光産業技術動向ブログ OITT

OITTとは、Optoelectronic Industry and Technology Trendの略称です。

RF-over-Fiber産業、2029年までに9億8100万ドル

2024年01月16日 | 製品の市場動向

 マーケッツ&マーケッツ(MarketsandMarkets)のレポート「RF-over-Fiber市場:コンポーネント別(光ケーブル、増幅器、トランシーバ、スイッチ、アンテナ、コネクタ、マルチプレクサ)、周波数帯域別(L、S、C、X、Ku、Ka)、導入(地下、空中、水中)、アプリケーション、業種-2029年までの世界予測」によると、世界のRF-over-Fiber市場は2024年に6億7,000万ドル、2024年~2029年にCAGR 7.9%のCAGRで成長し2029年までに9億8,100万ドルに達する見込である。
RF-over-Fiber市場は、インターネット需要の増加、高帯域幅に対する光ファイバケーブルのニーズの増加、およびテレコム業界の拡大によって後押しされている。

 


光ケーブルセグメントのコンポーネントRF-over-Fiber市場、予測期間中に最大シェア保持
光ケーブルは、効率的で高速なデータ伝送を促進する上で基本的な役割を果たすため、RF-over-Fiber市場で最大のシェアを確保している。RF-over-Fiberインフラストラクチャのバックボーンとして、光ケーブルは、ファイバタイプ(ガラス、プラスチック、ハイブリッドなど)や伝搬モード、アセンブリモードが異なり、信号伝送用の多用途で信頼性の高い媒体となっている。光ケーブル需要は、長距離での信号損失を最小限に抑え、無線周波数信号の完全性を確保する能力によって推進されている。光ケーブルは、通信、ブロードバンド、レーダーシステムなど、様々なアプリケーションに適応できるため、RF-over-Fiberネットワークの重要なコンポーネントとしての地位を確固たるものにしている。様々な業界で増え続けるデータ伝送ニーズに対応するために光ファイバ技術への依存度が高まってことから、光ケーブルは支配的で不可欠なコンポーネントとして確固たる地位を築いており、RF-over-Fiber市場で最大のシェアを占めている。
ブロードバンドセグメントのRF-over-Fiber市場は、予測期間中に最高CAGR市場
ブロードバンドは、高速インターネットサービスに対する世界的な需要増により、RF-over-Fiber市場で最高CAGRとなっている。ブロードバンドが現代の通信エコシステムの基本的なコンポーネントであり続けるので、RF-over-Fiber技術は、信頼性が高く高性能な接続を提供する上で極めて重要になる。ビデオストリーミング、オンラインゲーム、クラウドサービスなど、帯域幅を大量に消費するアプリケーションの普及が進むにつれ、堅牢なブロードバンドインフラストラクチャの必要性が高まっている。RF-over-Fiberは、信号を劣化させることなく無線周波数信号を長距離伝送できるため、ブロードバンドネットワークの要件とシームレスに一致しており、推奨ソリューションとなっている。増大するデータ伝送需要をサポートするこの技術は、ブロードバンド拡張を可能にする最前線に位置付けられ、RF-over-Fiber市場での大幅な成長を促進する。
空中展開用RF-over-Fiber市場は、予測期間中に最高CAGRで成長
空中展開は、速度、費用対効果、およびアクセス性の点で戦略的に優れているため、RF-over-Fiber市場で最高CAGRを遂げている。空中展開は、特に地下または水中の方法で物理的な接続を確立することが困難なシナリオで、迅速かつ比較的経済的なソリューションを提供する。この導入方法は、高速で信頼性の高い接続に対する需要増に応え、迅速かつ効率的な設置を可能にするため、通信ネットワークでは特に重要である。
APACのRF-over-Fiber市場は、予測期間中に最大シェア保持
アジア太平洋地域(APAC)は、主にこの地域の急速な技術進歩、通信インフラへの大規模な投資、高速インターネットサービスに対する需要の急増により、RF-over-Fiber市場を独占している。中国、インド、日本、韓国などの国々は、5Gの展開と通信ネットワークの近代化への取り組みにより、RF-over-Fiber技術の採用の最前線に位置する。APACの人口密度の高い都市部では、効率的で信頼性の高い信号伝送の必要性が高まっているが、RF-over-Fiberはこの点で優れている。さらに、スマートシティ政策、産業の近代化、ブロードバンド接続需要増は、RF-over-Fiber市場におけるこの地域の優位性に大きく貢献している。



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光トランシーバ市場、2026年に143億ドル

2021年08月31日 | 製品の市場動向

マーケッツ&マーケッツ(MarketsandMarkets)のレポート「光トランシーバ市場、COVID-19の影響分析、フォームファクタ(SFF and SFP; SFP+ and SFP28; XFP; CXP)、データレート、波長、ファイバタイプ、コネクタ、距離、プロトコル、アプリケーション(データセンタ、エンタプライズ),地域、2026年までのグローバル予測」によると、光トランシーバ市場は、2021年の70億ドルから、予測期間にCAGR 15.2%で、2026年に143億ドルに達する見込である。
 COVID-19のために、光市場は、2020-2021年に逆風に直面したと推定される。スマートデバイスの採用増、増加するデータトラフィックが、光トランシーバの成長を後押ししている。
 


QSFP、QSFP+、QSFP-DD、およびQSFP28光トランシーバ市場は、2020年に最大シェアだった。予測期間に最高成長率で拡大し、市場で優位を占める見通しである。クワッドスモールフォームファクタプラガブル(QSFP)光トランシーバは、高性能、省エネ設計となっており、データセンタアプリケーションに最適。AI、マシンラーニング、5G通信などの技術の進歩により、データトラフィックが増加しており、これが大規模データセンタ需要を生み出している。


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100GbE出荷が10GbE出荷を超える

2021年05月11日 | 製品の市場動向

Crehan Research Incの調査によると、100GbEデータセンタスイッチポートの総出荷が、2020年通年で20%増となった。
 堅調な増加により、10GbE出荷の継続的な減少と相俟って、100GbEが10GbEを上回り、最も広範に導入されているデータセンタEthernetスイッチ接続速度となった。
 


最初の32 100GbEポート(3.2Tbps)スイッチ導入後わずか5年で、100GbEが出荷の大半を占めたためである。ハイパースケールクラウドサービスプロバイダ顧客セグメントは、この移行の主要な原動力であり、これまでの100GbEデータセンタスイッチ累積の大半を占めている。
100GbEへのこの急速な移行は、データセンタスイッチサプライヤエコシステム内に一定の重要な市場シェアを形成し、これらのシェアは、今度は再び200GbEや400GbE、、へと勢いづいている」。


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波長多重装置(WDM)市場、タイプ、業種: 機会と分析、業界予測、2020-2027

2021年03月30日 | 製品の市場動向

Allied Market Researchのレポート「波長多重装置(WDM)市場、タイプ、業種: 機会と分析、業界予測、2020-2027」によると、世界のWDM産業規模は、2019年の35億6000万ドルからCAGR 6.4%成長で、2027年に56億1000万ドルに達する見込である。APAC地域が、予測期間に世界のWDM市場への主要な貢献者、これに北米とヨーロッパが続く。 


世界のWDM市場シェアは、予測期間に著しい成長が見込まれている。大容量ネットワークと効果的な通信に対する需要増、インターネットユーザ数と世界的なネットワークトラフィックの増加、通信アプリケーションの増加などの要素が、市場の成長を後押ししている。加えて、新製品の発表がWDM市場を繁栄させると見られている。しかし、ダークファイバネットワーク関連のコストが、市場の成長の障害となる。それに対して、先進的ネットワークインフラストラクチャの登場、クラウドやIPトラフィックの増加が、WDM市場成長に有利な機会を提供すると見られている。


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5Gの波はゆっくりと来る、2020年も端末の普及は進まず?

2019年08月09日 | 製品の市場動向


 Qualcommが、報道陣やアナリスト向けに5G(第5世代移動通信)のデモを披露したのは2018年12月のことだ。Ericssonの基地局と、Samsung ElectronicsおよびMotorolaの試作版の端末を使用している。Qualcommはこの時、「さまざまなサービスが間もなく始動するため、ほんの数カ月の間に数多くの端末メーカーが携帯端末を出荷するだろう」と述べていた。
 しかし、米国の市場調査会社であるGartnerが最近発表した予測によると、実際には、2019年に出荷されるスマートフォン全体のうち、5G対応の端末はわずか1%にすぎないという。さらに、同社のレポートによれば、2019年の世界スマートフォン出荷台数予測は前年比2.5%減の15億台になるとみられている。Qualcommは2019年7月、同社の四半期業績予測を17億~18億台に下方修正しているが、それをさらに下回る数字となる。
 5Gの潜在市場が巨大なのは明らかだが、その波が本格的に動き始めるのは2020年以降になるとみられる。しかしGartnerの予測では、2020年に入っても、世界スマートフォン販売台数全体のうち、5G対応機種はわずか6%にとどまる見込みだという。

 5Gの波はゆっくりと到来するようだ。

 こうした状況から、2019年中に5Gチップを完成させることをそれほど重要視する必要はないと言える。


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コヒレントDWDM市場予測、2023年に160億ドル

2019年07月30日 | 製品の市場動向


DellOro Groupの予測によると、コヒレントDWDM販売額は2023年に160億ドルに達する見込である。この販売額の伸びは、200+Gbps波長出荷に後押しされたものである。
 DellOro Group、バイスプレジデント、Jimmy Yuは、「100Gbps成長サイクルは、過ぎ去った」と言う。「これは、コヒレント100Gbps波長がもはや必要でなくなったことを意味するのではない。新しい60Gbaudまた間もなくリリースされる90Gbaudラインカードにより、そのようになっているだけのことだ。200Gbpsと400Gbpsコヒレント信号の到達距離がさらに延び、サービスプロバイダのビット単価低減に貢献している。それが200+Gbpsを選択するこの上ない理由と考えられる。したがって、次の5年で100Gbps波長の出荷は減少すると予測しており、一方、200+Gbps波長の出荷は、CAGR 50%で成長する」と同氏は分析している。


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リコー、THETAを使って空間を丸ごと共有するシステム。録画・VR対応も

2019年06月04日 | 製品の市場動向


リコーは、テレビ会議・Web会議システム「RICOH Unified Communication System(以下UCS)」と、360度の静止画・動画を撮影できる全天球カメラ「RICOH THETA」を組み合わせて、さまざまな現場の空間を共有できる業務用の多拠点双方向コミュニケーションシステム「RICOH UCS 360 VR Live」を提供開始した。
対応するTHETAをUCS専用機器やスマートフォン、パソコンと接続し、リアルタイムに360度映像の配信・共有ができる。受信側の視聴者はそれぞれ、手元のデバイスで自由に視点を操作し、拡大・縮小視聴が可能。配信元の作業者にカメラ操作の負担をかけることなく、受信する側が関心のある部分に集中してリアルタイムに状況が把握できる。
映像配信に対応したモデルはTHETA V/Z1の2機種で、UCSアプリはWindows/Android/iPad/iPhone版を用意する。アプリのダウンロードは無料だが、別途サービスの利用料が必要。月額は3,000円からで、年間パックは39,000円(1年/新規/登録手数料込)。登録手数料は3,000円。なお30日間の無料トライアルも用意する。


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2018年に100GbEデータセンタースイッチ出荷が40GbEを上回った

2019年04月18日 | 製品の市場動向


 クレハンリサーチ(Crehan Research)のレポートによると、100GbEと25GbEデータセンタースイッチの顧客採用は著しく増加し、それぞれの技術の出荷は前年比で倍増となった。この増加は、データセンターEthernetスイッチ市場全体を2015年以来最強の出荷増に押上げ、収益実績は記録的となった。さらに、年間100GbEデータセンタースイッチポート出荷は、40GbEポート出荷を上回った。最初の高密度100GbEスイッチシリコンベースシステムの生産出荷が始まって約3年で、この移行が起こった。
 クレハンリサーチ社長、Seamus Crehanは、「10GbEと40GbEデータセンタースイッチ出荷は、それぞれ2018年減少したが、25GbEと100GbEは継続して大きく伸び、完全に100/25GbE時代に入ったことがわかる。
100GbEスイッチングの導入拡大は、年間のポート出荷ランレートは数千万に近づきつつあるので、今年下半期に始まりそうな400GbE増加の非常に強固な基盤となっている


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AR/VRヘッドセット、飛躍的な成長見通し

2019年04月04日 | 製品の市場動向


International Data Corporation(IDC)のレポート「グローバル四半期拡張現実と仮想現実ヘッドセットトラッカー」によると、AR/VRヘッドセットの世界的出荷は、前年から54.1%増加して、2019年には890万ユニットに達する見込である。2019-2023予測期間にCAGR 66.7%で継続的に力強く成長し、世界的な出荷は、2023年には6860万ユニットに達すると予測されている。
 IDCは、5年CAGR 46.7%で、VRヘッドセットは、2023年には3670万なニットに達すると予測している。様々な製品と形状の中で、スタンドアロンヘッドセットが、2023年には全VRヘッドセット出荷の59%を占め、これにTethered Head-Mounted Displays (HMDs)が37.4%の出荷シェアで続き、残りはScreenless Viewersとなる見込みである。ARヘッドセット市場では、総出荷は、CAGR 140.9%、2023年には3190万ユニットに達する見込みである。ここでも、スタンドアロンヘッドセットが市場をリードし、2023年には、シェア55.3%で、176万ユニットが出荷される見込みである。これに、44.3%シェアで、Tethered HMDsが続き、Screenless Viewersのシェアは1%未満である。


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2018年TV世界出荷数,2億2100万台に

2019年04月01日 | 製品の市場動向


英調査会社IHS Markitは,2018年の世界TV市場は2.9%に成長,2億2100万台に到達したと発表した(同社HP)。

その背景には,2018年前半のサッカーワールドカップを見るためTVをグレードアップした消費者が多く,販売が急増したことが上げられる。豊富な機能を備えたTVの出荷が引き続き成長している。2018年第4四半期には出荷全体の半数以上が超高精細(UHD)TVだったが,これは初めてのことで,画面サイズも引き続き拡大しているという。
また,同社の調査によると,新発売TVの平均画面サイズは依然として毎年1インチ以上拡大している。西欧と中南米では特に,2018年はこの標準値を上回る結果を示した。LCDパネルの価格が下がっており,消費者は価格の安さより画面の大きさを明らかに重視している。これまで大型TV購入に抵抗を示してきた日本でさえ,平均画面サイズは年々拡大しているとする。

UHD TV出荷数は9900万台に到達,大型サイズ製品がけん引役となった。2018年は中国が出荷数3010万台で世界トップ,北米が2470万台で続いた。西欧ではTV出荷数のほぼ3分の2(63%)がUHD解像度の製品だったが,2018年第4四半期ではこの比率は世界のどの地域よりも高い結果となった。

2018年の8KTV出荷数はわずか1万8600台だった。同社は,日本の放送局NHKの8Kチャンネル導入により,日本では2018年第4四半期に8KTV出荷が加速したと指摘している。

日本や西欧向けの過去最高の出荷数にけん引され,2018年第4四半期のOLED TV出荷数は100万台目前(90万台)となり,前年比20%増を記録した。激化する競争で,西欧では55インチの大画面OLED TVがこれまでにない手頃な価格水準に達している。一方,北米向けOLED TV出荷数は前年比26%減となったが,同社はその要因の1つとして超大型LED TVが大幅に値下げされたことが挙げられるとしている。


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ベライゾンが“モバイル”5Gサービスを開始、スマホはモトローラ製

2019年03月19日 | 製品の市場動向

 米Verizon(ベライゾン)は2019年3月13日、同社の「5G Ultra Wideband Network」サービスをシカゴとミネアポリスの2都市にも展開すると同時に、モバイル端末向け5G商用サービスも開始すると発表した(ニュースリリース)。同年4月11日より提供する。
 今回の移動通信向けサービスは、まずは米Motorola(モトローラ)のスマートフォン「moto z3」を5G対応モデム「5G moto mod」で5G向けにアップグレードした端末が対象となる。5G moto modは同年3月14日から全米で先行予約を開始。
 今回の5G Ultra Wideband Networkは、最新の無線技術を採用し、5Gカバレッジエリア外に移動した際にも、5G moto modが自動的に4G LTEへ切り替えることで、途切れのない通信を実現する。


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化合物半導体市場、2024年に530億ドル

2019年03月17日 | 製品の市場動向

マーケッツ&マーケッツ(MarketsandMarkets)は、レポート「化合物半導体市場、タイプ(GaN, GaAs, InP, SiGe, SiC, GaP)、製品(LED、RF、オプトエレクトロニクス、パワーエレクトロニクス)、アプリケーション(通信、一般照明、軍&防衛、データコム、自動車)、地域ごと、2024年までの予測」を発表した。
 化合物半導体市場は、2019年の372億ドルから、CAGR7.3%で成長し、2024年には530億ドルに達する見込みである。GaN、GaAs、InPを含む化合物半導体の利用増が、予測期間に化合物半導体市場の成長を促進すると見られている。
GaNが予測期間に過半のシェア
 タイプ別では、GaNが化合物半導体市場で最大市場シェアを占めると予測されている。GaNは、最もよく知られた化合物半導体材料である。GaNは、LEDsに大きなアプリケーションがある。LEDsは、一般照明、商用照明で広く利用されている。GaNは、照明アプリケーションで利用されるGaN-on-SiやGaN -n-サファイアなどに含まれている。GaNは、ますますLED、半導体パワーデバイス、RFデバイスで使われるようになっている。
通信アプリケーションが予測期間に化合物半導体市場で優位
 通信アプリケーションは、化合物半導体市場で最大市場シェアを維持すると予測されている。GaAs、GaN、InP、SiGeなどの化合物半導体の利用が増加するためである。5Gは、通信アプリケーション向け化合物半導体に膨大な機会をもたらす。パワー増幅器や低雑音増幅器GaAsは、厳しい直線性要件に合致する利点を提供することで、選択される。飽和およびリニア効率を含め、4Gと5Gの全要件を満たすに、GaNは今後の通信アプリケーションで重視される。先頃、Qorvoが28GHz GaNフロントエンドモジュール(FEM)を発表した。狙いは、基地局装置の全般的なシステムコスト削減である。


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上り/下り最大10Gbpsの「eo光ネット 10ギガコース」、ケイ・オプティコムが4月1日提供開始

2019年03月04日 | 製品の市場動向

株式会社ケイ・オプティコムは、通信速度上り/下り最大10Gbpsの「eo光ネット 10ギガコース」と、同5Gbpsの「eo光ネット 5ギガコース」を4月1日より提供する。先行受付は3月1日より開始する。
 下り10Gbpsのサービスとしては、ソニーネットワークコミュニケーションズが「NURO 光 10G」を関西圏の一部地域で2018年1月より提供している(上りは2.5Gbps)が、上り下りとも10Gbpsのインターネット接続サービス提供は関西圏で初。提供エリアは大阪府、京都府、兵庫県、奈良県、滋賀県、和歌山県、福井県の一部エリアで、順次拡大予定とのこと。

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AT&Tとマイクロソフト、5Gを活用したエッジコンピューティングの実験で協業

2019年02月28日 | 製品の市場動向

 AT&Tはスペイン・バルセロナで開催中の「Mobile World Congress 2019」で、「Azure」クラウドサービスを擁するMicrosoftと共同で、5Gネットワークを活用したネットワークエッジコンピューティングの実験に取り組んでいることを明かした。

 AT&Tは米国時間2月26日、「ビジネスサイトに近い一部の場所で高度なクラウドサービスを実装し、遅延を大きく削減し、ユーザー体験を改善できないかを試している」と説明した。
MicrosoftのAzure Networking担当コーポレートバイスプレジデントYousef Khalidi氏は、「2社のコラボレーションにより、AT&Tの全米ネットワークを通じてMicrosft Azureクラウドサービスが米国中のより多くの顧客やデバイスと接続できるようになる」と述べている。

 「デバイスの数が増え、エッジで大量のデータが生成される中で必要とされる低遅延の接続を、2社が協業して実現する」(Khalidi氏)

 AT&Tはテキサス州プレイノにあるラボでイスラエルのスタートアップVorpalとも協業しており、ドローンを使ってAzureを使ったネットワークエッジでのコンピューティング機能をテストしているという。


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4K8K衛星放送視聴可能機器は累計58万台。チューナー内蔵TVは29.7万台

2019年02月22日 | 製品の市場動向

一般社団法人放送サービス高度化推進協会(A-PAB)は21日、新4K8K衛星放送視聴可能機器の集計値を公表。19年1月末までの累計出荷台数は、58.4万台と発表した。
累計で、新チューナー内蔵テレビが29.7万台、外付け新チューナーが18.8万台、CATVの新チューナー内蔵STBが9.9万台となり、4K8K衛星放送視聴可能機器は計58.4万台に上った
新チューナー内蔵テレビと外付け新チューナーは、JEITA発表の出荷台数。新チューナー内蔵STBは、JCTAヒアリングによる設置台数。集計値に新チューナー内蔵録画機は含まれていない。


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