光産業技術動向ブログ OITT

OITTとは、Optoelectronic Industry and Technology Trendの略称です。

先端技術研究、中国が8割で首位、日本は、1~2位のテーマなし

2018年12月31日 | 新現象・新技術

 日本経済新聞はオランダ学術情報大手エルゼビアと共同で、各国の研究開発力を探るため、世界の研究者が最も注目する先端技術の研究テーマ別ランキングをまとめた。次世代の電気自動車(EV)やロボットなど新産業の要となる電池や新材料などが目立ち、論文数を国別でみると上位30テーマのうち中国が23でトップ。米国の首位は7つにとどまり、ハイテク摩擦の様相を呈する米中の新たな火種になりそうだ。


 調査は2013~18年のエルゼビアが持つ学術誌などの論文データを基に分析した。閲覧数などをもとに論文の注目度を点数化し、研究テーマごとに点数を集計。高得点の30テーマのランキングをまとめた。テーマを約10万に細分化しており、様々な分野にかかわる人工知能(AI)のようなテーマ設定はない。


 調査対象とした論文総数は約1720万件で内訳は中国が約290万件、米国約390万件、日本約77万件だった。



先端技術研究、中国が8割で首位 ハイテク覇権に米警戒 -日本経済新聞
光技術や光産業での情報交流フォーラムエイトラムダフォーラムhttp://www.e-lambdanet.com/8wdm/

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

遅すぎる光回線への不満と10ギガイーサへの期待

2018年12月27日 | 通信市場

 日経XTECHの2018年の「ネットワーク」分野で関心が高かったテーマは「遅すぎる光回線」だった。NTT東西のNGN(次世代ネットワーク)とISP(インターネット接続事業者)をつなぐ網終端装置がボトルネックとなり、最大1Gビット/秒をうたう光回線でも、数十Mビット/秒しかでない、といった不満が一部の利用者から挙がっていた。NTT東西は一定の解決策を示しており、2019年はこの問題が緩和されるかどうかが焦点になりそうだ。


 また、10Gビット/秒で通信できる10ギガビットイーサネット(10GbE)関連の記事もよく読まれた。10GbE対応のNIC(ネットワーク・インターフェース・カード)やスイッチが安くなり、個人でも手の届く価格帯になった。10Gビット/秒のFTTH(ファイバー・トゥ・ザ・ホーム)サービスも始まっている。


2018年アクセスランキング「ネットワーク」-日経XTECH
光技術や光産業での情報交流フォーラムエイトラムダフォーラムhttp://www.e-lambdanet.com/8wdm/

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

マイクロソフト、「Windows Hello」対応の4Kウェブカメラを計画か

2018年12月26日 | 新製品

 Microsoftが、2019年に外付けウェブカメラをリリースするかもしれない。その中には、顔認証機能「Windows Hello」をすべての「Windows 10」搭載PCに拡大することを目的とした製品が含まれるという。


 MicrosoftはWindows 10搭載PCおよびゲーム機「Xbox One」向けに、新しい4Kカメラを開発中だと、「Windows」ウォッチャーのPaul Thurrott氏が報じている。


 このカメラが実現すれば、顔認証機能をすべてのWindows 10搭載PCに初めて提供することになる。Windows Helloの顔認証は現在、Microsoftの「Surface」デバイスなどに内蔵されているウェブカメラでしか利用できない。また、Surfaceブランドとしてリリースされる可能性のあるこのウェブカメラは、Xbox Oneにもかつての「Kinect」のように、カメラに顔をかざせば認証される機能をもたらすという。


マイクロソフト、「Windows Hello」対応の4Kウェブカメラを計画か - CNET Japan

光技術や光産業での情報交流フォーラムエイトラムダフォーラムhttp://www.e-lambdanet.com/8wdm/

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

身近な土地の成り立ちから自然災害リスクを確認。国交省「重ねるハザードマップ」

2018年12月21日 | 新政策

 国土交通省ハザードマップポータルサイトにおいて、洪水浸水想定や土砂災害警戒区域等の表示に、土地分類基本調査の5万分1地形分類図を重ねて確認できるようになった。身のまわりの土地の成り立ちを確認することで自然災害リスクを知り、備えに役立てられるようにすることが狙い。


 「重ねるハザードマップ」は、防災に役立つ様々なリスク情報を1つの地図上に重ねて表示できるマップ。洪水浸水想定、土砂災害警告区域、津波浸水想定、道路防災情報をパネルから選択して表示できる。


 今回変更された「重ねるハザードマップ」により、地形分類図から任意の場所の土地の成り立ちを確認することが可能。台地・段丘、自然堤防、谷底平野、旧河道といった土地の成り立ちを知って平時から備えることにより、避けられる自然災害リスクがあるとしている。


身近な土地の成り立ちから自然災害リスクを確認。国交省「重ねるハザードマップ」 - Impress Watch

光技術や光産業での情報交流フォーラムエイトラムダフォーラムhttp://www.e-lambdanet.com/8wdm/

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

3Dプリントのニセ顔で各社スマホの顔認証をテスト

2018年12月19日 | 新現象・新技術

 近年の最新スマートフォンには顔認証システムが広く搭載される傾向にありますが、いったいどの程度のセキュリティが確保されているのか。米経済メディアのForbesは、3Dプリンタにより作られた偽の頭部により、アップルのiPhone Xおよび主要なAndroidスマートフォン4機種のテストを行いました。


 その結果は、Androidデバイスは4つとも偽の頭部で認証を通してしまったのに対して、iPhone Xは「侵入不可能」だったとのこと。各社の顔認証システムに対するスタンスがうかがえる、興味深い報告となっています。


 同誌の記者は、イギリスのバーミンガムにある印刷業者(3Dプリントサービスも提供している)Backfaceに自分の頭の3Dプリント造形を依頼。50台ものカメラが入ったドームのようなスタジオで撮影し、石膏パウダーによる偽の頭部モデル(以下3Dプリントヘッド)を数日かけて作ってもらったとのこと。


3Dプリントのニセ顔で各社スマホの顔認証をテスト。結果はiPhone Xは「侵入不可能」、Android4機種は全敗 - Engadget 日本版

光技術や光産業での情報交流フォーラムエイトラムダフォーラムhttp://www.e-lambdanet.com/8wdm/

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

「遠隔合奏」が普通になる時代 NETDUETTOと5G

2018年12月18日 | 新現象・新技術

 ヤマハのNETDUETTO(ネットデュエット)が5Gで注目を浴びている。


 NETDUETTOは、遠隔地同士のミュージシャンがその場にいるかのようなライブセッションをできる技術だ。ヤマハの音楽技術とルータをはじめとするネットワーク技術が合体して生まれた。


 発想から10年を経たNETDUETTOが5Gネットワークで次の進化を遂げようとしている。


「遠隔合奏」が普通になる時代 NETDUETTOと5G (1/2) - ITmedia NEWS

光技術や光産業での情報交流フォーラムエイトラムダフォーラムhttp://www.e-lambdanet.com/8wdm/

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

Wi-Fiが途切れる台所でYouTubeがサクサクに、速度は最大7倍へ!

2018年12月17日 | 通信市場

 スマホ、PC、Fire TV StickやChromecastなどの映像表示デバイス、スマートスピーカー、そして体重計……。いずれも我が家でWi-Fi(無線LAN)接続している機器だ。年々台数が増え、当然Wi-Fi親機に求めるスペックも高くなり続けている。


 筆者の悩みは、自宅内のとあるスポット、具体的には“台所”で、どうしてもWi-Fi電波の届きが悪いことだ。これに効きそうなのがメッシュネットワーク対応のWi-Fiルーターなのだが、最近増えていて、我が家にも導入しているIPv6 IPoEのネット回線では使えないことが多かった。ただ、バッファローが10月に発売したAirStation connectの新モデル「WRM-D2133HP」「WEM-1266」なら、比較的リーズナブルに、このハードルを越えられそうだ。


Wi-Fiが途切れる台所でYouTubeがサクサクに、速度は最大7倍へ! IPv6・メッシュ両対応のWi-Fiルーターを試す - INTERNET Watch

光技術や光産業での情報交流フォーラムエイトラムダフォーラムhttp://www.e-lambdanet.com/8wdm/

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

5Gの屋外実験で27Gbpsの大容量通信に成功

2018年12月05日 | 注目の光通信製品

 三菱電機とNTTドコモは2018年11月、5G(第5世代移動通信)の屋外実験を行い、通信距離10mで通信速度27Gビット/秒に成功したと発表した。通信距離が100mでは25Gビット/秒を達成した。今回の実験は、2018年9月に神奈川県鎌倉市で行った。


 三菱電機とNTTドコモは共同で、帯域幅500MHzを用いて通信速度20Gビット/秒を達成するため、16ビーム空間多重を実現する超多素子アンテナシステムを開発し、実験を行ってきた。開発したビーム成形技術は、アナログ回路によりあらかじめ設定したビームを切り替えて、端末の移動に追随することができるという。また、変化する伝播環境を基地局側で測定し、信号を制御することで、ビーム間の干渉を低減させた。これらの技術により、16ビーム空間多重を実現している。


5Gの屋外実験で27Gbpsの大容量通信に成功 - EE Times Japan

光技術や光産業での情報交流フォーラムエイトラムダフォーラムhttp://www.e-lambdanet.com/8wdm/

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

4K放送がキタ! 観た! 録った! ダビングした! そして半分、再生できた!!

2018年12月04日 | 新現象・新技術

 平成最後の電波祭り“新4K/8K衛星放送”がやってきた。既報の通り、12月1日に都内では華やかな開局セレモニーが開催され、午前10時、BS/CS衛星を合わせ計17チャンネルもの高精細放送がスタートした。


 17チャンネル全てを視聴するには、受信設備等の変更が必要になるが、NHK BS4Kと在京民放5局の4Kチャンネルであれば従来のBSアンテナで受信ができるため、比較的、導入のハードルは低い。


 しかも民放5局の4Kチャンネルは無料。今後放送が予定されている番組の中には、配信・パッケージ化されていないものや、パッケージ化されていてもBD/DVD止まりのものも多数ある。おまけに4K放送開始に合わせて、パナソニックとシャープからはBDに4Kがそのままダビングできるレコーダーも発売されるなど、状況的には、AVファンの録画魂に火が付く舞台が整ったといえる。


【レビュー】4K放送がキタ! 観た! 録った! ダビングした! そして半分、再生できた!! - AV Watch

光技術や光産業での情報交流フォーラムエイトラムダフォーラムhttp://www.e-lambdanet.com/8wdm/

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

4Kレグザも音声で操作。LINE Clova操作の対応モデルが東芝やシャープ製品などに拡大

2018年12月03日 | 新現象・新技術

 LINEは、声で家電や家の機器などを操作できるホームIoTサービス「Clova Home」の連携メーカーや対応機器を拡大すると発表しました。同サービスは、同社のスマートスピーカーClovaシリーズと連携し、音声やスマホアプリ上の操作で各種家電機器を操作可能にするもの。


 従来の対応機種はフィリップスのスマート電球「Hue」や、イッツ・コミュニケーションズ製の照明機器やエアコン、テレビ、扇風機の一部でしたが、11月29日にシャープ製の空気清浄機や洗濯機とエアコンが、12月20日には東芝映像ソリューション製テレビ「4Kレグザ」が加わります。


 Clova Homeは、2018年4月9日に提供開始されたホームIoTサービスです。基本的な仕組みとしては、提携サービス企業のインターネットサーバーを経由して、自宅に設置された対応製品をコントロールするための機器「ゲートウェイ」(または「ブリッジ」)に接続。


4Kレグザも音声で操作。LINE Clova操作の対応モデルが東芝やシャープ製品などに拡大 - Engadget 日本版

光技術や光産業での情報交流フォーラムエイトラムダフォーラムhttp://www.e-lambdanet.com/8wdm/

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする