光産業技術動向ブログ OITT

OITTとは、Optoelectronic Industry and Technology Trendの略称です。

国内初、ケーブルテレビを活用したオンライン診療の実証実験を福岡と東京で開始【J:COM】

2019年08月27日 | 新サービス


 ジュピターテレコム(以下、J:COM)は、2019年9月より、家庭のテレビを活用した遠隔医療の実証実験を福岡市、東京都足立区、葛飾区、練馬区で実施すると発表した。
 J:COMが開発し患者に提供する遠隔医療システムと、オンライン診療サービス事業者であるインテグリティ・ヘルスケアとMICINが医療機関に提供するシステムを連携させ、テレビ画面での高齢者向け遠隔医療の有用性を検証する。今回のような、ケーブルテレビのインフラを使用し、患者の家庭のテレビ画面でオンライン診療を検証する実証実験は、国内で初めての取り組みとなる。
 J:COMは「約551万世帯が加入するケーブルテレビのインフラを活用して、オンライン診療や健康相談、バイタルデータ管理などを含む総合ヘルスケアサービスの提供を検討し、2021年度の商用化を目指す。将来、J:COM 71局の地域拠点において、スタッフがシステム導入やご利用のサポートを行うことにより、高血圧や糖尿病などの慢性疾患を抱える患者様が、ご家庭でICT機器を使用して健康を管理し、医療機関や薬局へ簡単にアクセスできる仕組みを構築していく予定だ」としている。


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10GbEインタフェース新4Kトライリニアカラーラインスキャンカメラ

2019年08月20日 | 光製品情報


 JAIは、SW-4000TLトライリニアカラーラインスキャンカメラのセカンドバージョンを発表した。新製品の特徴は、オリジナルSW-4000TL-PMCLモデルと同じ4K(4096ピクセル)ライン解像度、同じ66kHzラインレート、24-bit不補間RGB 出力。しかしオリジナルモデルにあるカメラリンクインタフェースの代わりに、SW-4000TL-10GE は、ホストあるいはネットワークがサポートできるどんなスピードにも調整可能な、多様なGigE Visionインタフェース出力を特徴とする。
 オートネゴシエーション技術組込により、カメラは10GBASE-T(10Gbps)からNBASE-T(5 Gbpsと2.5Gbps)あるいは従来の1000BASE-T(1 Gbps出力)まで、自動後方互換性を提供している。これら低速Ethernet標準で視覚アプリケーションを走らせている顧客向けである。これにより、SW-4000TL-10GEは、最も広範なアプリケーションをサポートし、Ethernetの柔軟性を望んでいるが、徐々に高速化したい顧客にとって最適になる。


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5Gの波はゆっくりと来る、2020年も端末の普及は進まず?

2019年08月09日 | 製品の市場動向


 Qualcommが、報道陣やアナリスト向けに5G(第5世代移動通信)のデモを披露したのは2018年12月のことだ。Ericssonの基地局と、Samsung ElectronicsおよびMotorolaの試作版の端末を使用している。Qualcommはこの時、「さまざまなサービスが間もなく始動するため、ほんの数カ月の間に数多くの端末メーカーが携帯端末を出荷するだろう」と述べていた。
 しかし、米国の市場調査会社であるGartnerが最近発表した予測によると、実際には、2019年に出荷されるスマートフォン全体のうち、5G対応の端末はわずか1%にすぎないという。さらに、同社のレポートによれば、2019年の世界スマートフォン出荷台数予測は前年比2.5%減の15億台になるとみられている。Qualcommは2019年7月、同社の四半期業績予測を17億~18億台に下方修正しているが、それをさらに下回る数字となる。
 5Gの潜在市場が巨大なのは明らかだが、その波が本格的に動き始めるのは2020年以降になるとみられる。しかしGartnerの予測では、2020年に入っても、世界スマートフォン販売台数全体のうち、5G対応機種はわずか6%にとどまる見込みだという。

 5Gの波はゆっくりと到来するようだ。

 こうした状況から、2019年中に5Gチップを完成させることをそれほど重要視する必要はないと言える。


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