米国防高等計画研究局(DARPA)が、通信速度100Gbps、電波の到達距離は最大200kmにもなる新たな通信技術の研究開発に乗り出したという。
ExtremeTechなどが報じたところによると、DARPAが研究に着手したのは「100 Gb/s RF Backbone」(「100G」)と呼ばれる技術。この技術が実現されれば、現在米軍で使われている無線技術に比べて500倍も高速な通信が可能になるという。また通信可能な距離については、地対空で100km以上、空対空で200kmを目標にしているという。
米軍では現在、「Common Data Link」(CDL)という無線通信の仕組みを使って、衛星や飛行機経由で、航空母艦やヘリコプター、前線基地などつないでいるが、この通信速度は最大で約250Mbpsほど。軍事技術の高度情報化にともない、計算処理・通信される情報量も大幅に増えるなか、米軍では光ファイバー回線経由の通信に匹敵する無線通信を実現することで、この問題に対処したい考え。
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通信速度100Gbpsの長距離無線技術、米軍が研究開発に着手 - WirelessWire News(ワイヤレスワイヤーニュース)
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