今日は朝から一日中、降ったり止んだりしながらも、まとまった恵の雨となった、小生、この3,4日は午前は“おひさま”、短縮版“あさイチ”、衆・参両院予算委員会国会中継を観て、昼食後暫らくして郷土探索ウオーキングに出かけるのが常となった、但(ただ)し、家内の買い物のお供がない場合だが・・・
歩いて5分ぐらいの近所にセブンイレブンが出来、広い道がつけられ市街開発の波が寄せてきた・・・
特に国会中継が面白い、行政官僚の監督・脚本のもとに、野田佳彦総理主演、安住淳財務大臣助演、内閣閣僚らが脇役をかため、参考招致人らが花を添え、各与野党国会議員ら質疑応答担当者らが絡み、筋書き通り、名演技を演じながら展開される“人間大河ドラマ”もどきを観るのが楽しみである、誰がグランプリを獲るのだろうか?誰がどの様な賞を受賞するのだろうか??・・・
衆参予算委員会での審議は出尽くしたか?今日の国会中継はなかったものの、今日の午前、国会に“原発調査委員会”を設置する関連法案が参院本会議で全会一致で可決・成立したようだ!この調査委員会はこの度の東電福島第一原発事故の原因究明と検証を目的として設置されたものである・・・
国会議員を含まない民間の有識者10人の委員で構成され、関連団体や機関から必要な資料を要求したり、併設される衆参両院議院運営合同協議会に原発事故関係者を参考人として招致して、証人喚問出来る強い権限が与えらるらしい、どの様な人選になるのだろうか?うまく機能すれば良いが・・・
この度は、一昨日と昨日の2日間にかけて、今工事中の新別府川から離れ、旧別府川の流域を散策して行った、この2日間の目標は、その水源池とされる“駅ヶ池(うまがやいけ)”と“白ヶ池(しろがいけ)”を着き止め映像に収めのが目的であった、駅ヶ池のほうは以前から話に聞いていたので簡単に1日目に見付かった!しかし白ヶ池の方は苦戦に苦戦を重ねた末やっと2日目に辿り着いた!その時は既に陽は沈み暗がりの中での映像取材となった!・・・
28日午後3時頃家を出て、今、北に迂回された加古川バイパスと東播磨南北道路(加古川と小野を結ぶ総延長12.5kmの高架高速道)を複雑に絡み合うジャンクション架設の大工事が着々と進められている、確か2007,8年頃からだっただろうか?東播磨南北道路高架橋の本格的な工事が始められてから、もうかれこれ3,4年の年月が流れる、その“加古川中央JTC(ジャンクション)”工事現場を横目に見ながら、その直ぐ南で白ヶ池川が別府川に流れ込む合流地点に加古川バイパス沿いに歩いて直行した・・・
昔、この地はよく洪水に見舞われていたらしく、合流地点の近くに架かる“荒神橋”の横には、厄除けのための“間形の荒神さん”と呼ばれる小さな神社が鎮座している、お社(やしろ)には荒神神社の神様の他に大歳(おおとし)神社の神様と日岡神社のエリート神様が分身されて祀られている、今でも毎年「荒神さん、災害からお守りください」と祈願する“御頭(おとう)”と呼ばれる祭事が行なわれるとか・・・
そこから山陽本線JR神戸線の高架下を通って坂元のマックスバリューで用をたしてから、二国(国道2号線)のすぐ北側を並行するように伸びる旧山陽道に入り、その街道を東へ急いだ、昔、加古川第九の合宿で宿泊したことある播州薬師霊場第八番札所、念仏山・教信寺(きょうしんじ、836年建立)に立ち寄った、そして境内の裏手に回り懐かしい“ムシーク・ハウス音楽の館(やかた)”を暫し眺めていた、中からはピアノとチェロの音色が聞こえていた・・・
更に東へ進み、野口城があった野口神社を覗いたあと、二国に出て、直ぐ南に別府川の水源池のひとつ“駅ヶ池(うまやがいけ)が見えてきた☆それを横目に観ながら”今では加古川屈指の二国沿いに栄えた繁華街を西に進み、教信寺の直ぐ南にある、野口JA前交差点まで行った、そこを左折して駅ヶ池に沿って南下し、オオクラ輸送機の前を通って、古大内(ふるおおうち)の集落の方へ進んだ、そして右手に小さな“壇(だん)の森”のなかに古大内城跡の一画でもあった“大歳(おおとし)神社”を発見した・・・
奈良時代後期以降、ここら一帯には駅馬40疋(ひき)が置かれる、当時我が国最大級の“鹿古の駅家(かこのうまや)”が在った、また弥生時代から平安中期までの多くの土器や瓦や遺構などが出土した“古大内遺跡”も広がっていた、今では遺跡あとは埋め立てられ、出土品は大中の県立考古博物館に展示されている、また大歳神社脇に大きな礎石が今でも在り、播磨国司統制下にある播磨国分寺クラスの寺院があったともされている・・・
家路に着く頃には陽はスッカリ沈み、街の灯(あかり)が燈っていた、この日も、どれぐらい多くの通りすがりの人々に取材をかけたことか、5人は下らないだろう、感謝感謝の思いで一杯だった、昨日29日、苦労の末、やっとの思いで辿り着いた☆もう一つの別府川の水源池“白ヶ池(しろがいけ)“の記事は明日投稿することにしよう・・・
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