今日は珍しくここ加古川にも昼頃に、チョコっとだけ、雪がチラホラしてくれた、この日は日曜礼拝後、昼食を終えてから台所の後片付けを老人組のJグループのメンバーが担当した、そのあと、談話室でコーヒーを飲みながら仲間と談笑したあと帰路に着いた・・今日12時10分に長居ヤンマースタジアムをスタートした第37回大阪国際女子マラソンMGC(Marathon Grand Champion)シリーズは、初マラソンに挑戦したダイハツの腹筋娘こと松田瑞生(みずき、22歳、ダイハツ)が2°22′44″で初優勝し、2019年の9月以降に行われる2020東京五輪選考会のMGC出場資格を獲得していた、2位には2°23′48″の前田穂南(ほなみ、21歳、天満屋)が、3位には2°27′37″の安藤友香(23歳、スズキ浜松AC)が入った・・・
さて、免疫の暴走を抑えるTレグ細胞を創るのになくてはならないクロストリジウム菌の謎に迫って行こう、それがある意外な場所で解決のヒントが見えたと云う、スタッフはその意外な場所へ向かい、今回、何故かアレルギー症状が治まったと云う人が相次いでいる不思議な場所を見付けるに至った、それは700年の伝統を持つ神奈川県の曹洞宗 大本山 總持寺と云うお寺だった!そこには二十歳前後の若い僧侶たち、凡そ60人が修行に励んでいた、実は修行生活を送る若い僧侶たちに、アレルギーが改善したと云う人が続出していたのだ、ある僧侶は、花粉症があったが、この寺に来てからは、殆どか鼻水・くしゃみ・目のかゆみも無く過ごしていると言う、別の僧侶は、アトピー性皮膚炎を持っているが、上山してからは余りかゆみとかは気にならなくなったと言う!・・・
修行僧たちの腸で何が起きているのか?20人から便を頂いて腸内細菌を詳しく調べみた、その便の解析をしてくれたのが腸内フローラ(腸管内の腸内細菌の花畑)研究の第一人者である早稲田大理工学術院教授の服部正平さんだった、その解析の結果、修行僧たちの腸には、あの大注目の健康なクロストリジウム菌と云う腸内細菌がしっかり存在して備わっていることが分かった!・・修行生活の中に何か、クロストリジウム菌にとって良いことがあるのではないか?そこで服部教授が注目したのは、修行僧たちが毎日食べている精進料理(しょうじんりょうり)だった!何と食材にたっぷり含まれる食物繊維が鍵を握っていると観た!・・・
実は最新研究によって食物繊維の意外な働きが突き止められていた、腸内にクロストリジウム菌が沢山いるマウスに食物繊維たっぷりのエサを与え続けると、マウスの体内であの免疫のブレーキ役であるTレグ細胞がグ~~んと増えていた!ところが、同じくクロストリジウム菌が多いマウスに食物繊維が少ないエサを与え続けたところ、あまりTレグ細胞が増えなかったのだ!つまり、クロストリジウム菌は大好物の食物繊維を摂ることで、初めて、Tレグを沢山生み出していたのだ!この食物繊維は、我々日本人とは深い繋がりをもってきた、遥か昔から食べて来たキノコ類や木の実に始まり、その後の穀物や根菜、海藻類など、日本の食材は常に食物繊維がたっぷりだ!・・・
その食物繊維のお陰で、長い年月の間に、我々の腸にはクロストリジウム菌など、食物繊維を好む腸内細菌が多く住み着くようになったと考えられている、服部正平教授の研究によって、日本人の腸内細菌が優れたパワーを持ち、日本人の腸内細菌が優れた免疫力をコントロールする物質“Tレグ”を作り出す能力に秀でていると云える!欧米など11か国と日本の健康な人と比べると、日本人の腸内細菌は、免疫力をコントロールする能力が群を抜いて居たのである!長い間、食物繊維をタップリ摂り続けて来た日本人には、誰にでも鉄壁の免疫力を生む“腸”能力が備わっていたのである!・・・
だが、ここ60年の間に食べ物の西洋化が進んで来た現在の日本では、アレルギー性鼻炎だの、アトピー性皮膚炎だの、籍痰(たん)に悩まされる喘息(ぜんそく)だの、免疫の暴走による病いが増え続けている、今、人類が進化の過程で腸の中で少しずつ築き上げ、長い時間をかけて育まれてきた腸内細菌と免疫細胞との関係が、急速な食の変化によって乱されているのではないか?と考え始められている!山中伸弥MCは「今までアレルギーなどは皮膚や呼吸器で起こる問題だと思われてきたが、腸も関わっている可能性が強いのでは?」と憂いている・・次回は今回クローズアップされた精進料理のような食物繊維たっぷりな食生活の見直しに触れて行くことにしよう・・・
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