光産業技術動向ブログ OITT

OITTとは、Optoelectronic Industry and Technology Trendの略称です。

II-VI、100G InP直変レーザ発表

2021年06月09日 | 注目の光通信製品

II‐VI Incorporatedは、100Gbps InP直接変調レーザ(DMLs)をデータセンタに導入される高速トランシーバ向け発表した。 


400と800GbEトランシーバ需要増が、DMLsの技術進歩への積極投資を後押ししている。これは、現在これらの高速トランシーバで利用されているEMLsと比べてローコスト、低消費電力だからである。II-VIの100 Gbps DMLsは、最先端の変調速度、高出力での信号品質、低消費電力を達成できることで差別化されている。結果として、II-VIのDMLsは、100Gbps光レーンを使用する400GbE、800GbEトランシーバで、EMLsよりも好まれている。
「これら直変レーザに組み込まれている技術は、当社か2021年Nature Photonicsに発表した最先端技術である」とInPデバイスビジネスユニットVP、Dr. Chalie Roxloはコメントしている。「このブレイクスルー性能は、多年のR&D投資、半導体レーザ物理学者、高速RFアナログIC設計者、トランシーバの専門家に及ぶ幅広い社内複合的チームの深い専門技術により達成された」。


さらに概要を知りたい方は次の記事を見てください。
LFWJのニュース  



光技術や光産業の情報交流フォーラム
エイトラムダフォーラムhttp://www.e-lambdanet.com/8wdm/




コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

Lumentum、224Gbps伝送可能なレーザで800Gbps達成

2021年06月08日 | 注目の光通信製品

データヘビーサービス、高精細ビデオストリーミングや会議が大量増殖し、2021年、クラウドサービスインフラストラクチャの成長は、CAGR 27%に達する見込である。その結果、現在は400GbEの導入が拡大しているが、こうした帯域需要に対処するために800GbEが急速に後を追うと見られている。
800GbEへの1つのアプローチは、8個の100Gb/s光インタフェース、つまりレーンをインストールすること。ハードウエア数を減らし、信頼性を高め、コスト低減の代替として、Lumentumの研究チームは、800GbE達成に4×200Gb/sを利用する光ソリューションを開発した。
Lumentum主席光エンジニア、Syunya YamauchiがOFC2021バーチャルコンファランスのセッションで最適化設計を発表する。
 


高速、高帯域動作達成のために研究チームは、広い温度範囲で224Gb/s信号動作する、2km伝送が可能な集中素子(LE)電界吸収型変調器集積分布帰還(EA-DFB)レーザを開発した。この伝送距離は、多くの巨大データセンタの要件を満たしている。
「高帯域と変調特性、例えば消光比との間にはトレードオフがある。われわれは、簡素化されたパッケージング法を利用してEA-DFBの設計を最適化することでそのトレードオフを克服した」とLumentum、データコム製品ラインマネージメントVP、Mike Staskusはコメントしている。


さらに概要を知りたい方は次の記事を見てください。
LFWJのニュース  



光技術や光産業の情報交流フォーラム
エイトラムダフォーラムhttp://www.e-lambdanet.com/8wdm/




コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする