光産業技術動向ブログ OITT

OITTとは、Optoelectronic Industry and Technology Trendの略称です。

Laser Focus World Japan11月号デジタル版のご案内

2020年11月25日 | 新サービス

毎月発行されているLaser Focus World Japan デジタル版には最先端光技術や新製品紹介が掲載されています。その一例を紹介します。 


Laser Focus World Japan デジタル版11月号の36~39ページには最新の導波路オプティクスの紹介があります。
集積フォトニクスが現在どこまで来たかを理解する例として、周波数コムの生成の成功のデモンストレーションの良い例があります。周波数コムは、超短光パルスを一連の等間隔連続の光のスペクトルに変換する最新のフォトニクスを示すエレガントな例です。最初はそのような提案は周波数とパワーの両方の複雑な変調が必要であり高価な装置であった。今年早期に米カリフォルニア大サンタバーバラ校のジョン・バワーズ(Jhone Bowers)教授グループがシンプルな構成の導波路フォトニクスで周波数コムの生成に成功した。
これが最新の集積フォトニクスを象徴する例として紹介されている。


さらに概要を知りたい方は次の記事を見てください。
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IOWNでヒトもデジタル化 “私のコピー”が仮想空間で仕事する世界

2020年11月21日 | 新サービス

現在はモノのデジタル化が主流だが、次に来るのはヒト。その掛け合わせによってデジタル化の価値は爆発する――。NTTのIOWN構想では、そんな未来を見据えた挑戦が始まろうとしている。 


2030年代の複数のデジタルツインの物語:縁側で読書を楽しんでいると、サイバー空間にいる“分身”から連絡が入った。任せていた仕事のことで報告があるという。部下のA君、パートナーのB氏との分身同士の打ち合わせが終わり、後は最終合意を残すのみとのこと。では、本人同士の会議の前に、昼食を済ませておこう――。SF好きならずとも、そんな未来を夢見たことがある人は少なくないだろう。
ここでいう分身とは、人が操作するアバターではなく、本人の思考や記憶、感情といった個性を写した“デジタルの双子”だ。あなたのデジタルコピーが同僚のデジタルコピーらと働いてくれるのならば、あなた自身は子供との時間を楽しんだり、大切な家族を介護したり、もちろん遊んでいても成果はあがる。報告を受け、肝心な仕上げの段階で臨場すればいいのだ。
2030年代には、これが夢ではなくなっているかもしれない。NTTが推進するIOWN(アイオン:Innovative Optical & Wireless Network)構想では、まさにこれを現実にするための研究が進められている。
NTTが2019年に打ち出したIOWN構想は、従来とはまったく異なる発想で情報通信インフラを作り直そうとする取り組みである。
構成要素は3つ。ネットワークから端末まで光のまま伝送する「オールフォトニクス・ネットワーク」、ネットワークからクラウドまでレイヤをまたがってICTリソースを最適化する「コグニティブ・ファウンデーション」、そして、この2つをベースに現実世界の双子をデジタル上に構築し、新たなアプリケーション/サービスを創造する「デジタルツインコンピューティング」だ。


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NTT R&Dフォーラム2020 connect 基調講演 NTT澤田社長「IOWNでゲームチェンジ」 光電融合デバイスは2年後

2020年11月20日 | 新サービス

IOWNの目的はゲームチェンジ――。2020年11月17日に開幕したNTT R&Dフォーラム2020 connectの基調講演「Road to IOWN」で、NTTの澤田社長はIOWN構想の意義と実現に向けた取り組みを語った。 


IOWN(アイオン:Innovative Optical & Wireless Network)は、NTTが2019年に打ち出した次世代ネットワーク/コンピューティング構想だ。2030年を目途に、従来とはまったく異なるコンセプトによる情報通信基盤を実現しようとするもので、通信ネットワーク基盤のオール光化、デジタルツインの超高度化などを目指した研究開発が進められている
澤田社長が「ゲームチェンジ」を強調するのは、IOWNの実現を、日本の情報通信産業が国際競争力を備える契機としたいとの思いからだという。国を超えた特許やライセンス等の取引を示す技術貿易収支において、日本は産業全体では2008年から2019年まで黒字を継続しているが、「情報通信はずっとマイナス。海外の技術を入れて日本で利用している」(澤田氏)状態が続いている。
これを変えるには、まさに発想の転換が不可欠だ。新たな発想で情報通信基盤を根本から作り直そうとするIOWN構想は、そのベースとなり得る。「日本としては、次の技術でゲームチェンジを図っていくべき」と澤田氏は話した。
最初が「O-RAN」だ。移動体通信システムのRAN(無線アクセスネットワーク)をオープン化する取り組みで、NTTドコモをはじめとする携帯キャリア、ならびに基地局装置等を提供するベンダーがその推進団体「O-RAN Alliance」を立ち上げている。
次に、IOWNの主要要素の1つである「デジタルツインコンピューティング(DTC)」を体現する「4Dデジタル基盤」も注目される。NTTはこれを様々な産業分野へ提供する計画だ。「街をサイバー空間上に構築して、未来予測などをする。スマートシティの起点として使われていくのではないか。2021年度から実用化していく」。
また、ヒトの身体・心理の精緻な写像を作り、これを基に心身の状態の未来予測などを行う「バイオデジタルツイン」の構想も披露。モノ・コトだけでなくヒトのデジタル化も追求し、医療分野への貢献を目指す方針を示した。


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NTTは、「新型コロナウイルスなどの感染予防技術「Fivery」を開発~光ファイバと集中制御で安全・確実に紫外線を届けます~

2020年11月18日 | 新技術開発

日本電信電話株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:澤田 純、以下「NTT」)は、光ファイバを用いて離れたところにある対象物に紫外線を照射しウイルスを不活化する技術「Fivery(ファイバリー)」の研究開発に着手しました。
 本研究開発では、NTTが通信分野で培ってきた光ファイバ通信技術を活用することにより、現在は紫外線を照射するのが困難な場所にも安全かつ効率的に紫外線を届けるとともに、人の動きに合わせて紫外線の照射パワーを制御するなどの集中制御を行うことで、さまざまな場所・場面での紫外線による感染症予防実現をめざしています。
 


 2020年初頭から新型コロナウイルスが世界規模で猛威を振るい、私たちの社会や生活に多大なる影響を及ぼしています。新型コロナウイルスをはじめとする感染症流行を防ぐ対策として、紫外線を照射することでウイルスを不活化する方法に注目が集まっており、光源を搭載した機器から直接紫外線を照射する製品が使われてはじめています。
 これに対してNTTは、これまで培ってきた光通信技術を活用して、直接紫外線を照射するのが難しい場所・場面にも光ファイバを用いて紫外線を届けウイルスを不活化する技術「Fivery(ファイバリー)」の研究開発に着手しました。
 これまで紫外線照射が困難だった場所やシーンでも効率よく安全に紫外線を届けて照射するとともに、光ファイバの特長を生かした新たな利用シーンを開拓することで、さまざまな場所・場面での感染症予防の実現をめざします。本技術では、光ファイバを用いて伝送した紫外線を対象物に照射することでウイルスを不活化します


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