光産業技術動向ブログ OITT

OITTとは、Optoelectronic Industry and Technology Trendの略称です。

東芝モバイルディスプレイ、21型裸眼3Dディスプレイ

2010年04月27日 | 新製品
 東芝モバイルディスプレイは、裸眼で3D表示を楽しめる21型液晶ディスプレイを開発した。5月25日から27日まで米シアトルで開催される「SID 2010」への出展を予定している。

 インテグラルイメージング方式により、裸眼立体視を実現した3D液晶ディススプレイ。インテグラルイメージング方式(光線再生方式)とは、多方向から撮影した映像やそれに相当するCGデータを見る角度に応じて表示。画面前面に特殊なレンズシートを貼ったディスプレイを利用して、自然な立体映像を実現するという技術。

詳しい情報はこちら。
東芝モバイルディスプレイ、21型裸眼3Dディスプレイ -AV Watch

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NTT、1本の光ファイバで69.1Tbpsのデータを240km伝送させることに成功

2010年04月20日 | 光市場
NTTは、1本の光ファイバに、1波長171Gbpsの信号を432波長多重させ69.1Tbpsのデータを240km伝送させることに成功したことを発表した。これまでの光伝送容量の記録は32Tbpsで、今回の同社はその容量を2倍以上更新したこととなる。

送信信号には25GHz間隔で高密度波長多重が実現できる16QAM方式を採用し、受信部には新規デジタル信号処理技術を用いて復調している。

具体的には、送信部では16QAM変調方式と偏波多重方式を組み合わせて、1チャネル(波長)あたり171Gbpsの信号を生成。シンボルレートは 21.4Gbaud(171Gb/sの1/8)で、16QAM信号は変調器の中で強度比が2:1となる2つのQPSK信号を発生させ、それを合波することで生成している。171Gbpsは160Gbs信号(ペイロード)をOTNフレームに収容する場合を想定した速度で、誤り訂正符号と波長多重管理用オーバヘッドバイトが含まれる。25GHz間隔で並べた1527~1620nmの光信号432波を波長多重し、69.1Tbpsの信号にしている。

詳しい情報はこちら。
NTT、1本の光ファイバで69.1Tbpsのデータを240km伝送させることに成功 | エンタープライズ | マイコミジャーナル

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日立など、頭にかぶり脳活動計測できる「光トポグラフィ」開発

2010年04月17日 | 新製品
 日立製作所と日立国際電気エンジニアリング(東京都羽村市)は、頭にかぶり脳活動を計測できる「ウェアラブル光トポグラフィ」を開発した。日常生活における脳活動を計測できる装置の開発は初めてという。小型で携帯でき、無線LANを使うことでリアルタイムに脳の活動を計測できる。大学などの研究機関向けに研究用として7月1日から販売する。販売価格は仕様で異なるが、1台1000万円以下という。

 光トポグラフィー法は弱い近赤外光を頭皮の上から照射し、脳活動で起こる脳内の血液量変化を計測し、画像化する技術。頭皮の上から光を照射するだけなので、頭を傷つけることなく計測できる。

 装置は、頭に装着するヘッドセット、計測の設定や計測結果を保存する携帯制御ボックス、計測結果を解析し表示する計測コントローラーの3点セット。

詳しい情報はこちら。
日立など、頭にかぶり脳活動計測できる「光トポグラフィ」開発:日刊工業新聞

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KDDI、日本~米国間光海底ケーブル「Unity」の運用開始を発表

2010年04月16日 | 企業情報
KDDIは2010年4月1日、Bharti Airtel Limited(インド)、Global Transit(マレーシア)、Google(米国)、Pacnet(香港)およびSingTel(シンガポール)と共同で建設した日本~米国間光海底ケーブル「Unity」の運用を、2010年3月30日より開始したと発表した。

「Unity」は、日本~米国間を直接結ぶ総延長約9620kmの光海底ケーブルである。最新のDWDM技術(Dense Wavelength Division Multiplexing。高密度波長分割多重方式)を利用することにより、最大4.80Tbps(電話回線換算で約75百万回線)までの容量拡張が可能で、急増する日本~米国間のインターネットや大容量化の進む企業間通信等の通信需要に対応する。また、日本においてAPCN2等アジア域の大容量光海底ケーブルとシームレスに接続することによりアジア~米国間の通信需要にも対応し、日本の通信ハブとしての地位向上を目指す。

KDDIは、「Unity」を経由する新ルートを利用して、以下のサービス提供を2010年4月から順次開始していく。

詳しい情報はこちら。
KDDI、日本~米国間光海底ケーブル「Unity」の運用開始を発表 | データセンター完全ガイド

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「すべての人にブロードバンドを」総務省“光の道”構想をどう実現するか

2010年04月15日 | 光市場
 総務省は、 2015年までにすべての世帯でブロードバンドサービスを利用できるようにする「光の道構想」を掲げている。原口一博総務大臣が主宰する政策決定プラットフォーム「グローバル時代におけるICT政策に関するタスクフォース」(ICT タスクフォース)では、5月中旬をめどに基本方針を打ち出すことが求められている。

 この光の道構想について、有識者はどのように考えているのか。慶應義塾大学SFC研究所プラットフォームデザイン・ラボが4月7日に開催したシンポジウム「国家ブロードバンド戦略―“光の道”への道」で議論がなされた。

 参加したのは在米ITジャーナリストの小池良次氏、ソフトバンク社長室長の嶋聡氏、イプシ・マーケティング研究所代表取締役社長の野原佐和子氏、経済ジャーナリストの町田徹氏。このうち、野原氏と町田氏はICT タスクフォースのメンバーを務めている。モデレータは慶應義塾大学大学院政策・メディア研究科准教授の金正勲氏が務めた。

 光の道構想では、(1)NTTの再々編を含むアクセス網整備の方法、(2)ユニバーサルサービスの見直し、(3)規制の見直しを含む、ICT利活用を促進する法案の整備――の3点について、具体的な方法をICT タスクフォースで検討することを求めている。

詳しい情報はこちら。
「すべての人にブロードバンドを」--総務省“光の道”構想をどう実現するか:ニュース - CNET Japan

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NTT再編論議が本格化=光回線敷設会社の分離案も

2010年04月14日 | 光市場
 総務省は、NTTグループの組織再編について本格的な検討に入った。原口一博総務相が「2015年までに国内全世帯でブロードバンドサービスを利用可能にする」との構想を発表し、5月半ばまでに方向性を出すよう、省内の作業部会に求めたことを受けた。同構想実現のためには、光回線で圧倒的なシェアを持つNTTの再編は避けて通れないとの判断があるとみられる。

 これまでの作業部会では、委員から「通信事業者が平等に利用できるNTT設備の卸会社をつくる方がよい」などの意見が出た。検討作業を加速するため、4人の委員からなる専門家チームを設置し、ブロードバンドの整備主体の選定や政府支援の必要性などについて議論する。

詳しい情報はこちら。
時事ドットコム:NTT再編論議が本格化=光回線敷設会社の分離案も

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スマートグリッド:導入へ大規模実験 4カ所で、今年度から5年間

2010年04月13日 | 新現象・新技術
 経済産業省は8日、次世代送電網「スマートグリッド」の実証実験を横浜市など全国4カ所で行うと発表した。各地域の一般家庭や企業を送電網で結び、太陽光発電など再生可能エネルギーの大規模導入を進める。各地域は6月末までに基本計画案を作成し、10年度中に始める。期間は5年間で、総事業費は約1000億円。

 実証実験の地域は横浜市▽北九州市▽愛知県豊田市▽京都、大阪、奈良の3府県にまたがる関西文化学術研究都市の京都エリア。公募に応じた約20カ所の中から、提案内容や実現可能性が高いなどと評価された。都市部や工業地帯などという各地域の特色を実験に反映させ、トヨタ自動車や新日本製鉄など地元企業が協力する。

 横浜市では「みなとみらい」など3地区で計約4000世帯などが参加し、計約2万7000キロワットの太陽光発電などを導入。約2000台の電気自動車と高速充電器なども配備する。国内ではこれまでに沖縄・宮古島で実証実験が始まっているが、次世代交通システムの普及や都市づくりなど社会システムまで含めた大規模な実証実験は今回が初となる。

詳しい情報はこちら。
スマートグリッド:導入へ大規模実験 4カ所で、今年度から5年間 - 毎日jp(毎日新聞)

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家庭用3Dプロジェクターの可能性

2010年04月12日 | 新現象・新技術
 テレビの3D対応に比べると、プロジェクターの 3D対応はとても難しい。「映画館ではちゃんと3D上映やってるじゃないか」という人もいらっしゃるだろうが、劇場用と家庭用では3D対応に関する事情が大きく異なる。

 3Dテレビがこれだけスポットライトを浴びているのに、ソフトの方はというと映画が中心だ。将来的にスポーツやコンサート、ドキュメンタリーの放送などで3D化が期待されている。とはいうものの、最初は手探りの状況。質の高い3D映像は、3D対応のBlu-ray Discとして提供される市販ソフトが当初、中心になっていくだろう。

 そんな背景を察してか、映画マニアの編集担当は「3Dプロジェクターの可能性について書いてください」とのメールしてきた。映画ソフトが中心なら、プロジェクターで見たいというのがマニア心理。もちろん、マジョリティーではないかもしれないが、その気持ちはよく分かる。筆者だって、質の高い家庭向け3Dプロジェクターがあるのなら、年末に向けて導入を検討したいと思うだろう。

詳しい情報はこちら。
本田雅一のTV Style:家庭用3Dプロジェクターの可能性(1) - ITmedia +D LifeStyle

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ギガ8ポート搭載したスイッチ「CentreCOM GS908M V2」

2010年04月02日 | 新製品
 3月23日、アライドテレシスは8つの銅線ギガビットポート(10/100/1000BASE-T)を搭載したインテリジェントスイッチ「CentreCOM GS908M V2」を発表した。SFPスロットを1つ搭載し、別売りのSFPモジュールの挿入により、光ファイバ回線にも対応。

 機能面でもIEEE802.1X/Web/Macアドレス認証をまとめて行える「Tri-Auth」やMACアドレスベースの「ポートセキュリティ」、ユーザーごとにVLANを割り当てる「マルチプルダイナミックVLAN」、ユーザーの誤操作によるループを検知する「ループガード」などを搭載。 Ethernetのリング構成でループ検知や経路切り替えを実現するEPSR(Ethernet Protected Switched Ring)のノードとして接続できる。

詳しい情報はこちら。
ASCII.jp:ギガ8ポート搭載したスイッチ「CentreCOM GS908M V2」

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テクトロら、アナライザとオシロによるコヒーレントPM-QPSK信号観測を実現

2010年04月01日 | 企業情報
Tektronixの日本法人である日本テクトロニクスは、同社のオシロスコープ「DPO72004B」と、Optametraのコヒーレント光シグナル・アナライザ「OM4105」「OM4106」を組み合わせたアクイジション・システムにより、コヒーレントPM-QPSK(偏波多重QPSK)信号の観測、測定が可能になったことを発表した。

10Gbpsを超す光伝送レートでは、ファイバの障害によって信号が大きく歪むという問題があった。PM-QPSKとコヒーレント検出方式を用いることで、既存のファイバ・インフラでも高速なデータ・レートが可能になるが、PM-QPSKのテストは難しく、複雑な光変調器/復調器や、4 チャネルの同時リアルタイム信号取込みが必要になるという課題があった。

詳しい情報はこちら。
テクトロら、アナライザとオシロによるコヒーレントPM-QPSK信号観測を実現 | エンタープライズ | マイコミジャーナル

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