マイクロソフト(Microsoft)とフェイスブックが共同で、新たな大西洋横断海底ケーブルを敷設することが米国時間26日に明らかになった。
この話題を採り上げたZDNetによると、「MAREA」(「潮」を意味するスペイン語)という名前のこの海底ケーブルは、米バージニアビーチとスペインのビルバオとの約6600kmを結び、8組の光ファイバーケーブルを使って秒速160テラバイト(Tbps)の大容量回線を提供するものになるという。敷設工事の着工は今年8月で、2017年10月に完成予定となっており、完成後はテレフォニカ(Telefonica)傘下の通信インフラ事業者テルシウス(Telxius)が運用を担当することになる。
この話題に触れたBloombergでは、両社による海底ケーブル敷設の狙いについて、マイクロソフトには同社が提供するクラウドベースのサービスに対する需要拡大に応える必要があり、また動画関連の取り組みに力を入れるフェイスブックにも高速回線を確保する必要があるなどとしている。いっぽうZDNetでは、海底ケーブル専用線を敷設することで米国家安全保障局(NSA)による諜報活動を回避できる可能性が示唆されている。
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マイクロソフトとフェイスブック、大西洋横断海底ケーブルの敷設で協力 - WirelessWire News(ワイヤレスワイヤーニュース)
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