NTTドコモは29日、高速通信サービス「LTE」を海外でも利用できる国際ローミングサービスについて、来年中に中国、韓国で始める方針を明らかにした。携帯電話会社で韓国2位のKT、中国首位の中国移動通信と協議しており、韓国では来春までに、中国では来年中の開始を目指す。高速通信での利用を前提とするスマートフォン(多機能携帯電話)の普及に対応し、ビジネスや観光で人の往来が多い日中韓で利便性を高める。
LTEは、従来の3Gと呼ばれる方式より数倍から10倍程度通信速度が速く、普及が進むスマホで動画や音楽などを楽しむのに適している。ドコモは2010年からLTE対応の基地局などを整備し、普及が進んだ。韓国、中国でも導入しているが、各国でLTEを使う周波数などが異なる。このため現在は、ドコモのスマホを韓国や中国で使う場合、LTEを使えず、速度が遅い3Gなどでしか通信できず、大容量のデータをやりとりするのに時間がかかる。
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ドコモ:中韓でLTE整備 ローミング、来年中に開始 - 毎日新聞
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