青学、復路を完全制覇し史上６校目の総合４連覇！ ２０１８年１月３日

今朝、朝食後に、おコーシーを飲みながら、普段はめったにお目にかかれない文明堂のカステラを家族３人で頂いた、家内が何時の間にか買っておいてくれたらしい、どこか、スーパーのカステラと違うお上品で美味なスイートを頂いたような満足感を味わった・・・

 

８時のNHKニュースあと、箱根駅伝の事を忘れて、中山伸弥（５５歳）京大iPS細胞研究所所長を招き、タモリが司会するNHKテレビ番組“人体の謎”の前宣コーナーに吸い込まれた、最新の科学によって、人体組織が脳からの指令に従って動くと云う“脳・司令塔説”は覆（くつがえ）され、人体秘密の巨大ネットワークが明かされてきた、人体のそれぞれの臓器が互いに、人体に張めぐされた血管と神経を通して、各臓器細胞がホルモンの一種の伝達物質“サイトカイン”を出して会話しながら変化して行く様子を、3D高解像度顕微鏡が覗いた“驚異の人体臓器のミクロ８K映像”が鮮明に映し出されていた！確か、１月７日（日）２１時１５分から４９分間、NHKスペシャル『驚異の小宇宙“人体”』としてプロローグから第1集～第７集まで、８回に分けられて日曜日に放映される様だ、あっ！１回目のプロローグはすでに昨年９月３０日に、第１集の“人の寿命を決める腎臓”は９月３０日に、第２集の“驚きのパワー！脂肪と筋肉”は１１月５日に終わっていた！第３集の“骨”から『骨が出す最高の若返り物質～“記憶力と免疫力”』として明日１月７日（日）に放映されるようですぞ、観逃さないようにしなくっちゃ・・・

    

さあ、東京・箱根間往復大学駅伝に移ろう、今朝の箱根は新春の朝日が射し込み氷点下５℃と冷え込み、殆ど無風の駅伝日和だった、だが下界の海辺では横殴りの強風が吹いていた、昨日の往路優勝校・東洋大は８時にスタートした、そのあと往路到着タイム差順に次々スタートして行った、東洋大がスタートして３６秒後に青山学院大がスタートしていった、心配された３６秒と云う差は、箱根の常勝軍団・青学の６区山下りのスペシャリスト、小野田勇次（愛知・豊川高）とって余りに少なすぎた、小野田は東洋大の６区（２０．８km）の今西を１５．６キロ辺りで捕え、一気に抜き去り独走態勢を作り、２位東洋に５２秒差つけて区間トップの58′03″のタイムで７区（21.3km）の林奎介（けいすけ、千葉・柏日体高）に継いだ！・・・

ここからも青学の勢い止まらなかった、７区の林は区間新記録のタイム１°０２′１６″の走りを魅せ２位の東洋大に３分２８秒の差を広げて独走態勢を作り挙げ８区（21.4km）の下田裕太（静岡・加藤学園高）に繋いだ、あっ、駒大７区の工藤有生を今長距離ランナーに蔓延していて突如脚の力が抜ける“ぬけぬけ病”が襲い苦しそうだった！青学の下田は区間１位のタイム１°０４′４６″で走り抜け、２位の東洋大との差を６分１５秒に大きく広げて９区の近藤修一郎（熊本・九州学院高）にタスキをリレーした、近藤は区間９位の走り１°１１′５１″と振るわず、２位東洋との差を５分２２秒まで少し縮められたが、青学がはトップをシッカリキープして１０区（23.0km）アンカーの橋間貴弥（山形南校）に総合優勝を託してタスキを繋いだ！・・・

アンカーの橋間は鶴見から蒲田、新八ツ山橋、田町を抜け、御成門から中央通りへ、そして中央通りを左折して大手町に進み、仲間達がスクラムを組んで『貴弥！貴弥！貴弥！』と歓声がこだまする中、青山学院大が大会新記録１０°５７′３９″のタイムで、往路１０７．５km＋復路１０９．６km、合計２１７．１kmを走り抜いて、大手町の総合優勝FINISHゴールテープを切った！そしてアンカーの橋間は歓声を挙げて仲間たちの群れの中に飛び込んだ、直ぐ原監督を胴上げして青学が総合優勝の歓喜に湧いた！青学は箱根駅伝には理屈なく強い！勝因は原監督と選手達の頭脳が一致したようだが、まだまだ、箱根駅伝の青学時代が続きそうだ！・・・

来春の東京・箱根間大学駅伝のシード権を獲得した大学１０傑を挙げておこう、１位は大会新記録１０°５７′３９″で総合優勝を果たした青山学院大、５°２８′３０″での往路優勝と１１°０２′３２″で総合２位の東洋大、総合３位は１１°０９′０９″の早稲田大、総合４位は１１°０９′２８″の日本体育大、総合５位は１１°１０′０９″の東海大、総合６位は１１°１０′２０″の法政大。総合７位は１１°１２′１２″の城西大、総合８位は１１°１２′３２″の拓殖大、総合９位は１１°１３′２６″の帝京大、そして総合１０位は１１°１４′２５″の中央学院大となった！他の１０校は毎年１０月に行われる予選会に参加することになる、各校１２名が参加して、立川自衛隊基地周辺の２０kmのコースを走り、上位１０名の総合タイムで上位１０校が選ばれることになる・・・