Okanagan's Twilight Days

人生の黄昏を迎え、日々の出来事を徒然のままに綴っています(*^_^*)

和田山の義姉倒れる!! 2007年11月7日

2007-11-08 01:11:47 | 日記・エッセイ・コラム

去る5日(月曜日)10時過ぎ加古川の義姉あんぱんから我が家に一報が飛び込んだ「和田山のせっちゃんが心筋梗塞で倒れ公立八鹿(ようか)病院に救急車で運び込まれた、一番近いダイヤを調べて欲しい!!」と・・・小生が車を出すから一緒に行こうと提案したが、あんぱんがひとまず一人で行くとのことに落ち着き、特急“はまかぜ”のダイヤを西日本JR加古川支社・神戸支社に尋ねるも「今日の列車運行は全て予定通りに運行されています・・・」の録音テープが流れるだけでらちが明かず、大阪支社まで問い合わせ1日3本しかない“はまかぜ3号”姫路発13:17/和田山着14:24をやっと聞き出すことが出来た・・・

八鹿の病院に着いて間もなくしてあんぱんはせっちゃんは意識はシッカリしていて今色んな検査を(心電図、CT、MRIなどだろうか?)受けているとのこと・・・まずは一安心胸をなでおろした・・・検査の結果心臓に栄養を送る冠動脈から枝分かれした3本の血管のうち1本につまり(閉塞;へいそく)が見つかった、早くそのつまり(コレステロールや血の塊による動脈硬化)を除去したほうがいいとなりカテーテルの先に開閉式の網状の物を着け挿入するカテーテル治療を施してもらい全て首尾よく終わったと連絡が入った☆☆やれやれ、よかったよかった☆☆ヽ(^。^)ノ

その夜、あんぱんは病院のせっちゃんの病室に介助のため留まり6日の夕方加古川に戻ってきた・・・小生より1歳年上の義姉せっちゃん(67歳)は和田山に嫁ぎ永年旦那と共に洋品店を兼ねたワコールの代理店を営んでいる、このところ数日後に迫った展示会のダイレクトメール作りなどの準備でてんてこ舞いしていたとのこと・・・入院する数日前から異状に肩が凝って体調が優れなかったらしいが・・・その無理が出たのかもしれない・・・旦那は今一人苦戦奮闘し夜にならないと手が離せない・・・

せっちゃんは小生と同じ趣味・コーラス好きで、地元の混声合唱団に籍を置き永年唄っている、彼女のよしみで15年程前1度和田山のジュピターホールで“第九”を唄ったことがある(^^♪

今日は小生の公休日、サクラの散歩のあとすぐ9時過ぎ家内を乗せて加古川バイパス→姫路バイパス→播但道と乗り継いで快晴の紅葉ほど遠い新緑の北播を北上した、家内は遠出する時必ず備え付けの彼女お気に入りCD“Amazing Grace 100%”か由紀さゆり・安田祥子愛唱歌集“あの時この時”か“松山千春ベストヒット集”を流す、小生耳にタコが出来るぐらい聞き飽きている、小生もそれらの曲は嫌いではないが・・・時には3枚とも全曲流し口ずさむ時がある、少し耳障りになるが黙って聞いてやる・・・今日は松山千春1枚でましなほうだった・・・後はAMラジオ朝日放送に変えた、小生はNHKのほうがいいのだが、家内は直ぐ変えてしまう・・・

途中直ぐ目の前に353mの山頂に虎が臥(ふ)すようにそびえる虎臥城こと竹田城跡の見事な石垣を見上げるトイレ休憩所で小生だけ用を足した、この竹田城は安土桃山時代但馬の国守護大名・山名宗全の命で出石城の出城として築城され後に赤松一族によって近世まれに見る見事な城郭に生まれ変わった、後に関が原の戦いで西軍につき落城し廃城となった、またこの城跡は今は亡き黒澤明監督1985年の作品『乱』のロケ現場として有名である・・・

今では舞鶴に抜ける北近畿自動車道・春日ICまでJCTが伸びているが・・・和田山IC(今のところ播但道はここで終点なり)で降り312号線を更に北上していつも通る円山川の右岸でなく左岸(9号線)を進んだ・・・左岸を通るのは久し振りで懐かしかった・・・

養父(やぶ)町に入り健康ランド“但馬楽座”を右にとり再び312号線で“宮越の交差点”まで行く、そこを9号線に入らず312号線から離れ直進(ここがキーポイントになる)して八鹿の町に入っていく・・・標識に従いお目当ての“公立八鹿病院(昭和24年開設)”にたどり着いた、そこにはこの田舎町に不釣合いの今年8月に新装開店した11階建て“白い巨塔”ならぬ超最先端医療設備を誇る総合病院“ベイジュの塔”が広い敷地の中にそびえていた!!

迷子になりそうな一流都市ホテルのような豪華絢爛な院内を少し巡ってみた、カフェレストラン・ファミリーマートも入っていた・・・エレベーターで7階に登る・・・703号個室にせっちゃんが心電装置・尿管・抗生物質“へパリン”のカテーテルをかまされベッドに横たわっていた・・・梗塞の苦しみから解き放たれ以外に元気だったが何故か10年ほど前の骨盤骨折以来調子の悪い左の脚がすこし動かす度にびりびり激痛が走ると訴えながらも、快く会話に花を咲かせてくれた、昼食を済まして戻ると近所の奥さんが美味しいケーキを持って見舞いに来てくれていた(*^。^*)ジュルリ

看護士さんの介助で点滴器具と一緒に個室内に備わっている広いトイレに行くのも顔をしかめ大苦戦していた・・・我々が帰る頃までには幸いにも心電装置と尿管が外され身軽になって安堵していた、これから歩行器で歩き筋肉を使って慣らして行けば楽になるのではとのことだったが・・・回診に来た執刀医師にも伝えてあるので心配ないと思うが、腹部動脈梗塞とかどこかで神経が圧迫してなければいいのだが・・・暫らく商売のことから離れこの入院中ゆっくり休養して頂戴、せっちゃん・・・

後ろ髪をひかれる思いで、11月18日再びカニ・グルメツアーにも通(かよ)う同じ北播の道に乗り家路に着いた・・・まばゆいばかり真っ赤に燃えるコカコーラ・カラーの夕日を眺めながら・・・明日も快晴間違いない・・・明日はあんぱんが日帰りだが来てくれことになっている・・・

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする