Okanagan's Twilight Days

人生の黄昏を迎え、日々の出来事を徒然のままに綴っています(*^_^*)

日岡神社の秋季例大祭と出雲大学駅伝 2011年10月10日

2011-10-10 11:44:15 | 日記・エッセイ・コラム

1913年(大正2年)呉服屋の長女として生まれた小篠綾子(こしの あやこ)をモデルにした、NHK朝の連続テレビ小説“カーネーション”が始まった今、だんじり祭りで有名な岸和田が熱くなっている、ここ日岡神社のある加古川氷丘地区でも、岸和田ほど勇壮なものではないが、秋祭り(毎年10月の第2土日)が8日の宵宮(よみや)と昨日の本宮(ほんみや)が行なわれた、今年の当番は4組南ん条(みなんじょう)の中津と美之利である・・・

大野のお宮司人(おみやつかさびと)に現場取材を掛けると教えてくれた、現在、氷丘地区は“4つの条”に区割りしてある、お宮の直ぐ近くの1組“上条”、常樂寺から鳥居までの2組“寺脇条”、鳥居から綾南電工までの3組“中村条”と、和菓子のいずみ屋から南に広がる氷丘地区の“南ん条”が毎年交代してだんじりの当番を担当するようである・・・

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8日の宵宮の夜、郷土研究の取材から帰る途中、中津の山車(だし)が車を装着して電飾をチカチカさせながら町内を練り歩いていた、この日は加古川刑務所ゲート向いに広がる山ノ神池の遊歩道を歩きながら水門を調べた、水門から水路へ吐き出される用水は水足の方向へ流れていた、恐らく、すぐ近くを流れる新井用水路の方へ流れ込んでいるようだ・・・

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今朝、家内をベルデモールにある行き付けのヘアサロンに下ろしてから、平野界隈をサクラと散歩した、南北朝時代(1336~1392年)の五輪の塔と二尊石棺仏の収集で有名な龍泉寺(りゅうせんじ)を覗いてみた、この寺は明治時代から元々寺家町(じけまち)の蔵屋敷に囲まれてあった、いったん焼失して大正5年に今のこの地に再建されたらしい、龍泉寺の隣に使いもしない立派なコミュニテーホール“県民交流広場”があるが、何時通っても閉められたままである!もったいない・・・

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今日、本宮の日、小生は昼食後、秋祭りを取材するため日岡神社に出かけた、お宮さんに近づいて行くと前方に、大鳥居をくぐったあたりを、ハッピ姿の若い衆達が大きな掛け声と共に担いで登っていく2基の山車を捉えた!やがて、しめ縄を棒で持ちあげて日岡神社の従神門をすり抜けて行き、本殿と社務所前にある練り場の広場に向かう下り坂を降りていく・・・

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730年(天平2年)に創建された日岡神社の主祭神は“天伊佐佐比古命(あまのいささひこのみこと)”である、この神社は近郷の人々に安産の神さんとして知られていて、この日もお宮参りの人々で賑わっていた、この由来は第12代景行天皇(けいこうてんのう、紀元前13~130年)の播磨のお后、稲日大郎姫命(いなびのおおいらつめのみこと)が第一子を産んだおり大変な難産を味わった!・・・

そこで次のお産の際には、お后(きさき)はこの神社の祖神・天伊佐佐比古命に安産祈願をお願いした、すると安産にてスルッと立派な双子の男児、兄・大碓(おおうす)命と弟・小碓(おうす)命を出産している☆この小碓命こそが、後に景行天皇の命(めい)によって各地で暴走する豪族どもを鎮めて、倭(やまと)の国に大平の世を築いた日本武尊(倭建命、やまとたけるのみこと、72~113年)となった☆・・・

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今、大学3大駅伝の開幕戦、出雲駅伝(6区間、全長44.5km)を観戦しながら、この投稿記事を書いている、ついさっき、5区(6.4km)からアンカー区(10.2km)へタスキが渡っていった、1位で東洋大が区間賞の市川孝徳から設楽ツインの一人、設楽啓太へ渡った!2位+25″で昨年大学駅伝3連覇を果たした早稲田大が平賀翔太へ渡った、3位+1′16″で駒澤大が窪田忍(くぼた しのぶ)へ渡った、4位+1′27″で日体大が通過する、そして5位+2′04″で東洋大が、トップから1分差在れば何とかなると豪語する村澤明伸へ渡った・・・

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中津と美之利の山車が本殿前の練り場に着くやいなや、埃(ほこり)を上げながら、すっかり出来上がった男達の壮絶な練りまわしが始まった!小生も40歳ぐらいの時、一度だけこの担ぎ手を経験したことがある、♪ 飲んで飲んで飲まれて飲んで、飲んで飲み潰れて寝むるまで飲んで~~♪河島英五の歌“酒と泪と男と女”ではないが、出発前に公民館でさんざん飲んで、山車が止まるごとに酒を振舞われて飲んで~~!本殿横の階段を登って飲んで~~!公民館に帰って飲んで~~!家に帰ってバタンキュ~~!♪ やがて男は静かに寝むるのでしょう~~ ♪ (-_-)zzz・・・

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お宮を離れて西の山古墳の辺りに差し掛かると、大きな歓声が近くの溜池傍にある広場から聞こえてきた、なんだろう?ある団体が大運動会をやっていた、参加者に尋ねてみると、この日岡山公園から少し下ったところにあるマンモス・キリスト教会“加古川バプテスト教会”の運動会であることが分かった、運動会も架橋にかかり最後の男女リレー競技の真っ最中だった、リレーの後の表彰式と閉会式まで取材してから、曇川ビオトープのもう少し詳しい探索に脚を伸ばした、この記事は明日にでも投稿することにしよう・・・

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あっ!1位を行く東洋大の設楽(ちたら)啓太が調子よさそうである!2位以下を大きく離して出雲大社大鳥居前を過ぎフニッシュ地点の出雲ドームへ向かって好走している、そしてそのまま2°10′42″で3大大学駅伝の初戦を制覇するゴールテープを切り仲間達に迎えられた!☆2位には窪田が平賀をかわした駒澤大が2°11′09″で入った☆3位2°11′13″早稲田大がゴールする、3位までが来年の大会へのシード権を獲得した・・・

トップから2分以上開けら5位で受けたさすがの村澤もかなわず、東洋大4位2°12′07″でフィニッシュした、拓殖大が5位2°12′55″で、日体大が6位2°13′09″で、2区でのエース鎧坂哲哉の区間賞15′56″が光った明治大が7位2′13′26″で、そして21チーム中、唯一の海外チーム、アメリカ・アイビーリーグ選抜が8位2°14′33″でゴールしていった・・・

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