日本電信電話株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:島田 明、以下「NTT」)は、世界最大容量1波長あたり1.2テラビット/秒の光伝送を実現するデジタルコヒーレント(※1)信号処理回路および光デバイスを開発しました。
独自に開発したデバイスを用いることで、光信号の変調速度を世界最高速の140ギガボーまで高速化し、従来比1.5倍となる1波長あたり1.2テラビット/秒を実現しています。また、800ギガビット/秒の光伝送距離を2倍以上に拡大することも可能となります。
本成果により、現在広く普及している商用光伝送システム(1チャネルあたり100ギガビット/秒)に比較して、伝送容量は12倍に拡大され、ビットあたりの消費電力は1/10に低減される見込みです。本成果を用いた光伝送システムの高性能化と低消費電力化により、IOWN(※2)構想におけるオールフォトニクス・ネットワークの実現に貢献していきます。
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