光産業技術動向ブログ OITT

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すでに11都市め – 「Google Fiber」がついにサンフランシスコへ

2016年02月29日 | 光市場

 グーグルの持株会社であるアルファベットが米国時間24日、同社の高速光ファイバーサービス「Google Fiber」をサンフランシスコの一部の地域で提供する計画を発表。まずはアパートやマンションなどの集合住宅や公営住宅に向けてサービスの提供を開始するという。


 アルファベットによれば、同社はサンフランシスコでのGoogle Fiber提供にあたって、これまでのように自社で新たに光ファイバー回線を敷設することはせず、代わりに他社が運営する既存設備を利用して同サービスを提供する予定。これにより、提供地域に関しては一定の制限があるものの、スピーディにサービスの開始することができると同時に、比較的安価な料金でサービスを提供できると説明している。なお提携する光ファイバー事業者などについては現時点では明らかにされていない。


 また、他の都市でのGoogle Fiberの既存の取り組みと同様、低所得者向けの公営住宅や安価な集合住宅などに無料のインターネットサービスを提供することも明らかにされている。 Google Fiberの取り組みは、第一弾となったカンザスシティ(ミズーリ州およびカンザス州)のほか、プロボ(ユタ州)、オースティン(テキサス州)、アトランタ(ジョージア州)の3カ所でサービスを開始済み。またソルトレイクシティ(ユタ州)、サンアントニオ(テキサス州)、シャーロット(ノースカロライナ州)など7都市での提供も決定し、サンフランシスコは11番目となる。さらに、シカゴやロサンゼルスなど11都市での提供計画も検討中だという。


詳しい情報はこちら。
すでに11都市め – 「Google Fiber」がついにサンフランシスコへ - WirelessWire News(ワイヤレスワイヤーニュース)


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