1mg, 遊離CO2:264.0mg,
(上記数値は館内に掲示してあった分析表を一部転載したものでして、硫酸塩の数値が不自然ですが、ここでは原資料のまま掲載いたします)

長野県下水内郡栄村堺17878-3  地図
025-767-2252
ホームページ

日帰り入浴時間10:30~18:30
500円
コインロッカー・シャンプー類・ドライヤーあり

私の好み:★★★
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