光産業技術動向ブログ OITT

OITTとは、Optoelectronic Industry and Technology Trendの略称です。

上り/下り最大概ね10Gbpsの「フレッツ 光クロス」を4月より提供開始【NTT東西】

2020年02月26日 | 新サービス

  NTT東日本および、NTT西日本は2月18日、これまでの光ブロードバンドサービス「フレッツ 光ネクスト」に加え、通信速度が上り/下り最大概ね10Gbpsの「フレッツ 光クロス」(FTTHアクセスサービス)を4月1日より提供を開始すると発表した。
 昨今、高精細4K・8K映像といった映像コンテンツの高品質化、オンラインゲームやxR(VR,AR,MR)技術を用いた新たな体験の広がり等により、ユーザが大容量データ通信を必要とするサービスをご利用される機会が増加している。また、2020年度からモバイル事業者による第5世代通信(5G)が本格提供されることにより、モバイル通信の高速化が見込まれることに加え、Wi-Fi6の登場による家庭内無線LAN環境についても高速化が見込まれるため、固定通信における通信速度の高速化の要望が増々高まる状況となっている。このような、ユーザからの高速・大容量通信のご要望にお応えすべく、これまでの通信速度最大概ね1Gbpsサービス「フレッツ 光ネクスト」に加え、新たな高速光アクセスサービスとして「フレッツ 光クロス」を提供する。


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コーニング、QualcommTechnologiesの5G専門知識を用いた5Gミリ波屋内ネットワークシステムを発表

2020年02月26日 | 新サービス


 コーニングは2月20日(ニューヨーク州)、Qualcommの子会社であるQualcomm Technologiesと協力して、企業・公共施設向け5Gミリ波(mmWave)インフラシステムの開発に取り組んでいることを発表した。(抄訳は2月26日発表)
 この5Gシステムは、Qualcomm Technologiesの5G・ミリ波技術におけるリーダーシップと、業界実績のあるコーニングのスモールセルに関する専門知識を組み合わせることで、費用を抑えつつ設置しやすい屋内5G対応ネットワークを提供できるように設計されている。

 コーニングのシステムは、オフィス、大学キャンパス、病院、ホテル、ショッピングセンターなどを含む屋内施設において、ミリ波周波数帯での5G NRを提供できる初めてのシステムとなる。この5Gシステムは、コーニングの仮想化RANアーキテクチャを活用することで、設置されたミリ波スモールセルを管理する。
 Qualcomm FSM100xx 5G RANプラットフォームを活用することにより、コーニングは、小型で強力かつ省電力に設計されたミリ波設備を、拡張性を維持しながら、経済的に屋内に設置することが可能な、最先端のミリ波技術を手に入れた。
 コーニングは、Qualcommとの協力関係を通じて、同時ビームフォーミングや高度スケジューリングといった屋内環境に特有な要求をサポートするのに必要な新たな機能が実装できるようになると考えている。
 モバイルオペレーターは、Qualcomm FSM99xx 4G RANプラットフォームをコーニングのLTEエンタープライズRANシステムと組み合わせることで、迅速に5G-NSAサービスを設置できるようになる。


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自動車ライダを実用に近づける モノリシック多チャネルレーザ

2020年02月21日 | 光製品情報


4チャネルレーザと超高速ドライバが、ピークパワー480Wを超える2nsパルスを出力。
 レーザパワーの増加により、3D マップはより多くの物体や背景を一層長い距離からとらえることができる。この点は、ライダメーカーにとって魅力的な特徴である。しかし、アイセーフティが一番の関心事であるので、極短パルスが重要である。高速パルス(1 秒に100 万回以上)でデータポイントが増加し信号品質が向上する。信号対雑音比(SNR)は平方根に比例する、その結果、高速の立上り立ち下がり時間が重要である。先頃、米オスラム社(Osram)とGaNシステムズ社(GaN Sysems)は共同で、チャネルあたり120Wのライダレーザパワーを発売した。これは、4チャネルSMTパッケージで、ピークパワー>480W、約2ns半値全幅(FWHM)パルス、<1ns立上り立ち下がり時間である。

さらなる戦略的提携により、短いパルスが、最適なアイセーフティと熱管理、また十分に高い解像度を可能にする。ライダ技術の長年の障害は、高いピークパワーを維持しながら、レーザ光を短パルスで伝送する能力だった。このハードルは今では克服されたので、その技術は、すべての人にとっての自律走行に一歩近づいた。

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シリコンスピン量子ビットの高速読み出しに成功

2020年02月20日 | イノベーション


理化学研究所(理研) 創発物性科学研究センター 量子機能システム研究グループの野入亮人特別研究員、武田健太研究員、樽茶清悟グループディレクター、東京工業大学 工学院 電気電子系の小寺哲夫准教授の共同研究チームは、シリコン量子ドット[用語1]デバイス中の電子スピン[用語2]の高速読み出しに成功しました。

本研究成果は、高精度制御と将来的な集積性の観点から近年注目を集めている「シリコンスピン量子コンピュータ[用語3]」の実現において、重要な課題となっている、「高速量子ビット[用語4]読み出しが可能な試料設計」に指針を与えるもので、今後の研究開発をより一層加速させると期待できます。
今回、共同研究チームは、高周波反射測定法が適用可能なシリコン量子ドット試料の設計を明らかにし、この技術を用いて電子スピン量子ビットの読み出し時間を従来の10分の1に低減することに成功しました。
本研究は、科学雑誌『Nano Letters』オンライン版(1月16日付:日本時間1月17日)に掲載されました。
[用語1] 量子ドット : 電子を空間的に3次元全ての方向に閉じ込めることで運動を制限し、0次元構造としたもの。その性質から人工原子とも呼ばれ、電子を一つずつ出し入れすることができる。

[用語2] 電子スピン : 電子が右回りまたは左回りに自転する回転の内部自由度のこと。この回転の向きに応じて、通常上向きまたは下向きの矢印で表される。

[用語3] 量子コンピュータ : 量子力学における重ね合わせを利用して、超並列計算を実現するコンピュータ。従来のコンピュータでは天文学的な時間のかかる因数分解の問題などを、数時間で解くことができる量子アルゴリズムが開発されており、超高速計算が可能になると考えられている。

[用語4] 量子ビット : 電子スピンの向きなどに符号化された量子情報の最小単位のこと。通常のデジタル回路では「0もしくは1」の2状態に情報が保持されるのに対し、量子ビットでは「0でありかつ1でもある」状態を任意の割合で組み合わせて表現することができ、これを量子力学的な重ね合わせ状態と呼ぶ。このことを表現するために、通常量子ビットの状態は任意の向きの矢印によって表される。

[用語5] 高周波反射測定法 : ある系に高周波を加え、その反射信号を測定することで、対象の系のインピーダンスを測定する方法。本研究では、高周波共振回路のインピーダンスを測定することで、電荷計の伝導度を高速かつ高精度に測定できる。


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シャープ、8Kカメラの5Gスマホ「AQUOS R5G」

2020年02月18日 | 新製品


シャープは、5G(第5世代移動通信システム)に対応したAndroidスマートフォン「AQUOS R5G」を発表した。今春に大手携帯電話会社が予定する5Gの商用サービス開始に合わせて発売される予定。
☆5G時代に向けた8Kワイドカメラ
 シャープ初の商用5Gスマホとなる「AQUOS R5G」は、8K(7680×4320)というサイズの写真や動画を撮影できる“8Kワイドカメラ”を搭載する。
 5Gの特徴のひとつである「高速・大容量」を活用し、映画など大容量のダウンロードだけではなく、8Kで撮影したデータもクラウドストレージや、SNSなどへアップロードできる。

 8Kワイドカメラで動画を撮影すると、独自開発のAIが被写体の人やペット(犬、猫)を認識し、再生中にズームしてくれる「フォーカス再生」機能も搭載する。注目したい被写体にクローズアップしてくれることで、スマホを構えるだけで撮影した場合でも、より楽しめる内容に仕上げてくれる。被写体が大きく、かつ中心で捉えていると、「フォーカス再生」でズームしてくれるという。
☆主な仕様
 チップセットは、クアルコム製の「Snapdragon 865」(2.8GHz+1.8GHz駆動、オクタコア)、メモリは12GB(DDR5)、ストレージは256GB(UFS3.0+WriteBooster)。OSはAndroid 10で、今後2回のバージョンアップが保証される。大きさは約162×75×8.9mm、重さは約189g。


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量子コンピューティングの未来はどうなる?--商用化目指すさまざまな取り組み

2020年02月13日 | イノベーション

量子技術の開発を加速することを目指した、英国の10年間の国家プロジェクトは、2019年に折り返しを迎えた。これまで、このプロジェクトには、政府や業界から10億ポンド(約1500億円)以上の資金が投じられている。その現状と言えば、量子コンピューティングには多くの可能性があるが、実際にどう使うかというのはまだはっきりしていない。

 米エネルギー省のClaire Cramer氏は、ロンドンで開催された会議で、「量子コンピューティングには多くことが期待されているが、まだ革新的なソリューションは存在しない。現実には、このテクノロジーがどのような影響を及ぼすのか、われわれにはまだ分からない」と述べた。
 もちろん、この5年間が失敗だったわけではない。むしろまったくの逆だ。今では、ハードウェアが開発されたことで、世界中の研究者が実際に量子コンピューティング技術を試すことができるようになった。つまり、量子コンピューターは単なる想像上の存在ではなくなったのだ。デバイスが存在していること自体が重要な成果だと言える。

 実際、1月に開催された「Consumer Electronics Show(CES)」では、IBMが20量子ビットの量子コンピューター「IBM Q System One」について、研究者の間でますます気運が高まっていることをアピールした。

 Q System Oneは、研究チームが未来の問題を解決するために量子コンピューターをどう活用できるかを検討するためのプロトタイプとなっている。
 UKRIは、量子技術を利用して「未来の製品」を開発するスタートアップなどへの「先駆的投資」に、2000万ポンド(約28億円)を投じている。4件のプロジェクトがこの資金の恩恵を受けており、地下の物体を検知する量子センサーや、データの安全性を保つための暗号化ツールなどの、さまざまな技術のプロトタイプを開発している。

 UKRIは現在、業界からの2億500万ポンド(約300億円)の投資と合わせて、新規プロジェクトにさらに1億5300万ポンド(約200億円)を投資しようとしている。UKRIの量子技術担当ディレクターであるRoger McKinlay氏は、組織の将来計画を発表する際、「次に何が来るのかは分からないが、現時点でもっとも興味深い新興技術だと考えられるものを引き続き支援できるようにしていきたい」と語っている。

 量子技術に関する不確定性がすぐに解決されるとは考えにくいが、この領域には今後も注目していく必要があるだろう。


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国内唯一の5G/6G調査研究会が発足! サブスクで市場調査レポートをフル活用

2020年02月12日 | イノベーション

国内では5G時代が幕を開けようとしているが、海外では早くも6Gへの取り組みが始まっている。「5Gでの日本の遅れを取り戻したい」「先行事例を活かして、新たなビジネスを創出したい」──。そうした企業の想いを支えたいと、「5G」「6G」「MaaS」をテーマに、4月から運営を開始するのが、一般社団法人新規事業・新規市場創出研究会だ。
一般社団法人新規事業・新規市場創出研究会は、「5G」「6G」「MaaS」などITのメガトレンドに集中・特化し、会員企業・パートナー企業の新規事業の開発や新規市場の創出を支援する目的から、2020年4月より運営を開始する。

企業や官公庁が立ち上げた研究会が数多くある中で、新規事業・新規市場創出研究会は、独立系市場調査会社のESP総研を母体としている。

海外での最先端技術や先行事例の調査・研究、各種情報の提供・発信、セミナーや情報交換会の開催といった活動を予定しているが、なかでも研究会の大きな特色となっているのが、グローバル性だ。
現在、研究会では新規会員を募集しており、2020年3月31日までなら入会金無料。会員になると、5G/6G関連の調査レポートの割引価格での購入、「5G×未来予測レポート(B1サイズ1枚ポスター)」の無料プレゼント、ESP総研による調査支援など、様々な特典が付いてくる。また、研究会の運営に「サブスクリプションモデル(市場調査レポートのフル活用化)を導入」したのも、大きな話題の1つだ。


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「IOWNはインターネットを超える新インフラ」NTT取締役 川添雄彦氏に聞く

2020年02月12日 | 新技術開発

2030年をめどに実現するとして、NTTが2019年5月から提唱し始めた「IOWN構想」。インテル、ソニーとグローバルな推進団体を作り、インターネットを超える、多様な価値を創出可能なICT基盤を目指している。IOWN構想とその中核をなす「オールフォトニクス・ネットワーク」について、NTT 取締役 研究企画部門長の川添雄彦氏に話を聞いた。
新しいチャレンジが必要な1つとしては、現在のAIのアプローチでは、いずれ限界を迎えると感じていたことがあります。これまでのAIは、どちらかというと人間の能力をデジタル化して、デジタルトランスフォーメーション(DX)に活用していくというアプローチです。しかし、現実世界における人間の能力は、非常に限られたものです。例えば、近年大きな被害をもたらしている異常気象を正確に予測するのに、人間の能力だけではとても足りません。
ですから、今まで以上に高度なICTを実現するためには、抜本的な技術革新を起こさないといけない─。そう考え始めたのがIOWN構想の出発点でした。


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シェフィールド大、抗菌部品を3Dプリント、例えば、ドアノブや玩具など

2020年02月11日 | 新技術開発

シェフィールド大学(University of Sheffield)の研究チームは、一般細菌に耐性がある3Dプリント部品を初めて製造した。これは、病院や介護施設などでMRSAなどの感染の広がりを止めることができ、被害を受けやすい患者の生命を救うことになる。

研究成果は、Scientific Reportsに学際的研究チームが発表した。研究は、3Dプリンティングと銀ベース抗菌化合物を組み合わせて部品を製造したものである。
研究成果は、抗菌化合物の既存の3Dプリンティング材料への組込成功を示している。製造性、部品強度には全く悪影響はなく、適切な条件下では、結果としての部品は、ヒト細胞に有毒となることなく、抗菌特性を証明している。この機能の完全な範囲を調べるために、さらなる研究が進められている。

成果は、医療機器、病院向けの一般部品を含め、幅広い領域に潜在的なアプリケーションがある。例えば、高いレベルで人との接触がある、ドアのハンドル、子どもの玩具、口腔衛生品、モバイル電話ケースなどのコンシューマ製品。これらの分野の各々でさらなるプロジェクトが計画されている。目的は、業界のリーダーと協働して、これらの製品の一部を市場に出すことである。


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ドコモ、アンテナ不要でBS4Kやネット動画が観られる「テレビターミナル02」

2020年02月10日 | 新製品

NTTドコモは、映像配信サービスやBS4K放送を視聴可能なSTB「ドコモテレビターミナル02」を2月13日に全ドコモ取扱店で発売する。直販価格は15,840円。メーカーは住友電気工業。カラーはホワイト。
dTVやdアニメストア、ひかりTV for docomoなどドコモの映像サービスに加え、Disney DELUXEもテレビなどの大画面で楽しめるAndroid TV 9搭載のSTB。ひかりTV for docomoの契約者は、光回線につなぐとアンテナやチューナー不要で、新たにBS4Kデジタル放送も観られる。

なお、利用にはドコモ光などフレッツ回線、インターネット接続サービスの契約、有線LANもしくは無線LANルーター、HDMI端子を搭載したテレビ、dアカウントの設定が必要。



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ネオフォトニクス、ハイパワーSOAと狭線幅レーザをサンプル出荷

2020年02月05日 | 光製品情報

 NeoPhotonics Corporationは、長距離自動車LiDARアプリケーション向けにハイパワーSOAsと狭線幅(NLW) DFBレーザのサンプル出荷を発表した。

ネオフォトニクスのSOAsとNLWレーザは、アイセイフ波長域で動作する。SOAs1550nm波長>24 dBm (>250mW) と1550nm NLW-DFBレーザにより自動車LiDARシステムは、200メート以上を「見る」ことかできるようになり、安全性が大幅に向上する。
「コヒレント技術をベースにしたLiDARアーキテクチャは、ネオフォトニクスが通信とDCIアプリケーション向けに開発した量産、チップスケール技術の利点を利用している。レーザコンポーネントは、社内工場で製造され、当社の高性能、高信頼の先進的なハイブリッドフォトニック集積技術を利用する。これによりシステムインテグレータは、LiDARアプリケーション向けに、コヒレント技術と確立された製造サプライチェーンをすぐに利用できる」とネオフォトニクスチェアマン/CEO、Tim Jenksはコメントしている。


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II-VI、150㎜ GaAs高速データコムVCSELsを光HDMI向けに発売

2020年02月02日 | 光製品情報

 II‐VI Incorporatedは、同社の垂直統合150 ㎜ GaAs技術プラットフォームで高速VCSELs発売を発表した。狙いは、コンシューマエレクトロニクスで光高精細マルチメディアインタフェース(光HDMI)ケーブルの伸び続ける需要に応えること。

テレビとコンピュータディスプレイの高解像度、大型、薄型に向かう成長トレンドが、スクリーンと遠隔の駆動エレクトロニクスを接続する高速データケーブル需要を牽引している。データコムトランシーバ用に開発されたII-VIの高速VCSELsは、現在拡張性のある150 ㎜ GaAsプラットフォームで提供可能になっており、光HDMIケーブルの大量予想需要に応えることができる。

同社レーザデバイスとシステム事業ユニットVP、Dr. Karlheinz Guldenは、「われわれの知る限りでは、II-VIは、内製開発垂直統合150 ㎜ GaAs技術プラットフォームでデータコムVCSELs製造を始めた初めての会社である。既存150 ㎜ GaAs技術プラットフォームの規模の経済を3Dセンシングに利用する当社の能力により、光HDMIケーブル向けのVCSEL市場で当社の競争力は非常に高くなる。当社は引き続き、徐々にこの150 ㎜プラットフォームをより多くのアプリケーションに利用していく。これには、すでにGaAs半導体レーザで提供している市場も含まれる」と話している。


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フォトニック集積回路(PIC)市場、2026年に22億6650万ドル

2020年02月02日 | 光市場

 Zion Market Research (ZMR)のレポートによると、大量の参入者により、世界のフォトニック集積回路(PIC)市場は、熾烈な競争市場の様相を呈している。

PICは、2つ程度の機能を統合し、電子回路と同一空間を占める。さらに、PICは、データキャリアに光を利用する。様々な機能の融合が、InPベースのPICでは、低コストで、単一のチップ上に実現されている。

さらに、光通信ネットワークの膨大なインストールが、この先数年で、PIC市場に新たな成長の道を生み出すと予想されている。フォトニクス技術は、パラダイムシフトであり、ヘルスケア、通信、飲食業に無数のアプリケーションを見いだしている。また、経済が力強い時期と経済危機の時代の両方で、業界の上位プレイヤが適用した注意深く、強力なコスト管理技術が、市場の利益と業界プレイヤの収益の両方に、奏功している。

InPベースのPICsが2026年までに市場シェアに特に貢献
PIC市場動力学は、データ伝送、レーザ信号および通信における膨大なInP需要の影響を受けると予測されている。

2020-2026年にデータセンタセグメントがアプリケーション展望で優位
 スマートフォン人口の増大と帯域増強要求は、世界中のデータセンタで膨大な需要を生み出した。スピードと帯域要求で、データセンタにおける集積フォトニクスの普及増が,予測期間でこのセグメントの成長を一段と押し上げる見込である。

2026年までに北米市場が大きな収益増を獲得する
クラウドコンピューティングと、光ファイバ通信におけるWANの膨大な利用の突出した増加が、予測期間に北米におけるPIC市場で,有利な成長市場を生み出すと予測されている。亜大陸におけるモバイル、ビデオ、クラウドベースソリューションの途方もない利用は、帯域増要求と相俟って、同地域における事業範囲を拡大する。

市場の成長に影響を与える主要プレイヤは、Infinera、Finisar、Intel、Huawei、Cienaである。


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DWDMシステムのコヒレントポート出荷は2024年に130万に

2020年02月02日 | 光市場

 Dell’Oro Groupの調査によると、DWDMシステムのコヒレントポート出荷は2024年に130万に達する見込みである。これらポート出荷の大きなシェアは400 Gbpsで動作する。

Dell’Oro GroupのVP、Jimmy Yuは、「DWDMシステムのコヒレントポート出荷はCAGR 18%で伸びると予測している。この市場をさらに刺激するのは、今年市場に出てきた、すべての新しい、高ボーレートコヒレントラインカードで、これによりこの先、何年も成長が続く。容量出荷ベースでは、コヒレントラインカードの最大シェアは、400 Gbps動作、波長速度であると当社は見ている。これは、メトロとロングホールネットワークの両方で、容量、性能、価格の完璧なバランスが取れている」と分析している。

調査のハイライト
・マルチサービス・マルチプレクサとWDMで構成される光トランスポート全体は、2024年までには180億ドル程度に達すると予測されている。
・メトロアプリケーションで、WDMシステムの導入が、次の5年でWDM市場の半分以上を占めると予測されている。


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